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ニューヨークの治安・よくある犯罪・危険エリアなどを徹底解説!|アメリカ旅行

ニューヨークは、世界の金融、文化、観光の中心地であり、多くの人々が憧れる都市です。その一方で、犯罪発生率が高く、一部のエリアでは注意が必要な現実もあります。

この記事では、ニューヨークの治安状況について詳しく解説し、旅行者が安心して観光を楽しむための情報をまとめました。

ニューヨークの治安状況

ニューヨーク市は、マンハッタンクイーンズブルックリンブロンクススタテンアイランドの5つの地区に分かれており、それぞれのエリアで治安状況が異なります。

外務省の海外安全ホームページ(2024年10月現在)によると、アメリカ全土の渡航危険度は「レベル0(安全)」とされています。しかし、ニューヨークでは一部エリアで重暴行や窃盗事件が増加しており、特に地下鉄やバスでのトラブルが頻発しています。観光中も油断せず、安全対策を徹底することが求められます。

危険なエリアや注意すべきポイントをしっかりと頭に入れてニューヨーク旅行を楽しんでください。

ニューヨークで注意すべきエリアと安全対策

ニューヨークは世界中の観光客を魅了する都市ですが、犯罪率が高いエリアも存在します。

安全に旅を楽しむためには、どのエリアに注意が必要かを把握し、行動する際のポイントを知っておくことが大切です。以下では、特に注意すべきエリアごとの特徴と観光エリアでの安全対策を詳しく解説します。

ニューヨーク市内で注意が必要なエリア

ニューヨークは世界中の観光客にとって魅力的な都市ですが、治安が比較的悪いエリアも存在します。観光を楽しむためには、どのエリアが注意を要するのかを知っておくことが重要です。以下では、特に治安に注意すべきエリアごとに特徴と安全対策を詳しくご紹介します。

ブロンクス

ブロンクスは、ニューヨーク市内で最も犯罪率が高い地区の一つとして知られています。特に暴行や強盗といった重大な犯罪が発生しやすいエリアです。

地域によっては、夜間の治安が著しく悪化することもあるため、注意が必要です。観光客が訪れるスポットもありますが、それ以外の地域では、地元住民でも警戒する必要があります。

注意点

昼間でも観光地以外のエリアを散策する際は、周囲の状況をよく観察することが重要です。観光スポットから少し離れるだけで治安が悪化する場所もあるので、知らないエリアには注意を払いましょう。

夜間の移動: 夜になるとさらに治安が悪化するため、特に徒歩での移動は避け、タクシーやライドシェアサービス(Uber、Lyft)を利用することを強くおすすめします。これらのサービスは安全性が高く、治安の悪いエリアを通らないルートを選んでくれる場合が多いです。

公共交通機関の選び方: 地元の人が頻繁に利用する公共交通機関を選び、特に混雑する時間帯を避けることも有効です。夜間や朝早くなど、混んでいる時間帯に移動することが安全です。

ハーレム(マンハッタン北部)

ハーレムは、昼間は文化的な観光スポットが多く、観光に訪れる価値のあるエリアです。アポロシアターや、ハーレムの歴史を感じさせる場所が点在しており、音楽やアートに興味がある人々にとっては必見のスポットです。しかし、夜になると治安が悪化することが多いため、夜間の移動には十分な注意が必要です。

注意点

昼間の観光: 昼間はアポロシアターや地元のレストラン、カフェなどを楽しむことができます。観光地周辺は比較的安全ですが、日没後の移動は控えた方が良いです。

夜間の散策: ハーレムの一部エリアは、夜間になると犯罪が発生しやすいため、夕方以降の散策は避けることが賢明です。路地や人通りの少ない場所に近づかないようにし、常に周囲の状況に気を配りましょう。

大通りの利用: 観光中は、常に人通りの多い大通りを選んで歩くことが大切です。可能であれば、地元のツアーガイドを利用して安全に観光地を巡ることをおすすめします。ガイドは治安の悪い場所やルートを避けて案内してくれるので、安心して観光を楽しむことができます。

クイーンズ南部

クイーンズ南部には、安全な場所も多く存在しますが、一部の地域では強盗や暴行事件が発生することが報告されています。特に観光客が少ないエリアや地元民が多く住んでいる地域では、治安が悪いことがあります。観光地から外れたエリアでは注意が必要です。

