最近は1万バーツ以下の5G対応スマホもかなり増えてきていますが、サムスンの5G対応ミドルレンジスマホとして販売している「Galaxy A33 5G」が、この価格帯で「防水・防塵」が付いているという事でスマホの水のトラブルが多いタイにピッタリな1台になっています。
「Galaxy A」シリーズはサムスンが出しているミドルレンジモデルのシリーズですが、様々なラインナップが販売されています。5Gに対応しているモデルだけでも「A22/A32/A33/A42/A52/A53/A71/A73」とかなりの種類がありどれにしようか悩むという人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなGalaxy Aシリーズの中で、最もコスパが良さそうな「Samsung Galaxy A33 5G」をご紹介します。
スマホの機種変更を検討している人は是非、参考にしてみてください。
Samsung Galaxy A33 5G 基本スペック
まずは簡単にSamsung Galaxy A33 5Gのスペックをご紹介いたします。
■ プロセッサとオペレーティングシステム
CPU タイプ | Exynos 1280 |
CPU コア | Octa-core 2.4GHz |
CPU 速度 | 2GHz |
オペレーディングシステム | Android |
Galaxy A33 5GのCPUはExynos 1280が採用されており、コア数やスピードも1万バーツとしては悪くないと思います。Android12を搭載しています。
街中で売られている金額を何カ所か見てみてみましたが、は8GB/128GBのモデルで「9999THB(税込)」で販売しているお店が多かったです。
■液晶とカメラ
液晶サイズ | 6.4″ |
液晶の解像度 | 1080 x 2400 pixels |
液晶のタイプ | Super AMOLED FHD+ |
メインカメラ | 48.0 MP + 8.0 MP + 5.0 MP + 2.0 MP |
フロントカメラ | 13.0MP |
液晶に関しては特筆すべき点はなく、カメラもメインが4800万画素に800万画素の広角レンズ、500万画素のマクロレンズ、200万画素の深度測定レンズが付いており、実機を触ってみましたが綺麗に撮影出来ました。また、フロントカメラも1300万画素なので、WEB会議やビデオ通話の際にも問題なく利用できます。
■ その他ポイント
5G 周波数 | 5G FDD Sub6- |
1(2100),N3(1800),N5(850),N7(2600) | |
N8(900)N20(800),N28(700),N66(AWS-3) | |
5G TDD Sub6- | |
N38(2600),N40(2300),N41(2500),N78(3500) | |
防水・防塵 | IP67 |
バッテリーサイズ | 5,000 mAh |
指紋認証 | 液晶埋め込み |
その他のポイントとしては、5GはSub6も対応、防水防塵(IP67)、5000mAhの大容量バッテリー、指紋認証は液晶で認証とミドルレンジスマホにしては充実したポイントがあります。
特にタイに住んでいるとビーチリゾートやプールに行ったり、突然の豪雨に襲われたりと防水は付いているに越したことないので1万バーツのスマホにこの機能が付いているのは嬉しいです!
簡単にスペックを紹介しましたが、良さげですよね!
LAZADAのSamsung公式ショップでも販売されているのでチェックしてみてください。
このスマホにはIP67の防水・防塵性能が付いていますが、防止防塵の数字の意味についてご存じでしょうか?知らない方もいるかもしれないのでご紹介します。
重量に関しては186gと軽くはないですが、持ちやすいサイズ感で軽く感じました。
お店に行けば展示されている場合が多いので気になる人は手に取ってみてから購入すると良いと思います。
IP67って何?
IP67というと、初めて防水・防塵が付いたiPhoneであるiPhone7シリーズもIP67でした。
このIPとは国際電気標準会議(IEC)が定めている防水・防塵性能で、IPの後の数字が防塵性能、その後ろの数字が防水性能を表しています。
つまりIP67の場合、防塵性能は6等級、防水性能は7等級という事になります。
次にこの防塵6等級と、防水7等級とはどの程度の性能なのかをご紹介します。
かなり簡単に説明すると、「防塵」の等級による性能は以下の通りです。
■「防塵」の等級
0 | 保護なし |
1 | 50mmより大きい固形物に対する保護 |
2 | 12.5mmより大きい固形物に対する保護 |
3 | 2.5mmより大きい固形物に対する保護 |
4 | 1.0mmより大きい固形物に対する保護 |
5 | 防塵|若干粉塵の侵入があっても正常部動く。 |
6 | 耐塵|粉塵を侵入させない |
6等級が最高の等級となり、粉塵がスマホ内部に侵入しない仕組みになっています。
次に防水の等級を見ていきましょう。
■「防水」の等級
0 | 保護なし |
1 | まっすぐ落下してくる水滴による影響を受けない。 |
2 | 15°以内の範囲で落下してくる水滴による影響を受けない。 |
3 | 60°以内の範囲で落下してくる水滴による影響を受けない。 |
4 | 水の飛沫の影響を受けない。 |
5 | 水をかけられても影響を受けない。 |
6 | 水をかけられても影響を受けない。 |
7 | 既定の圧力・時間、水中に浸かっても影響を受けない。 |
8 | 完全密封構造で連続的に水中に置かれるのに適している。 |
簡単に記載すると上記が防水の等級ごとの効果ですが、少し水に落として問題ないのは7等級と8等級だけという事になります。上記には既定の圧力・時間と書いてありますが、具体的に言うと「水深1mの深さに常温で30分沈んでも浸水してこない」という事です。
雨が降ってて来てスマホがぬれたり、スマホに水をかけた程度は問題ないと思いますが、いくら防水と言ってもお風呂やプール、海にはなるべく落とさない方が安全です。
以前、水没した際の対応をご紹介していますが、海やプールにスマホを落とした場合には、すぐに電源を切って対処を行いましょう。
さいごに
1万バーツで買えて、5G対応(Sub6も)、防水・防塵、カメラも悪くない。
という事で、今機種変更するのであればこのスマホを選択肢に入れても良いと思います。
iPhone13が3万バーツを超えているので、「Galaxy A33 5G」を3台買ってもお釣りが来るので、サクサク機種変更したいAndroidユーザーは是非試してみてください。
私も妻の次のスマホはこれが良さそうだなと狙ってます!