
タイに来て「あ、これ印刷しなきゃ」と焦った経験、ありませんか?
日本ならコンビニに行けばすぐプリントできますが、バンコクのコンビニには基本的にプリンターが置かれていません。書類が必要になるたびに専門の印刷屋を探すのは、地理に不慣れな旅行者や在住者にとって結構なストレスです。
そこで役立つのが、スマホひとつで印刷が完結するサービス「Double A Fast Print」。この記事では、その仕組みと使い方、料金、利用時の注意点をまとめて紹介します。
Double A Fast Printとは?

タイでコピー用紙の定番ブランドとして知られる「Double A」が展開している、スマホアプリ経由のセルフ印刷サービスです。専用アプリからデータを送信し、街なかに設置された専用プリンターで印刷する仕組みで、感覚としては日本のコンビニのネットプリントに近いイメージです。
対応プリンターはタイ全土でおよそ2,000台以上設置されており、バンコク中心部はもちろん、チェンマイやパタヤなど他都市にも展開されています。
設置場所の例
- コンビニ(ファミリーマートなど一部店舗)
- ショッピングモール内の文房具店「B2S」
- 大学周辺のエリア(学生需要が多いため設置台数が多め)
鮮やかな青色の機体が目印なので、モール内を歩いていても比較的見つけやすいはずです。

使い方(5ステップ)
実際に使う流れをご紹介いたします。
① アプリをダウンロード
「App Store」または「Google Play」で「Double A Fast Print」を検索してインストールします。
② アカウント登録
メールアドレス、または Facebook/LINE アカウントで登録できます。名前・生年月日・性別・パスワードを入力すればOK。英語表示にも対応しているので、タイ語がわからなくても操作は難しくありません。
③ 印刷したいファイルを選ぶ
スマホ本体のストレージだけでなく、Google Drive・Dropbox・OneDrive・iCloudなど、クラウド上のファイルにも直接アクセスして印刷対象を選べます。事前にPCからクラウドへアップロードしておけば、スマホへのデータ移行が不要になり便利です。
④ プリンターを選択
アプリ内の「Select Printer」から、現在地に近いプリンターを検索して選択します。目の前にあるプリンターのQRコードをスキャンして選ぶことも可能です。
⑤ 支払い・印刷
クレジットカードなどでキャッシュレス決済し、そのままプリンターから印刷が始まります。小銭を用意する必要がないのも地味に嬉しいポイントです。
料金の目安

- モノクロ印刷:1枚 1.5バーツ〜
- カラー印刷:1枚 7.5バーツ〜
日本の感覚からするとかなり安価です。初回登録時に無料クレジットが付与されるケースもあるようなので、アプリ内の案内も確認してみてください。
利用時の注意点
- 対応用紙はほぼA4のみ:写真プリントなど特殊なサイズ・用途には向いていません。
- 印刷品質にばらつきが出ることも:利用頻度の低いプリンターではインクがかすれるなど、状態が安定しない場合があります。都心部の利用者が多いプリンターの方が比較的安定している傾向にあるようです。
- アプリの地域制限に注意:iPhoneの場合、日本のApp Store経由だとインストールできないことがあります。その際はApp Storeの国・地域設定をタイに切り替えるか、公式サイトからのダウンロードを試してみてください。
- 日本語には非対応:アプリの表示言語は英語・タイ語が中心です。ただし操作自体は直感的なので、身構える必要はありません。
話さずに気軽に印刷できる

バンコクは日本ほど「どこでも気軽に印刷」とはいきませんが、Double A Fast Printを一つ入れておくだけで、急な書類印刷にもスマホだけで対応できます。
ビザ申請書類やPCR検査結果の印刷など、旅行者・在住者を問わず「知っておくと安心」なサービスです。
滞在先の近くに対応プリンターがあるか、渡航前にアプリ内の地図でチェックしておくと、いざという時に慌てずに済みますよ。


