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タンザニア旅行で気になる観光地の治安・よくある犯罪・危険エリアなどを徹底解説!

タンザニアは、アフリカ大陸でも特に観光地として人気の高い国の一つです。セレンゲティ国立公園での壮大なサファリやキリマンジャロ登山、ザンジバルのエメラルドブルーの海など、多くの魅力的な体験が旅行者を待っています。

しかし、旅を安全に楽しむためには、現地の治安状況を把握しておくことが重要です。この記事では、タンザニアの最新治安情報をお届けします。主要都市の安全性や危険地域、観光中に注意すべきポイント、そして具体的な防犯対策まで詳しく解説しますので、ぜひご参考ください。

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タンザニアの治安の基本情報

タンザニアは比較的安定した治安を保っていますが、一部の地域では渡航に注意が必要です。外務省が発表する危険情報によれば、地域ごとに次のようにリスクレベルが設定されています。

危険レベルと該当エリア

レベル3(渡航は止めてください)
キゴマ州西部などブルンジとの国境付近
この地域では、武装勢力による襲撃や強盗が頻発しており、渡航はどのような目的であれ避けるべきです。

レベル2(不要不急の渡航は止めてください)
ムトワラ州
モザンビークからの武装勢力による越境襲撃のリスクが高いエリアです。国境付近は特に危険とされています。

レベル1(十分注意してください)
インド洋沿岸部(ザンジバルを含む)、タンガニーカ湖岸付近、ルワンダとの国境付近、アルーシャ州
これらの地域ではスリや置き引きといった軽犯罪が発生することがあり、観光中は常に警戒心を持つ必要があります。

旅行前には必ず外務省や大使館の最新情報を確認し、現地でも情報収集を怠らないようにしましょう。正しい知識を持って行動すれば、タンザニアの素晴らしい自然や文化を安全に楽しむことができます。

タンザニアで注意が必要なエリア・スポット

タンザニアには、一部の治安リスクが高い地域や観光客にとって注意が必要なエリアがあります。以下に、特に注意すべき場所とその特徴を挙げました。

アルーシャのセントラルマーケット

アルーシャは観光客が多く訪れる都市で、セントラルマーケット周辺には多彩な商品を扱う露店が立ち並んでいます。昼間は活気がありますが、夕方以降になると人通りが減り、犯罪リスクが高まります。

スリや置き引きだけでなく、強盗被害のリスクもあるため、夜間の外出は避け、特に単独行動は控えましょう。また、現地の人々が突然声をかけてきても、安易に信用せず、冷静に対応することが重要です。

ザンジバル島のダラジャニ

ザンジバル島は、美しい海やスパイス市場で知られる人気観光地です。中でもダラジャニ・マーケットは、多くの観光客が訪れるスポットですが、スリや置き引きが発生しやすいエリアでもあります。

観光客をターゲットにした犯罪者が紛れていることもあるため、貴重品は必ずしっかり管理し、荷物から目を離さないようにしましょう。特に、値段交渉中や写真撮影中は無防備になりがちなので注意が必要です。夜間は近寄らずできるだけ日中に行動することを推奨します。

タンザニア旅行で気を付けるポイント

タンザニアは、自然の美しさやサファリなど、観光地として非常に魅力的な国ですが、治安面ではいくつか注意すべき点もあります。

観光地や都市部では観光客をターゲットにした犯罪が報告されていますが、適切な予防策を講じれば、安全に旅行を楽しむことができます。以下は、観光客が遭遇しやすい犯罪の種類とその対策について、さらに詳しく解説します。

置き引き

タンザニアでは、観光客がよく訪れるレストラン、カフェ、ホテルのロビー、さらには公共の交通機関などで、置き引きが多発しています。観光客がスマホや財布をテーブルに置きっぱなしにしているのを見て、素早く盗まれるケースが目立っています。特に観光地であるダルエスサラームやアルーシャなどでは、混雑する場所でこうした犯罪が発生しやすいです。

置き引きの具体的な手口

テーブルや椅子にかけたバッグ: スマホや財布をバッグに入れず、テーブルや椅子の背もたれに置いたまま放置すると、背後から盗まれる可能性があります。観光地では周囲に目をつけた窃盗犯が近づいてきます。

多人数での犯行: 置き引きは単独で行われることもありますが、複数人でターゲットを囲み、注意を引く隙に盗む場合もあります。例えば、グループで観光地を歩きながら、他のメンバーが騒いでいる隙にバッグを狙うなどの手口です。

