今、注目の資格「労働トラブル相談士」
近年は様々な「ハラスメント」を聞くようになり、一部の人たちは生きにくい世の中になったな等と言っていますが、企業には快適な労働環境を築くことが求められています。
労働トラブルが起きない企業はほぼ無く、企業は労働トラブルが発生した際にスピード感を持って、重大なインシデントになる前に対処する必要があります。
しかし、なかなか「迅速な判断」「適切な対処」「再発防止策の精査」などやることが沢山あり、企業側もどうやって進めていくべきなのか難しいと感じています。
労働トラブルが原因の訴訟も増えており、これからの時代は「労働トラブル」解決のプロフェッショナルが企業には必要になってきます。
そこで今回ご紹介したいのが今注目されている資格「労働トラブル相談士」です。
労働トラブル相談士とは何なのでしょうか?
労働トラブル相談士ってどんな資格?
そんな労働トラブルの相談・対処に関する知識が得られるのが労働トラブル相談士です。
ここでは労働トラブル相談士の資格の内容や口コミなどについて解説していきます。
労働トラブル相談士とはいったいどんな資格なのでしょうか?
労働トラブル相談士とはキャリア人材育英協会が運営している資格で、職場で起きる「ハラスメント」や「労働環境」の問題に対して法律の知識を基に解決に導いていく仕事です。
ご存じの方も多いかもしれませんが、日本では2022年4月から、「ハラスメント相談窓口」の設置が義務付けられています。
義務付けられたので、企業は一応設置を進めていくのですが、「ハラスメントに対する相談」を受けて解決に導いていける人材が揃っていない場合が多く、ほぼ機能していないという企業が多いようです。
企業としては、きちんとハラスメント相談窓口を運営していく必要があり、そんな中でハラスメント相談のプロフェッショナルである労働トラブル相談士労働トラブル相談士が注目されているというわけです。
労働トラブル相談士になるにはどうすれば?
今、労働トラブル相談士が注目されているのはお分かりいただけたと思いますが、労働トラブル相談士になるにはどうすれば良いのでしょうか?
まず、労働トラブル相談士には「1級」「2級」「3級」があるのですが、いきなり1級や2級を受験することは出来ません。
まずビジスク認定講座を受講して、「労働トラブル相談士3級」を取得します。
3級に関してはテストが無く、20時間程度の認定講座を受講すればOKで、3級を取得すると2級の受験資格が与えられます。
職場のトラブルを解決するために必要な「労働基準法」や「労働関連法規」、「保険の内容」「労働環境」「労働ルール」などを覚えていく形になります。
まずは簡単に取れる3級を取得しましょう!
また、雇用保険や社会保険など各種保険に関する内容も取り扱います。
労働トラブル相談士認定講座って何?
労働トラブル相談士の認定講座は全30項目を20時間かけて学んでいきます。
この認定講座を受講するだけで、労働トラブル相談士3級の資格が取得でき、受講した後に最終テストを受けて合格すると2級を取得できます。
■認定講座の内容
・授業映像時間…合計約20時間
・視聴回数…期間内無制限
・視聴期間…申込から半年間
申し込みから半年間、無制限で見れるので空いた時間に勉強・資格取得できるのは魅力的です。
講座受講料は50,000円となっております。
なお、最終テストもオンラインで完結するので、会場に行ったり勉強しに行く必要はありません。
これからの社会に必要な資格
企業を評価するには色々な指標がありますが、これからはESG(環境・社会・ガバナンス)の評価基準もかなり重要になってきます。
企業としては、労働トラブル相談士を置くことにより労働環境、従業員満足度などを高めていくことが出来るので、今後積極的に採用していくようになると思います。
何か資格を取得しようかなと考えている人は、比較的簡単に取得でき、役立つ知識が身に付く労働トラブル相談士を是非チェックしてみて下さい