注意点

事前情報の確認: 訪問する前に滞在予定エリアの治安情報をよく確認しましょう。オンラインの治安情報や、現地の宿泊施設のスタッフに相談することで、安全なエリアを選びやすくなります。

目的地が不明な場合: 目的地が明確でない場合や初めてのエリアに訪れる場合は、迷わないように事前に地図アプリなどを活用してルートを確認しましょう。無駄に歩き回ることを避け、最短ルートを選ぶことが安全につながります。

夜間の移動: 夜間に移動する際は、できるだけ公共交通機関を利用するか、タクシーライドシェアサービスを選びましょう。徒歩での移動は避け、特に暗くて人通りの少ないエリアを歩くことは危険です。

タイムズスクエア周辺

タイムズスクエアはニューヨークの観光の中心地として有名ですが、多くの観光客が集まる場所であるため、スリや詐欺被害のリスクも高いエリアです。観光客を狙った軽犯罪が多発しており、特に人混みや無防備な状況が危険を招くことがあります。観光地として非常に魅力的ですが、注意を怠らないようにしましょう。

注意点

バッグや貴重品の管理: タイムズスクエアでは、スリに遭うリスクが非常に高いため、バッグは常に体の前で持つことが重要です。貴重品や財布はジップ付きの内ポケットなど、簡単に取り出されない場所に収納しましょう。

詐欺師に注意: チケット売りや募金を装った詐欺師が多いため、声をかけられても対応しないようにしましょう。特に観光名所では、こうした詐欺行為が頻繁に行われています。

ストリートパフォーマンスの注意: タイムズスクエアでは、ストリートパフォーマーや物売りが多く見られますが、彼らとの接触は慎重に行うべきです。写真撮影を依頼してくる場合があるため、その場でのトラブルを避けるためにも、ストリートパフォーマンスを観賞する際は距離を保つことが重要です。

ニューヨークで安全に観光を楽しむためには、各エリアの治安やリスクを把握し、事前に適切な対策を講じることが必要です。治安が悪化しやすいエリアでは、夜間の移動を避ける、ライドシェアサービスを利用する、貴重品の管理を徹底するなど、自己防衛の意識を高めることが大切です。安全に観光を楽しむために、周囲の状況に常に気を配り、信頼できる移動手段を選んで行動しましょう。

マンハッタンの治安について

マンハッタンはニューヨークの中でも最も観光客が多いエリアであり、多くの名所や観光スポットが集まっています。

しかし、観光客が集中するエリアでは、スリや詐欺、暴力事件が発生することもあります。観光中に安全を確保するためには、周囲の状況に敏感であり、事前に治安情報を確認しておくことが非常に重要です。以下では、マンハッタンを中心とした観光エリア別の治安対策と注意点を挙げていきます。

1. 昼間の観光スポット

タイムズスクエア、セントラルパーク、5番街など

ニューヨークの観光名所には多くの人々が集まり、昼間は比較的安全ですが、油断は禁物です。特に、タイムズスクエアや5番街などの混雑したエリアでは、スリが発生しやすいので、貴重品の管理を徹底する必要があります。

また、観光地周辺では観光客を狙った詐欺行為が行われることもあります。例えば、道端で無料の物を配っていたり、不審な商品を販売している人たちが近づいてくることがありますが、こうした人々には近づかない方が良いです。

注意点

・人気観光地は常に混雑しているため、バッグを体の前で持ち、貴重品はポケットに入れないようにしましょう。

・路上で募金活動をしている人や、観光客をターゲットにした商品を販売している人に注意し、声をかけられても無視しましょう。

・計画的に観光地を訪れ、移動中も周囲の状況に注意を払いましょう。

2. 地下鉄の利用

地下鉄はニューヨーカーにとって日常的な移動手段であり、観光客にとっても重要な交通手段です。しかし、地下鉄はその混雑具合からスリや暴力事件が発生しやすい場所でもあります。

安全対策

・混雑する車両では、バッグをしっかり抱えて、貴重品を体から離さないようにします。

・空いている時間帯や、深夜の利用は避け、特に人通りの少ない駅や車両では警戒心を強く持ちましょう。

・電車内で不審な行動をしている人物や、騒がしい集団を見かけた場合は、すぐに車両を変えるか、最寄りの駅で降りて、他の車両に乗り換えると安全です。

注意点

・地下鉄の乗車中は、スマートフォンや財布を取り出して長時間使用しないようにしましょう。視線を他人に向けず、周囲に気を配ることが重要です。

・深夜や閑散時間帯の移動は、特に注意が必要です。必要であれば、タクシーやライドシェアサービス(Uber、Lyft)を利用することを検討しましょう。

3. 夜間の行動

夜のマンハッタンでは、エリアによって治安が悪化することがあります。特に、観光客が少ない場所や裏通りでは犯罪が起こりやすくなるため、夜間に外出する際は十分に警戒する必要があります。