予防策

貴重品は身につける: バッグやスマホは、常に手元において目を離さないようにしましょう。バッグは膝の上に置き、座っている場合でも、背もたれや椅子の横に置かないようにしましょう。

防犯バッグを使用: 盗難防止機能が備わったバッグ(例えば、ファスナー付きやロックが付いたもの)を使うのも有効です。

貴重品を見える場所に置いていると、スリや窃盗のターゲットになりやすいです。パスポートや多額の現金はウエストポーチやマネーベルトなど、人目につきにくい場所に隠しましょう。また、バッグは体の前で抱えるようにして、外から盗まれないように注意を払いましょう。

偽警官による詐欺

タンザニアでは、偽の警官を名乗って観光客に近づき、詐欺を働く事件が報告されています。これらの詐欺犯は、警察官として身分証明書を見せかけ、所持品検査や罰金を請求することが多いです。特に観光客が集まる場所やバス停周辺では、このような犯罪が発生しやすいです。

偽警官による詐欺の具体的な手口

身分証の提示を求める: 偽警官が観光客に近づき、「警察官だから身分証を見せろ」と言ってくる場合があります。本物の警官は、必ず制服を着ており、警察手帳を所持しています。疑わしい場合は、警官に警察手帳の提示を求めましょう。

所持品検査の名目で金品を奪う: 警官を名乗る人物が、所持品検査のために金品を渡せと言ってきます。これに応じて金銭を渡してしまう前に、必ずその人物が本物の警官であるかを確認しましょう。

罰金の支払い要求: 偽警官は、交通違反やその他の違反を指摘し、その場で罰金を支払えと言ってきます。このような場合、即時に支払わず、警察署で正式に対応することが重要です。

予防策

警察手帳の確認: 警官を名乗る人物に遭遇した場合、その人物が本物かどうかを確認するため、警察手帳を見せてもらいましょう。また、制服に違和感を感じた場合は、その場で警察署に確認の電話をかけてもらうことができます。

支払いは正規の方法で: 罰金をその場で支払うのではなく、正規の手続きを踏んで支払いを行いましょう。疑わしい場合は、大使館や総領事館に連絡するのも一つの方法です。

観光地では、人ごみの中でスマホを使っていると、ひったくりのターゲットになりやすくなります。道端で立ち止まってスマホを使うことは避け、安全な場所に移動してから使うようにしましょう。特に夜間や混雑した場所では、スマホを目立たせないようにすることが大切です。

タンザニアは魅力的な観光地で多くの観光スポットがありますが、犯罪のリスクを最小限に抑えるためには事前の準備と注意が必要です。貴重品を守り、周囲に気を配り、安全な交通機関を利用することで、安心して旅行を楽しむことができます。

タンザニアでトラブルに遭った際にどうする?

タンザニアで万が一、犯罪の被害に遭った場合は焦らずに落ち着いて手続きを進めて行きましょう。

以下にて犯罪に巻き込まれた際に重要な連絡先などをご紹介いたします。

警察・救急車・消防署

連絡先電話番号
警察192
救急車194
消防車193

上記の電話番号は緊急時の対応を依頼する際の連絡先となりますので、貴重品の紛失・盗難などでポリスレポートなどが欲しい場合には最寄りの警察署にいきましょう。

在タンザニア日本国大使館への相談

万が一、犯罪被害に遭い、さらなるサポートが必要な場合、在タンザニア日本国大使館に連絡することができます。日本大使館では、犯罪に遭った際の手続きや支援を行っており、また、被害を受けた日本人に対する領事サービスも提供しています。

帰国のための渡航書の発給:盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。

現地情報や助言:必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。

在タンザニア日本国大使館

・住所:Plot No. 1018, Ali Hassan Mwinyi Rd, Dar es Salaam
・電話番号:+255-222-115-829

トラブル時の旅行保険の活用

旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。

▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書


その他の対応策

地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。

クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。

海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。

そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。

緊急時の連絡手段としてスマホを活用

スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。

・現地の緊急番号(例:香港は「852」、タイは「191」など)
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先

さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。

GPSで迷子知らず

初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。

オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。

翻訳アプリで言葉の壁を克服

海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。

カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。

情報収集と共有がスムーズ

現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。

特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。

配車アプリで移動もスムーズ

最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。

海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。

モバイル決済で安全な支払いを

最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。

現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。

・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!