所得税の控除に関して
タイの個人税は所得税のみとなるので、所得税を控除する項目を理解して、税金を抑える事が結構大切です。
まだ何もしていないという人は自分でなのか出来そうな物を開始してみると良いでしょう。
今回はタイの所得税控除の項目手段をご紹介します。
基本的な所得税控除の項目
以下の項目が基本的な所得控除の項目があります。
控除項目 | 控除額または上限 | 条件・備考 |
---|---|---|
本人控除 | 60,000THB | なし |
配偶者控除 | 60,000THB | 配偶者がタイに滞在し収入がない場合のみ適用 |
子供控除 | 1人あたり30,000THB | 未成年または25歳以下で大学に通う子供が対象 |
医療保険控除 | 最大15,000THB | 生命保険控除と合算して最大100,000THBまで |
生命保険控除 | 最大100,000THB | 満期10年以上の保険が対象 配偶者の保険は最大10,000THBまで適用 |
年金保険控除 | 最大200,000THB | 課税所得の15%が上限 RMF・プロビデントファンドと合算して最大500,000THBまで |
プロビデントファンド控除 | 最大500,000THB | – |
LTF控除 | 最大500,000THB | 課税所得の15%が上限 保有期間7年以上が条件 |
RMF控除 | 課税所得の15%が上限 | プロビデントファンド・年金保険控除と併せて最大500,000THBまで |
寄付金控除 | 寄付金の額(特定ジャンルは2倍) 課税所得の10%が上限 | 教育・スポーツ関連への寄付は控除額が2倍適用 |
上記の中で生命保険控除やRMF控除などが投資のようなイメージになるのですが、上限金額の枠が同じ枠の計算されるものやその他にも投資が控除になる項目があるので興味がある方は色々調べてみると良いと思います。
何か控除受けている?
私は、現状はプロビデントファンド控除を上限の15%設定しています。なので、生命保険控除やLTF控除は現在検討しているのです。
最新の情報をチェックしましょう。
控除の条件は頻繁に変わるので、商品購入の前に一度チェックする事をおススメします。タイにいる間にお得に節税して資産保全を行ってみるのはいかがでしょうか。
特に積立型生命保険に関しては、取り扱っている会社に直接問い合わせを行ってみるのが良いでしょう。
銀行系であればアユタヤ銀行の日本語窓口で何かないか確認してみるのが良いでしょう。