スマホ首って何?
タイで生活をしていても、ほとんどの人がスマホを持っており、カフェや飲食店などでスマホを触っているという姿を見かけると思います。スマホはいつでも、どこでも、色々な事が出来る便利なツールですが、「スマホ首」と呼ばれる症状の人が増えてきている事をご存じでしょうか。
スマホ首とはスマホやタブレット、パソコンなどを使う時に、うつむいた姿勢が続くことにより首が前に出る姿勢が続く事により、肩こりや体調不良が起こるという物です。
スマホ首を放っておくとどうなる?
スマホ首になると、首や肩の凝り、目の疲れなどの症状が出て、慢性的になってくると腰痛や猫背と言った形で影響が出てきます。悪化し続けるとヘルニアになる可能性もあります。
また筋肉が正常に使われない事から首や顔にたるみが生じるなど美容面においても良いことがありません。
どうしてスマホ首になる?
スマホ首は、スマホやタブレット、パソコンを手放せない生活習慣から来るものなので、しっかりと原因を知り気を付ける事で避ける事も可能です。まずはスマホ首の原因を知っておきましょう。
首を傾ける角度
スマホ首はスマホを使う際にうつむく姿勢が続くことが影響しているので、一番重要なのが首の確度です。
人の頭はとても重く首はその頭を支えています。当然ですが、下を向く確度が大きくなるにつれて首への負荷も増えていきます。なるべく下を向く 角度 を軽くすることで首への負荷を軽減することが可能です。
どうしても手に持ってみると角度が角度が下を向きがちになるので、スマホを操作する際は可能な限り目の高さ付近で使うようにしましょう。
前かがみの姿勢
スマホ首と聞くとスマホを使う時の姿勢が原因と思われがちですが、前かがみの姿勢もスマホ首の原因となります。例えば「掃除機をかける時の姿勢」や「赤ちゃんをあやす時の姿勢」「読書の時の姿勢」などその人のライフスタイルによって前かがみになるタイミングなどは違ってくると思います。
生活の中で自分が前かがみになるタイミングなどをしっかりと把握しておきましょう。
他にもスマホ首の原因となることはありますが、基本的には姿勢が原因となので、なるべくうつむく姿勢が続く状態は避けて、うつむく時間が長くなった場合にはストレッチなどでほぐすように意識をしていくと良いでしょう。
スマホ首にならないためには?
スマホ首にならないためにどうすればいいのかというと、難しいことはなく「姿勢に注意する」という事だけです。特にうつむいた首の状態が続かないように意識しましょう。
スマホを見る時の姿勢
スマホを見る時はどうしても首が下を向いてしまいます。手の位置を高くして目線を上げるように意識しても手が疲れたりして徐々に下がっていきます。
意識としては胸を出して首を引く姿勢で目線を落とすようにスマホを見るとうつむかずにスマホが見れるようになると思います。その姿勢になると姿勢も正しくなりスマホ首を予防する姿勢になります。
スマホ以外にも本を読む時もこの姿勢を意識すると良いでしょう。
パソコンで作業をする時の姿勢
パソコンで作業をする時の姿勢ですが、パソコンはスマホと違い置いて使うため、置く場所の高さを調整すると良いでしょう。目安としては背筋を伸ばした状態で目線を少し落とした場所にディスプレイが来るように調整しましょう。逆に高くなりすぎても良くないので、自分の一番良い位置を見極めていくと良いでしょう。
デスクトップPCの場合にはモニターの高さは一般的に良い高さになっていますが、ノートPCはディスプレイが低くなりがちなので要注意です。上記の画像のような姿勢は危険です。
自分がスマホ首かチェックしてみよう!
以下のチェックリストのうち1つでもあれば注意、3つあればスマホ首の可能性が高いです。
姿勢が猫背になっている。 |
上を見上げると首が痛い(違和感がある) |
目が疲れやすい |
1日5時間以上スマホやPCを使っている。 |
スマホ仕様に首回りや肩こりを感じる。 |
目の疲れを感じる。(ドライアイである。) |
睡眠不足になっている。 |
長時間決まった姿勢でうつむいている。 |
対処法としてはスマホ首にならない姿勢を意識して行動することと、血行が良くなるように運動やマッサージをするという方法があります。
さいごに
今回はスマホ首とは何なのかや、改善するにはどうするかをご紹介いしましたが、スマホは生活をするうえで欠かせないツールになっているので利用時間を減らせないという人もいると思います。
正しい姿勢で過ごすことで、スマホ首の症状が出にくくすることが出来るので、普段から正しい姿勢を意識しましょう!