スマホが急にフリーズ(固まる)する症状
生活に欠かせなくなったスマホ。そのためゲームや読書、アプリなど様々な目的で常に触っている問人も多いのではないでしょうか。そんなスマホが急に固まって動かなくなる、所謂フリーズという症状を経験した人が殆どだと思います。
急にフリーズすると、携帯が壊れたと思って焦ってしまうので、事前にフリーズの原因や対処法を知っておくと良いでしょう。
今回はそんな突然来るスマホのフリーズに関してご紹介いたします。
スマホがフリーズ(固まる)する理由
まずはスマホがフリーズする原因から見て行きましょう。
起動しているアプリが多い、使っていないアプリが裏で動いている、RAM不足
スマホを買う時に「RAM」という表記を見たことがあると思いますが、このRAMは簡単に言うとアプリを動かす為のメモリの大きさを表しています。このRAMの容量に対して大きすぎる処理を行おうとすると処理が上手く行かずに端末がフリーズしている状態になります。
アプリを開いて、終了する際はホームに戻るという人も多いと思いますが、その状態の場合アプリは終了されておらずバックグラウンドで待機している状態でRAMを利用しています。そのアプリの数が増えると知らない内にRAMを圧迫してしまうのです。
基本的にはこのRAMの圧迫がフリーズの原因なので、対処方法に関してはそこまで難しくありません。
フリーズしにくいようにスマホの状態を保つ
立ち上がったアプリを確認、終了する方法を知る事で裏側でずっとアプリが動き続けるという事がなくなります。上記のような形で一度開いたアプリ達がずっと裏側で待機してくれています。
機種ごとの裏側で待機しているアプリの確認方法をご紹介いたします。
iPhone
■ホームボタンがあるiPhone
ホームボタンがある機種はホームボタンを2回連続でタップ。
終了したいアプリを上にスワイプする事で終了できます。
■ホームボタンが無いiPhone
ホームボタンが無いiPhoneの場合には画面最下部から上部に向けてスワイプし中央辺りで止める。
※iPhoneの最下部から中央までをしっかり指でなぞるイメージです。
終了したいアプリを上にスワイプする事で終了できます。
Android
Androidは機種によって確認方法が異なりますが、上記の画像のようなアイコンをタップする事で裏側で待機しているアプリを確認する事が可能です。
上下・もしくは左右にスワイプする事でアプリを終了する事が出来ます。
各機種毎に操作方法が異なるので、自分の端末の操作方法をチェックしておくようにしましょう。
端末がフリーズしてしまったら
端末がフリーズすると、全く操作もできず、電源すらオフに出来ない状態になる事があります。残っているバッテリーが無くなるまで放置するという事も可能ではありますが、その間スマホが使えなくなるので現実的ではありません。
各端末ごとに強制的に終了、もしくは再起動を行う操作方法があるので、その方法を使うと良いでしょう。
iPhoneの場合
■iPhone X、iPhone XS、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 12の場合
音量を上げるボタンを1度押し、音量を下げるボタンを1度押す、そして再度ボタンを押した状態でAppleのロゴが表示されたらサイドボタンを離す。
■iPhone 8、iPhone SE(第2世代)の場合
音量を上げるボタンを1度押し、音量を下げるボタンを1度押す、そして再度ボタンを押した状態でAppleのロゴが表示されたらサイドボタンを離す。
■iPhone7の場合
音量を下げるボタンと電源ボタン(スリープボタン)の2つを同時に両方を押さえて長押し、Appleのロゴが表示されたら両方のボタンを離す。
Androidの場合
Androidは機種やメーカーによって強制再起動の方法が異なります。一部機種の強制再起動の方法をご紹介いたします。
■Galaxyの場合
「電源ボタン」と「音量 Down ボタン」を同時に 7 秒以上長押しで再起動スタート。
■Xperiaの場合
「電源ボタン」と「音量 Up ボタン」を同時に 10 秒以上長押しで再起動スタート。
上記のようにボリュームのUPかDownかの違いはありますが、電源+音量ボタンで強制再起動を行う事が出来ますので是非試してみてください。
頻発する場合には機種変更も
上記の方法で発生しにくいようにしたり、発生した際の対処も可能ですが、頻繁にフリーズするという場合には機種変更を検討する事をお勧めします。
アプリやサービスは最新端末のスペックに合わせてどんどんバージョンアップしていくので、3年も経つとだんだんスマートフォンのスペックがついていけなくなります。
2021年は5G対応の廉価スマートフォンもどんどん出てきているので、この機会に機種変更しましょう!
さいごに
スマートフォンは以前と比べると、故障は減ってきているように感じています。
故障の原因としては、液晶破損とバッテリー消耗が多いようで、バッテリーは使い方にもよりますが3年経つとパフォーマンスがかなり落ちてしまいます。
定期的に機種変更とメンテナンスと行って、長く使えるようにしましょう!