povo、唯一の無料プランが注目!
auが提供しているオンライン専用プラン「povo」の申し込みが急増しており、楽天モバイルが無料終了を発表した週末の申し込み件数が通常時の2.5倍になったとの事です。
これは楽天モバイルが新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」を発表し、既存ユーザーに関しても無料ではなく月額1,078円(税込)になると発表したことが大きいでしょう。
≫ 楽天モバイル Rakuten UN-LIMITここで気になるのがpovoも無料を辞めてしまうのでは?という点ですが、KDDIの髙橋誠代表取締役社長は、「povo 2.0は0円を止めることはないか」と問われ「止める理屈がない」と言っているので急になくなるという事はなさそうです。
今回はそんな注目されているpovoのプランに関して徹底調査してみようと思います。
povoってどんなプラン?
povoはauが提供しているオンライン受付限定の格安パッケージです。
月額の基本料金は0円となっており、自分の必要な物をトッピングしてプランを作っていくようになっています。
トッピングの種類や注意点などを詳細にご紹介していきます。
基本的な料金体系
まずはpovoの基本的な料金体系をご紹介します。
以下の表の通り0円の基本料金にトッピングを付けてプランを作る形になっています。
povo | |
月額基本料金 | 0円 |
データ容量 | 1GB~150GBをトッピング*有料オプション |
通話料金 | 30秒22円 |
上記の通り、月額の基本料金は無料となっており、そこにデータや通話のトッピングをして自分でプランを作っていくような形になっています。
✓トッピングなしの無料が180日続くと回線停止
月額無料と言ってもずっと無料で使えるわけではありません。180日間有料のトッピングが無い状態が続くと回線停止や解約になってしまうとの事です。
データ通信を使いたい時にトッピング!
povoの無料プランでは高速データ通信が行えないので、高速データ通信をトッピングする必要があります。一時帰国の際など日本で使う時だけデータをトッピングするという事も可能です。
データ容量 | 期間 | 金額(税込) |
Unlimited | 24時間 | 330円 |
1GB | 7日間 | 390円 |
3GB | 30日 | 990円 |
20GB | 30日 | 2700円 |
60GB | 90日 | 6,490円 |
150GB | 180日間 | 12,980円 |
上記の通り、一番安い物は24時間無制限で使える330円(税込)のプランとなっています。
次は7日間で1GBというパッケージがあります。
尚、高速データ通信を使い切るとまた128kbpsという速度に制限が行われるとの事です。
128kbpsは通常利用も厳しい速度なので、必要に応じて再度トッピングを行いましょう。
✓一時帰国の際には30日のパッケージが良さそう
一時帰国の際に30日使えるポケットWiFiをレンタルする方も多いと思います、povoの場合には20GBが2,700円のトッピングを付ける事でそのまま使う事が出来ます。
通話もトッピングを用意
通話をよく使うという方向けの通話トッピングも用意されています。
5分以内通話かけ放題と通話かけ放題の2種類が用意されています。
内容 | 期間 | 金額(税込) |
5分以内通話かけ放題 | 1ヵ月 | 550円 |
通話かけ放題 | 1ヵ月 | 1,650円 |
最近はLINEなどの無料のメッセージアプリを使うようになり通話を使う人も増えていると思いますが、5分以内通話かけ放題の550円はかなりお得だと思います。
トッピングしない状態で通話をすると、30秒22円なので通話を普通に電話を使う予定という方は5分以内通話かけ放題を付けた方がお得になりそうです。
povoのその他の特徴
その他のpovoの特徴をご紹介します。
色々な特徴があるので、基本的な情報を押さえておきましょう!
・eSIMに対応
povoのプランは魅力的なプランですが、メインで使うというよりはサブでキープしておきたいという人が多いと思います。
そんな時にeSIM対応のスマホを持っているのであればeSIMでPOVOを契約する事も可能です。
・5Gに対応
povoではauと同じ5Gネットワークを使うことが出来ます。
そのため、他の格安キャリアなどと比べると安定したデータ通信を使うことが出来ます。
そう思うと24時間無制限のデータトッピングがかなりお得に感じますね。
・使えない機能もある
povoはauの通常プランと比べると使えない機能やサービスがいくつかあります。
「キャリアメール」「留守番電話サービス」「家族割」「国際ローミング」などに対応していないので注意が必要です。
特に海外生活の際にpovoを持っていこうと考えている人は現状はpovoは海外利用は出来ないのでご注意ください!海外でのSMS受信等も出来ないと思います。
現在、海外では使えないのでご注意!
このブログを読んでいる人は日本の電話番号を海外赴任の際に持っていく事を検討しているという方も多いと思いますが、2022年5月時点でpovoは国際ローミングを利用出来ないのでご注意ください。
✓ 海外で着信を受けたい
✓ 海外でSMSを使ってサービスの認証をしたい
✓ 海外旅行の際に使いたい
上記のような使い方をしたいと考えている方は注意が必要です。
使えるサービスが良いという方は楽天モバイルが毎月2GB海外で使えるのでそちらの利用を検討してみても良いと思います。
✓ 国際ローミングサービススタートは検討中!
現状povoは国際ローミングサービスが使えませんが、これが使えるようになれば海外でSMSの受信が行えるようになるので、これはサービス開始を待つしかないですね。
povoの口コミをチェック
Twitterでpovoの口コミをチェックしてみました。概ね高評価のようです。
povoに切り替えてみましたが特に不自由なこともなく快適です
— rose-cognac (@rosecognac) May 13, 2022
知らんかったけど今やauのpovoが0円で維持できるってきいてahamoから速攻で買えた
— たこ蔵 (@takozou_san) May 16, 2022
eSIMだと変えようと思って1時間もあれば全手続きおわってるのすごいわ
リモートワークで外で通信なんて普段まずしないので全然OK auwifiとかいうのがそこそこつながるし思ったより快適で、これで0円いいのって感じ
楽天モバイル、自社回線に切り替わったタイミングで自宅が圏外に_(:3 」∠)_povoにしました。快適。
— なっちん2 4y 1y (@nattonatsumeg2) May 14, 2022
Wi-Fiでネットが繋がるけど電話はかけれないし、幼稚園からの電話出れないのは困ったから。
Tweetを見ていると、結構楽天モバイルからpovoに切り替えてという人が多い印象です。
さいごに
今回は楽天モバイルの無料プラン終了に伴って契約者数が急増中のpovoをご紹介しましたが、海外では使えない物の、かなりお得なパッケージだと思いますので、海外赴任時に電話番号保管サービスを使うか悩んだ時に検討してみると良いと思います!