当ブログ内の記事にはプロモーションを含む場合がございます。

バリ島旅行で気になる観光地の治安・よくある犯罪・危険エリアなどを徹底解説!

豊かな自然とリゾートの雰囲気で多くの観光客を魅了するインドネシア・バリ島。

温暖な気候、穏やかな人々、伝統文化に触れられる魅力的な旅先として、世界中から旅行者が訪れています。しかし、リゾート地としての光の裏側には、一部で治安が懸念されるエリアもあります。旅行中のトラブルを避け、安心してバリ島を楽しむためには、現地の治安情報を知ることが大切です。

本記事では、バリ島の治安に関する総合的な情報をご紹介します。治安が悪い地域、夜間の様子、宿泊におすすめの安全なエリア、観光時の注意点、そして万が一犯罪に巻き込まれたときの対応まで、旅行者にとって知っておきたい情報を網羅しています。旅行の計画時や滞在中にぜひご参考ください!

バリ島の治安の基本情報

バリ島は、インドネシア全土の中でも特に観光地として発展しており、比較的治安が安定しているエリアです。外務省の海外安全ホームページによると、2025年1月現在、インドネシア全土の危険度は以下のように分類されています。

レベル2(不要不急の渡航の中止): 中部パプア州、山岳パプア州
レベル1(十分注意): バリ島を含むその他すべての地域

バリ島の危険度はレベル1とされており、基本的には十分な注意を払えば安心して観光を楽しめます。ただし、夜間や人通りの少ない場所では注意が必要です。

バリ島で気を付けたい治安が悪いエリア

バリ島は比較的安全な観光地とされていますが、観光客が集まるエリアでは、トラブルや犯罪が発生することがあります。

特に観光客を狙ったスリや詐欺、麻薬関連のトラブルなどが報告されているため、以下のエリアごとに注意点を詳しくご紹介します。

クタ(Kuta)

クタはバリ島を代表する観光地で、美しいビーチと活気あるナイトライフで知られています。多くの観光客が訪れる一方で、犯罪も発生しやすいエリアです。特に夜間には観光客を狙った詐欺、スリ、酔っ払いや不審者とのトラブルが報告されています。また、路上での勧誘や怪しい商品を売りつけられるケースも多く、注意が必要です。

注意点

・夜遅くまでナイトクラブやバーに滞在する際は、仲間と一緒に行動し、単独行動を避けましょう。

・荷物や貴重品は肌身離さず持ち歩き、大金を持ち歩かないようにしてください。

・路上での勧誘や過剰に親しげな人には警戒心を持ち、不要なトラブルを避けましょう。

デンパサール(Denpasar)

デンパサールはバリ島の中心都市で、観光地というよりも地元の生活拠点としての役割が大きいエリアです。

混雑した市場や公共交通機関の利用中にスリや置き引きの被害が発生することがあります。また、外国人観光客が目立つ場所では詐欺のターゲットにされることもあります。

注意点

・混雑した市場やバス停では、財布やバッグを前に持ちバッグの口を開けたままにしないでください。
・高価なアクセサリーや時計を身につけることは控え、目立たない服装で行動してください。
・路上での物売りや両替商には慎重に対応し、信用できる店舗を利用しましょう。

レギャン(Legian)

クタの隣に位置するレギャンは、ナイトライフが盛んなエリアで、外国人観光客が多く訪れる場所です。

このエリアでは、麻薬関連のトラブルや詐欺が発生することがあります。特に、見知らぬ人からの誘いに乗ることで、意図せずトラブルに巻き込まれる危険性があります。

注意点

・夜間の外出時には、安全な交通手段を利用し、信頼できるタクシーアプリ(例: GrabやGojek)を活用しましょう。

・路上で麻薬や怪しい商品の購入を持ちかけられても、関わらないようにしてください。違法行為は厳しく取り締まられています。

・ナイトクラブでは過度に酔っぱらわず、飲み物から目を離さないように注意してください。飲み物に薬物を混入されるケースも稀にあります。

バリ島の夜の注意点をご紹介

バリ島は日中は平和で安全な雰囲気が広がっていますが、夜間は一部のエリアで雰囲気が変わり、注意が必要です。特に観光客を狙ったトラブルが発生する可能性があるため、以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。

1. 女性の一人歩きは避ける

夜間に女性が一人で歩くことは非常にリスクが高い行為です。特に人気の少ないエリアやナイトクラブ周辺では、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

