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グアテマラ旅行で気になる治安・よくある犯罪・危険エリアなどを徹底解説!

グアテマラは、美しい自然と古代マヤ文明の遺産が魅力の中米の国です。アンティグアのコロニアルな街並み、アティトラン湖の絶景、ティカル遺跡の神秘的な雰囲気など、訪れる人々を魅了するスポットが数多く存在します。しかし、旅行を計画する際に気になるのが「治安」の問題ではないでしょうか。

この記事では、グアテマラ旅行を安全に楽しむために知っておきたい治安情報、よくある犯罪の手口、注意すべき危険エリア、そして被害を防ぐための具体的な対策まで徹底的に解説します。

不安を最小限に抑え、思い出に残る旅を実現するための情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

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グアテマラの治安の基本情報

グアテマラの治安は良くないので旅行に行く際には十分に注意する必要があります。

尚、外務省の危険情報では、全土に「レベル1:十分注意してください」が発出されおり、ソロラ県、イサバル県、サンマルコス県の一部地域は「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」となっているので近寄らない方が良いでしょう。

グアテマラの首都グアテマラシティは日中の行動も注意が必要で、殺人や強盗などの凶悪犯罪が多発している状況なので旅行で行く際には信用出来るガイドを付けるのがおすめです。

麻薬関連の犯罪も多く、旅行するのにはあまり向かない国と言えます。

グアテマラシティの危険エリアと治安対策

グアテマラの首都であるグアテマラシティは、中米の中でも特に犯罪率が高い都市の一つとされています。

特に一部の地区では、犯罪組織「マラス(Maras)」による抗争が頻発しており、観光客や現地住民にとっても非常に危険な状況が続いています。以下に、特に注意すべきエリアや治安対策について詳しく説明します。

グアテマラシティの危険エリア

以下の地区では、強盗や殺人事件が多発しており、特に観光客にとっては危険度が高いため、訪問を避けることを強く推奨します。

第6区(Zona 6)

  • 犯罪率が非常に高く、路上強盗や麻薬関連の犯罪が頻発しています。
  • 観光スポットはほぼなく、地元住民以外が立ち入る理由はほとんどありません。

第7区(Zona 7)

  • 「マラス」グループの抗争が活発なエリアの一つで、発砲事件が発生することもあります。
  • 特に、現地のマーケットや住宅地の周辺では、スリや強盗のリスクが高まります。

第18区(Zona 18)

  • グアテマラシティで最も危険な地域の一つであり、市内の殺人事件の約20%がこのエリアで発生しています。
  • 特にギャング間の抗争が激しく、無差別に巻き込まれるリスクもあります。

第21区(Zona 21)

  • こちらも「マラス」関連の犯罪が多発するエリアで、銃撃事件や誘拐が報告されています。
  • 住民ですら夜間の外出を避けるほどの危険度です。

夜間の外出は要注意

グアテマラシティでは、日没後に治安が急激に悪化するの、20時以降の外出は避けるべきです。

主要な観光地やショッピングエリアであっても、夜間になると人通りが少なくなり、犯罪のリスクが大幅に増します。

外出時のポイント

基本的には外出しない方が良いですが、どうしても外出する必要がある場合には以下のポイントに気を付けましょう。

一人歩きは厳禁!
できる限り複数人で行動し、信頼できる地元の知人やガイドと一緒に移動するのがベストです。

ホテル周辺でも油断禁物。
宿泊先の周辺環境を事前に調査し、危険なエリアと隣接していないかを確認しましょう。

人通りの少ない路地は避ける。
大通りや警察の巡回があるエリアを選んで移動することが重要です。

タクシー利用の注意点

流しのタクシーは絶対に利用しない!
タクシー強盗が頻発しており、流しのタクシーに乗ると、運転手と共犯者による強盗被害に遭う可能性があります。

ホテルが手配するタクシーを利用する。
信頼できるホテルやレストランのスタッフに、正規のタクシーを手配してもらうのが安全です。

配車アプリ(Uberなど)を活用。
Uberは比較的安全とされていますが、ドライバーの評価を必ず確認し、目的地までのルートを事前にチェックすることが重要です

グアテマラシティは、魅力的な文化や歴史を持つ都市ですが、治安面では非常に注意が必要です。特に第6区、第7区、第18区、第21区は危険度が高いため、観光客は決して立ち入らないようにしましょう。また、夜間の外出は極力避け、移動手段にも十分な注意を払うことが重要!

