
タイを拠点にアジア各国を旅する際に便利な通信手段として、多くの旅行者から支持を集めているのが AIS SIM2Fly。
これは、タイの大手通信事業者AISが提供する旅行者向けのプリペイドSIMカードで、コストパフォーマンスが高く、アジア諸国を快適に移動しながら利用できる点が魅力です。
今回はSIM2Flyの開封レビューをご紹介します。
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SIM2Flyを開封してみた。
SIM2FlyはタイのキャリアAISが提供しているコスパが最強なアジア周遊SIMカードですが、一時帰国の際に使うタイ在住者も多いのではないでしょうか。
中身はどんな感じになっているのか気になるという方も多いと思いますので、開封して説明書などもチェックしてみました。SIM2Flyって何なの?という方はまずは以下の記事をチェックしてください。
まずはパッケージをチェック!

まずは、パッケージをチェックしていきましょう。
といってもそんなに見る所は無いですが、パッケージ左上に貼られているシールに書かれている10桁の数字が電話番号です。
このSIMに電話をかけるにはどうする?
この電話番号はタイの電話番号なのでタイの番号から掛けるか、日本の電話番号から掛けるかによって発信方法が変わってきます。
タイの電話番号からこの番号に掛ける
書かれている番号をそのままダイヤルすればOKです。
日本の電話番号からこの番号に掛ける
+66を頭につけて先頭の0を取ってダイヤルする。
例) 000-111-2222の場合
+66 001112222
その他は特に見どころも無いので、中身を見てみましょう。
✓海外滞在中は着信も有料なので注意
SIM2Flyはタイの電話番号なのでタイ国内で着信する分には無料ですが、海外で利用する場合には着信にも料金がかかります。事前にチャージしておけば問題ないですが金額も安くないので、どうしても連絡を取りたい場合にはLINEがオススメです。
SIM2Flyの中身をチェック!
ではパッケージを開けて中身を見ていきましょう。といってもそんなに変わったものが入っているわけではありません。

まずは、パッケージにSIMカードが刺さっています。
SIMカードのサイズが大きいですが、3-in-1タイプでNormal/Micro/nanoと3種類のSIMサイズに対応しています。ほとんどの方は一番小さなnanoSIMサイズに外して使うと思います。
SIM上部に書かれている「Quick Guid」もチェックしてみましょう。
Quick Guidに書いてある内容をチェック!
Quick Guideには以下の内容がかかれていました。
1.国際電話の発信方法
+ 国番号 市外局番 電話番号(最初の0を取る)で発信
2.SMSを送信する
+国番号 市外局番 電話番号 で送信
3.ローミングパッケージデータ残量確認
*111*6#で発信
4.残高確認
*121#で発信
5.プリペイドカードを使って残高追加
*120*プリペイドカードのコード#で発信
6.AISコールセンター
+66 2271 9000
上記のとおり色々なコードが書かれていますが、基本的にはアプリで簡単に行える内容なので、SIM2Fly開通後はアプリの設定を行うのがオススメです。
SIMピンも付いていて便利!

多くのスマホがSIMの取出しの際に、小さな穴にピンを差し込んでSIMスロットを取り出すタイプになっていますが、そんな時に必要なのがSIMピンです。
AISのSIM2Flyを購入したところSIMピンとSIMを入れるケースが付いていました。
準備するのが面倒な物なので、これが付いてくるのは結構嬉しいですね。
利用開始も簡単!
利用開始もかなり簡単に行うことが出来るというのがSIM2Flyが人気の理由と言えるでしょう。
パッケージに書かれていた利用方法は以下の通りです。
ショップかアプリで利用者情報登録
街中や空港のAISショップでSIMカードを購入した場合には、店頭でスタッフの方が利用者登録を行ってくれるためこの作業は不要です。
※ECサイトで購入したという方はアプリから利用者登録を行う必要があります。
SIMカードをスマホに入れる
次にSIMカードをスマホに入れます。付属のSIMピンを使えばSIMカードスロットを簡単に取出せるのでそれを使いましょう。SIMカードを入れる際にはSIMカードの向きにご注意ください。
国際ローミングの設定をONにする
国際ローミングの設定方法はスマホによって異なりますので、以下を参考に設定してみてください。
iPhoneの場合
「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミングをONにする」
Androidスマホの場合
「設定」→「無線とネットワーク」の「その他の設定」→「モバイルネットワーク」→「データローミングをONにする」
※Android端末の場合、メーカーによって異なるので似た項目を探してみてください。
※一部のAndroidスマホでは上記の設定意外にAPNの設定が必要になる可能性があります。APNの設定が必要な場合には以下の記事を参考にAISのAPN設定を行ってください。
SIM2Flyはどこの国でも結構快適!
SIM2Flyは短期間で複数の国を訪れる人にとって、1枚のSIMカードで対応できるのは大きな魅力です。データ通信を中心に利用する人にとって、コストを抑えながら快適にインターネットを使用できます。
色々な国で使えるので、国ごとにSIMを購入する手間が省け、時間のロスを防げます。
他のeSIMとの比較
タイを拠点に周遊する場合、AiraloやTRAVeSIMなどのeSIMも選択肢に挙がりますが、SIM2Flyの物理SIMは以下の点で優位性があります:
- 安定した接続:AISの通信網が強力で、途切れにくい。
- 手に入りやすい:タイ国内で至るところで購入可能。
- リーズナブルな価格:初期費用や追加料金が控えめ。
ただし、短期利用でなく長期間の周遊の場合は、eSIMがより便利な場合もあります。目的に応じて選択するとよいでしょう。
SIM2Flyを活用すれば、タイを拠点にアジア各国を快適に旅することができます。コスパの良さと手軽さが魅力のこのSIMカードで、旅の自由度をさらに広げてみてはいかがでしょうか?
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