・対策グループで行動するか、必ず信頼できる配車アプリ(Grab、Gojekなど)や公式タクシーを利用しましょう。また、送迎を事前に手配しておくと安心です。

2. 人気のない道は避ける

街灯が少ないエリアや人通りの少ない路地は、観光客を狙った犯罪の温床になることがあります。特に強盗や詐欺の被害が報告されています。

対策明るく人通りの多いメインストリートを歩くようにし、地図アプリを活用して安全なルートを確認してください。深夜の徒歩移動は避けましょう。

3. ナイトクラブ周辺での警戒

バリ島はナイトライフが盛んで、特にクタやレギャンには多くのナイトクラブやバーがあります。しかし、これらの場所では飲酒を伴うトラブルが発生しやすいです。酔っ払い同士の喧嘩や、意図せず薬物が絡む問題に巻き込まれることもあります。

対策: 飲み物は自分の目の届く範囲で管理し、過度な飲酒は避けましょう。また、現金や貴重品は最小限にして持ち歩かないように心がけてください。

その他のアドバイス

交通手段
夜間の移動には必ず信頼できる配車アプリやタクシーを利用し、オートバイタクシーは安全性の観点から避けることを推奨します。

現金と貴重品
必要最小限の現金を持ち歩き、高価なアクセサリーはつけないようにしましょう。ホテルのセーフティーボックスを活用してください。

情報収集
滞在中にトラブルを避けるため、現地の最新情報や周辺エリアの治安状況を確認しておくと安心です。

バリ島は世界中から観光客が訪れる人気のリゾート地ですが、安全に楽しむためには事前の準備と適切な行動が必要です。夜間の注意点を守りながら、素晴らしい滞在をお楽しみください。

宿泊におすすめの安全なエリア

バリ島には比較的治安が良好で、観光客が快適に滞在できるエリアがいくつかあります。宿泊場所を選ぶ際には、以下のエリアを検討すると安心です。

1. ヌサドゥア(Nusa Dua)

高級リゾートが集まるエリアで、治安が非常に良く、警備も厳重です。ほとんどのリゾートはプライベートビーチを持ち、静かで安全な環境を提供しています。ファミリー層やカップルに特におすすめの場所です。

・高級ホテルやスパが充実。
・敷地内のセキュリティがしっかりしているため、家族連れでも安心して滞在可能。
・ショッピングやレストランも揃っており、外出せずに楽しむことも可能です。

2. サヌール(Sanur)

落ち着いた雰囲気のエリアで、観光地としては控えめながら、静かで治安の安定した環境が魅力です。ビーチリゾートの雰囲気とローカルな暮らしの風景が共存しており、ゆったりとした時間を過ごすのに最適です。

・ゾートエリアとしては控えめな価格帯の宿泊施設が多い。
・遊歩道が整備されたビーチエリアでは、家族やカップルがリラックスして過ごせる。
・賑やかすぎないため、落ち着いた滞在を求める人に適しています。

3. ウブド(Ubud)

自然豊かなバリ島の内陸部に位置し、文化的な観光地として人気があります。緑豊かなライステラスやヒンドゥー寺院が点在し、ヨガやスパを目的とする観光客も多く訪れます。治安は比較的良好ですが、夜間の田舎道や森は避けるべきです。

・スピリチュアルな雰囲気と自然美を楽しめる。
・多くのオーガニックカフェや健康志向のレストランが点在。
・静かでリラックスできる環境が整っている。

バリ島でトラブルに遭った際にどうする?

バリ島で万が一、犯罪の被害に遭った場合は焦らずに落ち着いて手続きを進めて行きましょう。

以下にて犯罪に巻き込まれた際に重要な連絡先などをご紹介いたします。

警察・救急車・消防署

連絡先電話番号
警察110
救急車119
消防車113

上記の電話番号は緊急時の対応を依頼する際の連絡先となりますので、貴重品の紛失・盗難などでポリスレポートなどが欲しい場合には最寄りの警察署にいきましょう。

在デンパサール日本国総領事館への相談

万が一、犯罪被害に遭い、さらなるサポートが必要な場合、在デンパサール日本国総領事館に連絡することができます。日本国総領事館では、犯罪に遭った際の手続きや支援を行っており、また、被害を受けた日本人に対する領事サービスも提供しています。

