タイの全国放送通信委員会がスパムSMSブロックを指示!
タイの全国放送通信委員会(NBTC)は、すべての携帯通信事業者にすべてのスパムSMSをブロックするようにと命令を出しました。
AISやTrue、Dtac、NT、3BBの代表者に対してキャンブルやポルノなど不正なコンテンツからのWEBサイトからのメッセージを全てブロックするように指示を出したとの事で、今後タイの迷惑SMSは減少していくでしょう。
タイの迷惑SMSについて
タイの迷惑SMSは日本でいうショートメッセージで広告のような物が届き、ポルノサイトやギャンブルサイトなどに誘導するというもので、中には1通受信する毎に1~10バーツ/通程度の料金が発生する物もありました。
今回のこの決定はこれらのスパムSMSに対する苦情がずっと挙がっていた状況にようやく対応した形となります。
怪しいSMSが来たらすぐに停止処理をする
定期的によく分からないSMSが届いているなと思ったら、契約キャリア店頭やコールセンターで迷惑SMSの解約が可能です。タイ語が分かる方であれば携帯電話からUSSDコードを使って停止する事も可能です。1通でも怪しい物が来れば、まずはUSSDコードを使って停止を行ってみましょう。
スパムSMSのデータベース作成と徹底管理
これまで迷惑SMSがなくならなかった背景としてはキャリアにも利用者の利用料により利益があった事や管理が難しいという一面もあったようですが、今後はタイの 携帯通信事業者で共有のブラックリストのデータベースを構築しスパムSMSの送信を管理していく方針との事です。
また、 携帯通信事業者がスパムSMSの送信を見つけた場合、NBTCから厳しい処分として「警告、罰金、ライセンスの一時停止」などの行政処分を行う可能性があるとしており、 携帯通信事業者自身も真剣に取り組まざるを得ない状況になるでしょう。
さいごに
スパムSMSで自社サービスに誘導するメッセージに関しては、SMSでの送信意外にSNSのメッセージで送られてくることもかなり増えてきます。
知らないメッセージなどは無視するようにしましょう。
スパムSMSで料金が発生している場合には、使っているキャリアに相談して迷惑SMSを受信しないようにしましょう。
これをきっかけにタイのスパムSMSが減ると良いですね。