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タイの乾季は大気汚染に注意!簡単にチェックできるアプリ「Air Visual」!

タイの乾季(11月〜3月)は雨が少なく、比較的過ごしやすいシーズンで、日本の冬のような寒さはなく、観光やゴルフ、街歩きにも最適な時期のため、多くの旅行者や長期滞在者がタイを訪れます。

しかし、この時期にタイで生活する上で気を付けたいのが「PM2.5による大気汚染」です。

特にバンコクやチェンマイでは毎年のようにPM2.5の数値が悪化し、ニュースになることも珍しくありません。

最近ではタイ在住者の間で、空気清浄機やPM2.5対応マスク、AQIチェックアプリが生活必需品になりつつあります。

今回はタイで問題となっているPM2.5について詳しくご紹介します。

PM2.5とは?

PM2.5(微小粒子状物質)とは、大気中に浮遊している直径2.5μm(マイクロメートル)以下の非常に小さな粒子のことです。

1μmは1mmの1000分の1。

髪の毛の太さがおよそ70μm程度と言われているため、PM2.5は髪の毛の約30分の1以下しかありません。

主な成分としては、以下のようなものです。

  • 炭素粒子
  • 硫酸塩
  • 硝酸塩
  • アンモニウム
  • 金属粒子
  • 排気ガス由来物質

粒子が非常に小さいため、鼻毛で防げない、気管支まで到達する、肺の奥まで入り込むという特徴があります。

PM2.5が人体に与える影響

PM2.5は単なる「空気の汚れ」ではありません。

世界保健機関(WHO)も健康への影響を指摘しており、主な影響は以下の通りです。

呼吸器系への影響

咳 / のどの痛み / 気管支炎 / 喘息悪化などがあります。

特に喘息持ちの方や小さなお子さんは注意が必要です。

循環器系への影響

近年では、高血圧や、心疾患、脳卒中リスクとの関連性も指摘されています。

目や鼻への刺激

PM2.5濃度が高い日は、目が痛い、鼻がムズムズする、のどがイガイガするという症状を感じる人も少なくありません。

タイでPM2.5が悪化する原因

タイでは複数の要因が重なってPM2.5が発生しています。

自動車の排気ガス

バンコクは世界有数の渋滞都市です。

朝夕の通勤時間帯には道路がほぼ駐車場状態になることも珍しくありません。

特にディーゼル車や大型トラックからの排気ガスが大気汚染の原因の一つとされています。

工事現場の粉塵

バンコクでは至る所で建設工事が行われています。

  • コンドミニアム建設
  • 鉄道延伸工事
  • 道路工事

上記のような工事による粉塵もPM2.5悪化の要因です。

野焼き・山火事

タイ北部で最も深刻な問題。毎年1月〜4月頃になると、農地の野焼きや森林火災が発生します。

その煙が広範囲に拡散し、チェンマイやチェンライ、メーホンソーンなどでは世界最悪レベルの大気汚染になることもあります。

工場からの排出物

タイには色々な国の工場が建設されており、工業団地もかなりの数があります。

工業地帯周辺では工場からの排出物も問題視されています。

PM2.5は肌荒れの原因にも

PM2.5の影響は呼吸器だけではなく、近年は美容業界でも注目されています。

紫外線や乾燥が肌に悪いことは有名ですが、実はPM2.5も「第3の肌荒れ要因」と言われています。

PM2.5が肌に付着すると、以下のような肌荒れを引き起こすとされています。

  • 肌のバリア機能低下
  • 乾燥
  • シミ
  • くすみ
  • 炎症

タイの乾季は、強い紫外線、乾燥、PM2.5という三重苦のシーズンとも言えるでしょう。

AQIとは?

PM2.5を調べる際によく見るのがAQIです。

AQI(Air Quality Index)は大気汚染指数のことを指します。

AQI状態
0~50良好
51~100普通
101~150敏感な人に影響
151~200健康に悪影響
201~300非常に悪い
301以上危険

AQIが150を超えると健康な人でも影響を受ける可能性があります。バンコクでは乾季になるとAQI100〜200程度になる日も珍しくありません。

チェンマイでは300を超えるケースもあります。

\ AQIとは /

大気汚染をチェックできるアプリ 「Air Visual」

大気汚染を数値化してチェックすることが出来るアプリが「Air Visual」です。
無料アプリで登録も不要なので一度使ってみてください。

IQAir AirVisual | 大気質
IQAir AirVisual | 大気質
開発元:IQAir AG
無料
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  このAir Visualですが、特にタイの空気専用という訳でなく、日本を含む世界の情報を確認する事が出来るので、旅行が決まったら行先の空気の情報をチェックする事も可能です。

Air Visualを実際に使ってみた。

アプリをインストールして、位置情報へのアクセスを許可すると自動で自分の位置情報に基づいた空気の情報を表示してくれます。バンコクの夜の大気汚染の状況をチェックしてみます。

数値が表示されます。AQIという数値が表示されていますが、どのくらいの数値が基準になるのか調べてみました。

指数カテゴリ(健康影響)
0 – 50Good(良い)
51 – 100Moderate(並)
101 – 150Unhealthy for Sensitive Groups(敏感なグループにとっては健康に良くない)
151 – 200Unhealthy(健康に良くない)
201 – 300Very Unhealthy(極めて健康に良くない)
301 – 500Hazardous(危険)

上記の数値を基準としてみると大気汚染の状況は並という事になります。

他の地域の大気汚染の状況もチェックできる

地図という機能で、検索した場所の空気の状況を調べる事も可能です。
これで旅行や出張に行く場合に目的地の空気の状態を調べる事が可能です。

広域の地図で見て大気汚染のひどそうな場所を探してみました。
まずアジアを広めに見てみます。

インド周辺が色が濃いので寄ってみます。

色が濃い場所があるのでそこにズーム!

478という驚異的な数字の場所を発見しました。クリックすると地名が見れます。

インドのBathindaという地名のようです。

この機能で旅先の大気の状態をチェックすることが出来るので旅行前に使う事が出来ます。

リアルタイムの世界の空気が悪いランキングも見れる!

調べた時はインドのデリーが大気汚染ランキング1位になっており、2位がキルギスなどタイは入っていませんでした。

なんとなく、空気が気になった時に気軽に調べられるアプリAir Visualを一度使ってみると大気汚染の状況を見ながら行動を決める基準の一つにできるので良いですね。

乾季は特に大気汚染に注意

雨が降ると空気中を俟っている大気汚染物質が少なくなるので空気が綺麗になるので、タイの雨季も悪くないと思っていますが、これからは雨の少ない乾季になるので大気汚染の数字に気を付けていこうと思います。

そんなに使う頻度は高くないですが、入れておいても損はなしアプリだと思います。