帰国のための渡航書の発給:盗難や紛失によりパスポートが手元にない場合、総領事館にて「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。この渡航書は日本への一時帰国に限り有効です。申請には、現地警察の「盗難証明書」が必要になるので、必ず警察署で届け出を行いましょう。

現地情報や助言:必要に応じて、被害後の行動について適切なアドバイスを受けることができます。

在デンパサール日本国総領事館

・住所:Jl. Raya Puputan No.170, Renon, Denpasar Selatan, Kota Denpasar, Bali
・電話番号:+62361227628

トラブル時の旅行保険の活用

旅行保険に加入している場合、被害に遭った際に保険会社に連絡することで、補償やサポートを受けることができます。特に盗難、病気、けがの場合は重要です。保険会社の緊急連絡先番号を事前に控え、英語での説明が難しい場合に備えて、日本語対応が可能かどうかも確認しておきましょう。

▶ 保険請求に必要な書類例
・被害届(警察発行の証明書)
・病院の診断書や領収書(医療補償の場合)
・紛失・盗難物のリストや購入証明書


その他の対応策

地元の友人やツアーガイドに相談
慣れない土地でのトラブルは孤立感を招きがちです。可能であれば地元に住む知人やツアーガイドに状況を相談し、現地でのサポートを受けるのもおすすめです。

クレジットカード会社への連絡
クレジットカードやデビットカードを盗まれた場合は、速やかにカード会社へ連絡して使用停止の手続きを行いましょう。盗難保険が付帯している場合、一定額の補償を受けられる場合もあります。

海外旅行ではスマホが重要!

海外旅行中、思わぬトラブルに遭遇する可能性は誰にでもあります。パスポートや荷物の紛失、体調不良、道に迷ったりと、さまざまなリスクがつきものです。

そんなときに頼りになるのが、手元にあるスマートフォンです。旅行中の安全対策としてスマホを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。

緊急時の連絡手段としてスマホを活用

スマホがあれば、緊急連絡先にすぐに電話やメッセージを送ることができます。事前に以下の情報をスマホに保存しておくと安心です。

・現地の緊急番号(例:香港は「852」、タイは「191」など)
・日本大使館や領事館の連絡先
・旅行保険会社の緊急連絡先

さらに、無料の通話アプリ(例:LINEやWhatsApp)を活用すれば、Wi-Fi環境やモバイル環境さえあれば通信費を抑えつつ迅速な対応が可能です。

GPSで迷子知らず

初めての土地では、迷子になるリスクがあります。スマホの地図アプリ(Google MapsやApple Mapsなど)を活用すれば、現在地の確認や目的地への最短ルートを瞬時に検索可能です。

オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、通信環境が悪い場所でも安心です。

翻訳アプリで言葉の壁を克服

海外旅行中、言語が通じず困る場面は意外と多いものです。翻訳アプリ(Google翻訳やiTranslateなど)を使えば、簡単な会話や文章をその場で翻訳できます。

カメラ翻訳機能を使えば、メニューや看板の文字もすぐに理解できるため、トラブルを未然に防げます。

情報収集と共有がスムーズ

現地での観光情報や交通手段、緊急ニュースなど、必要な情報はスマホで簡単に検索できます。また、トラブルが発生した際、家族や友人に状況を共有してアドバイスをもらうことも可能です。

特に、現地の公式アプリやサービスを事前にインストールしておくと便利です。

配車アプリで移動もスムーズ

最近は海外旅行の際の安全な移動手段として、タクシーではなく配車アプリを利用する旅行者が増加しています。目的地にピンを立てて正確に立てられたり、価格もアプリで事前に分かるといメリットもありますが、一番はドライバーの身元が確かという点でしょう。

海外旅行の際には目的地で利用されている配車アプリをチェックしましょう。

モバイル決済で安全な支払いを

最近は観光客でも使えるモバイル決済サービスを取り入れる国も増えてきています。

現金を持ち歩くリスクを減らすため、スマホを使ったモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、PayPalなど)を活用しましょう。特にスリや盗難が多い地域では、現金を最小限にしてスマホで支払うのが安全です。

・海外旅行が決まったら通信環境の準備を
スマホは単なる便利なガジェットではなく、海外旅行中の安全を守る強力なツールです。出発前には、現地のSIMカードやeSIMを用意して通信環境を整え、必要なアプリをインストールしておきましょう。スマホを上手に活用すれば、トラブルを最小限に抑えつつ、安心して旅行を楽しむことができます!