
飛行機に乗った後、「喉がイガイガする」「肌がカサつく」と感じたことはありませんか?実は、飛行機の機内は非常に乾燥した環境で、湿度はなんと20%以下になることも。乾燥による体調不良や肌トラブルを防ぐには、正しい乾燥対策が欠かせません。
本記事では、飛行機内での乾燥防止に効果的な「マスク」と「のど飴」の活用法を詳しく解説します。旅行や出張の予定がある方は、ぜひ参考にしてください。
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飛行機の機内が乾燥する理由とは?

飛行機は上空1万メートル以上を飛行するため、外気の湿度はほぼゼロに近くなります。機内に取り込まれる空気も乾燥しているため、機内の湿度は20%前後と、砂漠並みの乾燥状態です。
この乾燥した環境に長時間さらされることで、
・喉が痛くなる
・肌がカサつく
・唇が荒れる
・鼻や目が乾く
といった不快な症状が出やすくなります。
【対策1】マスクで喉・鼻の粘膜を守る
現在はコロナ禍を経て「マスク=感染対策」と捉えられがちですが、機内でのマスクは乾燥対策としても非常に有効です。口や鼻からの水分の蒸発を防ぎ、喉の乾燥を大幅に軽減してくれます。
■ 機内で効果的なマスクの選び方
・保湿タイプのマスク(ウレタン・シルク素材など)
・濡れマスク(使い捨てで加湿効果のあるタイプ)
・密着性の高い立体マスク
マスクを長時間着ける機内では、通気性と保湿性のバランスが取れたマスクが最適です。
【対策2】のど飴でこまめに保湿&唾液分泌を促進
のど飴は、喉を潤すだけでなく、唾液の分泌を促すことで喉粘膜の乾燥や炎症を防ぐ効果があります。機内でのど飴をなめることで、喉のイガイガ感や声枯れを防ぐことができます。
■ 機内におすすめののど飴タイプ
- はちみつやプロポリス配合の保湿タイプ
- シュガーレスで口内がベタつきにくいもの
- 個包装で衛生的に使えるもの
特に長距離フライトでは、定期的にのど飴を摂ることで、喉のコンディションを保つことができます。
飛行機内での乾燥対策を完璧にする5つのコツ

長時間のフライトでは、機内の湿度が20%以下と非常に低いため、肌や喉が乾燥しやすくなります。乾燥は体調不良の原因になることもあるので、しっかりと対策を取っておくことが大切です。ここでは、飛行機内での乾燥を防ぐための5つの具体的なコツをご紹介します。
1. マスクは着用したまま睡眠をとる
機内での睡眠中は、口呼吸になりやすく喉が特に乾燥しがちです。マスクを着用したまま寝ることで、自分の呼気による湿気を保ち、喉や鼻の粘膜の乾燥を防げます。できれば保湿効果のあるマスクや、シルク素材の肌に優しいタイプを選ぶとより快適です。
2. のど飴を1〜2時間おきに舐める
機内の乾いた空気で喉がカサつくのを防ぐために、のど飴をこまめに舐めるのが効果的です。飴を舐めることで唾液の分泌が促進され、喉の潤いをキープできます。メントール入りやはちみつ入りなど、好みに合わせて数種類を用意しておくと便利です。
3. 機内持ち込み手荷物に保湿グッズを入れておく
保湿対策には、リップクリームやフェイスミスト、ハンドクリームなどの保湿アイテムを機内に持ち込むのがマスト。100ml以下の容器に入れておけば、機内持ち込み制限にも対応可能です。乾燥が気になるタイミングでさっと使えるように、座席ポケットやすぐ取り出せるポーチに入れておきましょう。
4. 水分補給をこまめにする(アルコールやカフェインは控える)
体の内側からの水分補給も忘れずに。機内では喉の渇きを感じにくくなりますが、定期的に水を飲むことで全身の乾燥を防ぐことができます。逆にアルコールやカフェインは利尿作用があり、体内の水分を奪ってしまうため控えるのがベター。小さめのペットボトルを持参するか、客室乗務員にこまめにお水をお願いしましょう。
5. 機内の冷気が直撃しない席を選ぶ(窓側より通路側が乾きにくい)
意外と知られていませんが、座席の位置によって乾燥具合は変わります。特に窓側の席は壁から冷気が伝わりやすく、外気に近いため乾燥しやすい傾向があります。少しでも乾燥を避けたいなら、通路側の席を選ぶのがオススメです。また、ブランケットやストールで体を覆って冷気から守るのも有効です。
マスクとのど飴で、飛行機の乾燥をしっかりブロック!

飛行機での乾燥は、放っておくと旅行の出発直後から体調を崩す原因にもなりかねません。しかし、マスクとのど飴という手軽なアイテムでしっかり対策すれば、喉や肌を守り、快適なフライトを楽しむことができます。
次回のフライト前には、忘れずに「マスクとのど飴」を機内持ち込みリストに加えてください。旅行をもっと快適にする第一歩です!
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