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AppleがiPhoneの純正パーツを来年から提供開始!

AppleがiPhoneの純正パーツを来年から提供開始

Appleが来年早い段階でiPhoneの一部機種の修理用の純正パーツの提供を「個人向け」に提供を開始すると発表しました。

まずはアメリカで提供を開始し、その後他の国にも広げていく方針との事です。
提供されるパーツはiPhone12/13のパーツを提供するとされており、iPhone12や13を購入した人は自分でパーツを購入して修理が出来るようになる。

Appleの純正パーツが手に入るようになったとの事ですが、価格に関しても独立系修理プロバイダプログラムに加入している業者に提供する金額と同等の金額で提供されるとの事でかなりお得に購入できるようになるのは間違いないでしょう。

リペアパーツとリペアマニュアルがセットで提供されているとの事で、自分で修理できる人にとっては嬉しいニュースとなりました。

ただ、リペア業者にとっては意外に影響が大きそうな気がします。

アメリカで主張されてきた「修理する権利」

アメリカではApple製品の修理パーツの提供をめぐって修理する権利を求める流れが強くなってきていましたが、「修理する権利」とは何なのでしょうか?

修理する権利とは?

修理する権利とは、普段使っているすべての機器を利用者がメーカーを通さずに修理を行う権利を指します。

例えば車を買って、10万キロ走って不具合が出れば日本では修理できないなどの理由で廃車するしかないが、国が変わってタイであれば普通に10万キロ以上走っても整備して乗れる状況です。

ディーラーや整備工場によって高額な修理費用が提示され、修理を諦めたり、メーカーからパーツが無いから修理不可と言われれば修理を諦めたりと購入後のサポートはメーカーに全て握られているのが普通で特に違和感を感じる事はないと思います。

この体制に意義を唱えたのが修理をする権利です。

今回、Appleは純正パーツを適正価格で提供することでApple製品を購入したユーザーに対して修理する権利を認めた形となります。

iPhoneの修理は個人でやっても問題ない?

私は趣味でiPhoneの修理を何度かしているので分かりますが、「バッテリー交換」は発火する危険もあるのでかなり危険で、知識がない人がやるにはなかなかハードルが高い作業だとは思います。

また、端子は結構切れやすく、無理に外して切れてしまってパーツの買いなおしという可能性もあり、無理に作業をして基盤側の端子を壊すとどうしようも無くなるなどのトラブルは増えそうな気がします。

ただ、パーツの販売価格次第ではかなりお得に修理出来るようになるので個人的には大歓迎です。

さいごに

バンコクにはサードパーティーのパーツを使ったリペアショップがたくさんありますが、そういったお店でも正規パーツかサードパーティーかを選べるようになったら面白いですね。

パーツが簡単に手に入るようになったら自称iPhone修理のプロがパーツを買ってお小遣い稼ぎをしだしそうな気もするので気を付けましょう。