注意点

・夜間は明るく人通りの多い通りを選び、できるだけ人目のある場所を歩くようにしましょう。

・一人で歩くのは避け、複数人で移動することをおすすめします。また、夜間の移動にはタクシーやライドシェアサービスを活用することで、安全を確保できます。

・地元の人々が利用するような裏通りや、人気のないエリアに立ち入らないようにしましょう。特に、夜遅くのセントラルパーク内や、観光地から離れたエリアは避けることをおすすめします。

・移動する前に、事前にルートを確認し、安全な移動手段を選択することが重要です。

観光客ができる主な安全対策

観光地での安全を確保するためには、事前の準備と心構えが重要です。以下に観光客ができる安全対策をまとめました。

1. 持ち物の管理

分散して持ち歩く: 貴重品は一つの場所にまとめず、複数のポケットに分けて持つようにしましょう。財布やパスポートはポケットの前に入れると安全です。

スマートフォンの管理: スマートフォンを長時間手に持ち歩くことは、スリに狙われるリスクを高めます。ポケットに入れて、必要な時だけ取り出すように心掛けましょう。

貴重品の保護: 地元の人々が使っているような目立たないバッグを選ぶことで、観光客として目立つことを避けられます。

2. 計画的な行動

エリア情報の事前調査: 訪問するエリアの治安情報を事前に調べ、特に避けるべきエリアや時間帯を把握しておくことが重要です。夜間や人気のない場所は、なるべく避けるようにしましょう。

移動手段の確保: 夜間や混雑時の移動にはタクシーやライドシェアサービス(Uber、Lyft)を利用することで、安全に目的地に到着できます。歩きや公共交通機関の利用は、混雑や不安を感じる時間帯を避けましょう。

3. 緊急連絡先の把握

万が一のトラブルや事件に巻き込まれた場合、迅速に対応するために緊急連絡先を把握しておくことが大切です。

警察、消防、救急車: 911に電話することで、警察や救急サービスを呼ぶことができます。

日本語通訳サービス: 英語に不安がある場合、「ジャパニーズ・プリーズ」と伝えることで、日本語通訳サービスを利用することができます。

在ニューヨーク日本国総領事館: 緊急時には在ニューヨーク日本国総領事館(212-371-8222)に連絡することもできます。日本人旅行者向けに支援を行っています。

マンハッタンでの観光は素晴らしい経験ですが、安全に楽しむためには事前の準備と慎重な行動が欠かせません。安全対策をしっかりと実行し、快適な旅行を楽しんでください。

在ニューヨーク日本国総領事館への相談

ニューヨークでパスポートの盗難や、その他の被害に遭った場合ですが、ニューヨークの総領事館が窓口となります。

帰国のための渡航書の発給
盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。

現地情報や助言:必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。

▶ 総領事館の連絡先
電話番号:+12123718222
所在地: 299 Park Ave, New York, NY 10171
営業時間:平日9:00~12:00 / 13:00~16:00

手続きの注意点
パスポートの盗難に関しては、再発行の際に証明写真や帰国のための渡航書の発給手数料が必要です。土日は手続きが出来ないのでご注意ください。

項目詳細
名称在ニューヨーク日本国総領事館
所在地299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171, USA
電話番号212-371-8222
ファックス番号212-827-6775
ウェブサイトhttps://www.nyk.diplo.de
開館時間月〜金: 9:00〜17:30(祝日を除く)
領事部の受付時間月〜金: 9:00〜12:00、13:30〜16:30
最寄り駅34th St-Herald Sq(地下鉄)
メールアドレスconsulate@ny.mofa.go.jp

アメリカ旅行の際に緊急時の支援を求める際に役立ちます。

海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。

そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。

緊急時の連絡手段としてスマホを活用

スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。

・現地の緊急番号
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先

さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。

GPSで迷子知らず

初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。

オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。

翻訳アプリで言葉の壁を克服

海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。

カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。

情報収集と共有がスムーズ

現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。

特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。

配車アプリで移動もスムーズ

最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。

海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。

モバイル決済で安全な支払いを

最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。

現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。

・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!