旅行者が被害に遭いやすい犯罪と対策

海外旅行では、旅行者を狙った犯罪が発生することがあります。犯罪の手口を知り、適切な対策を講じることでリスクを減らし、安全に旅行を楽しむことができます。

ここでは、旅行者が遭遇しやすい犯罪の種類と、それぞれの防犯対策について詳しく解説します。

路上強盗

路上での強盗は、旅行者が狙われる犯罪の中でも特に危険なものの一つです。犯人が銃器やナイフを持っているケースもあり、抵抗すると生命の危険にさらされる可能性があります。

対策

人通りの少ない場所や夜間の一人歩きを避ける
夜間は特に狙われやすいため、必要がない限り外出を控えましょう。移動する場合は、信頼できる交通手段を利用し、人の多いエリアを歩くようにしましょう。

貴重品は目立たないように持ち歩く
ブランド物のバッグや時計、高価なアクセサリーなどは犯罪者の目を引きやすいため、できるだけ控えめな装いを心掛けましょう。バッグは体の前で持ち、ファスナーをしっかり閉じてください。

スリ・置き引き

観光地や公共交通機関では、スリや置き引きが頻発しています。巧妙な手口で盗まれることがあるため、常に警戒が必要です。

対策

バッグは体の前で持つ
リュックサックを背負うとスリの標的になりやすいため、混雑している場所ではバッグを前に抱えるか、ショルダーバッグをしっかり抱えましょう。

貴重品は分散して管理
現金やクレジットカード、パスポートを一か所にまとめて持ち歩くのは危険です。分散して携行し、一部はホテルの金庫に預けるなどの工夫をしましょう。

油断しない
人がぶつかってきたり、話しかけられたりした際は、スリの可能性を疑い、持ち物の確認をしましょう。特に子どもやグループで接近してくるケースでは注意が必要です。

ATMでの犯罪

旅行者はATMを利用する機会が多いため、犯罪者の標的になりやすいです。暗証番号を盗み見されたり、現金を引き出した直後に襲われるケースがあります。

【対策】

人目の多い場所のATMを利用
銀行やショッピングモール内など、警備員がいる場所のATMを選ぶようにしましょう。

一度に多額の現金を引き出さない
盗難や強盗に備えて、一度に大金を引き出さず、必要な分だけ小分けにして利用しましょう。

周囲を警戒する
ATMを操作しているときや、お金を受け取った直後は特に注意を払い、不審な人物が周囲にいないか確認しましょう。

グアテマラ旅行で被害に遭ったら

グアテマラ旅行中、どんなに注意を払っていても、犯罪の被害に遭ってしまう可能性はゼロではありません。

万が一の事態に冷静に対応するために、事前に必要な情報を把握しておきましょう。以下では、被害に遭った際に役立つ連絡先や対応手順を詳しくご紹介します。

万が一の際に役立つ主要な連絡先です。旅行中はメモやスマートフォンに保存しておきましょう。

グアテマラでの緊急時に役立つ主要な連絡先を以下の表にまとめました。旅行中は万が一に備えて、これらの番号をメモしておくことをおすすめします。

緊急サービススペイン語表記電話番号
警察Policía Nacional Civil (PNC)110
消防Bomberos122 / 123
救急Ambulancia128
観光警察Policía de Turismo (POLITUR)1500
赤十字Cruz Roja125
緊急総合ダイヤルNúmero de Emergencias911

※「911」はグアテマラの総合緊急番号で、警察・消防・救急すべてに対応しています。ただし、地域によっては直接各機関に連絡した方が迅速な対応を受けられる場合があります。

在グアテマラ日本国大使館への相談

パスポートの盗難や、その他の被害に遭った場合には、在グアテマラ日本国大使館が頼りになります。
総領事館では以下のサポートが受けられます。

帰国のための渡航書の発給:盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。

現地情報や助言:必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。

▶ 在グアテマラ日本国大使館の連絡先
電話番号:+50223827300
所在地:Cdad. de Guatemala 01010
営業時間:平日9:00~12:00 / 13:00~16:00

手続きの注意点
パスポートの盗難に関しては、再発行の際に証明写真や帰国のための渡航書の発給手数料が必要です。現地でトラブルがあった場合には気を付けましょう。

トラブル時の旅行保険の活用

旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。

▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書


その他の対応策

地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。

クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。

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海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。

そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。

緊急時の連絡手段としてスマホを活用

スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。

・現地の緊急番号(例:カナダは「911」、タイは「191」など)
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先

さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。

GPSで迷子知らず

初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。

オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。

翻訳アプリで言葉の壁を克服

海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。

カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。

情報収集と共有がスムーズ

現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。

特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。

配車アプリで移動もスムーズ

最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。

海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。

モバイル決済で安全な支払いを

最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。

現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。

・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!

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