スマホに突然『SIMなし』と表示されて、通話やインターネットが使えなくなった経験はありませんか?
これは、SIMカードが正常に認識されていない状態を意味しますが、原因はさまざまです。
本記事では、『SIMなし』と表示された場合の原因と対処方法について、初心者でもわかりやすく解説します。トラブル発生時に焦らず対応できるよう、ぜひ参考にしてください!
スマホでよくあるトラブルの一つSIMなし表示
今やスマホは生活必需品になり、使えない時間が少しでもあると支障をきたしてしまいます。
そんなスマホでよくあるトラブル5つの原因と対処法をご紹介いたします!
万が一に備えて対応方法を勉強しておきましょう。
スマホが「SIMなし」表示で使えない!
まずはスマホがSIMなしと表示される原因と対処法から調べていきましょう。
SIMカードは通話やデータ通信などを行うために欠かせない物で、「SIMなし」と表示されるとWiFi環境下でないとインターネットを使う機能や通話機能などが全て使えなくなります。
なぜSIMなしと表示される?
SIMなしという表示にも色々なパターンが存在します。
SIMが原因なのか、端末が原因なのかを切り分ける事で、そのあとの対応が簡単になるのでまずは不具合の原因が何なのかを切り分けていきましょう。
「SIMなし」不具合の不具合の切り分け
まず考えられるのがSIMなしの不具合の原因を切り分けていきましょう。
以下のいずれかの方法で端末に原因があるのか、SIMに原因があるのかを切り分ける事が可能です。
→使えないSIMを他の端末に入れてみる。
SIMカードの不具合かを確認するには「他の端末に使えないSIMカードを入れてみる」という方法があります。この方法で他のスマホでSIMカードを問題なく読み込む場合には「端末不具合」の可能性が高くなり、使えない場合には「SIM不具合」の可能性が高くなります。
→他の人にSIMを借りて端末に入れてみる。
もう一つの方法として「他の人の使えるSIMを自分の端末に入れてみる」方法があります。他の人にSIMカードを借るなどしてSIMカードを入れてみて、変わらずにSIMなし表示となる場合には「端末不具合」の可能性が高くなり、普通に使える場合は「SIM不具合」の可能性が高くなります。
SIMの抜き差しをする際の注意点
SIMカードの抜き差しをする際には、端末の電源は落として作業を行うようにしましょう。
またSIMカードが汚れている場合にはやわらかい布などでSIMカードの汚れを取ってから指しなおしてください。
上記で切り分けが完了したらどうする?
上記の切り分け作業でSIMカードの不具合か、端末の不具合化が判明した場合にはどのようにすればいいのでしょうか?注意点などもご紹介いたします。
→SIMカードの不具合だった場合
SIMカードの不具合の場合には「SIMカードの再発行」が必要になります。タイのSIMカードの再発行は個人契約の場合はかなり簡単で契約時に提出している「パスポート」を提示し、「電話番号」を伝えるとすぐに再発行を行ってくれます。
契約している携帯キャリアのショップを訪れるようにしましょう。
→端末の不具合だった場合
端末の不具合だった場合が少し厄介です。端末を修理に出すと原則、データを全削除して初期化するという作業が行われます。なので、修理に出す場合にはデータのパックアップを事前にとっておきましょう。
・端末を修理に出す前にネットワークリセットを試す。
以下の方法でネットワークリセットを試してみましょう。
[iPhoneのネットワークリセット方法]
「設定」→ 「一般」→「リセット」→「ネットワーク設置をリセット」に進み、リセットを行ってください。※保存しているWiFiのパスワードは全部消えます。
[Androidのネットワークリセット方法]
「設定」→「一般管理」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」に進み、リセットを行って下さい。 ※保存しているWiFiのパスワードは全部消えます。
タイでは意外にSIMの故障が多い。
日本ではあまりないSIMカードの故障ですが、タイでは意外に少なくありません。
個人でSIMカードの抜き差しをする機会が日本より多いというのもありますが、そもそも最初の時点でSIMカードに傷がついているなど状況が良くない場合があります。
原因を突き止めて改善しよう!
SIMなしになると、どうすればいいのか分からなくなりますが対処方法はそこまで多くないので、原因を突き止めて早期に解決しましょう。
端末不具合で修理が必要になった場合には、代替機を貸し出してくれないので、「安いスマホを買う」か「昔使っていたスマホを使う」という方法で急場をしのぎましょう。
また、SIMの再発行が難しい場合には臨時でeSIMを利用する事も検討しましょう。
以下にてタイで使える代表的なeSIMプロバイダーをご紹介します。
タイで使える大手eSIMプロバイダー
以下にてタイのeSIMを提供している大手3社の利用している通信キャリアをご紹介いたします。
airalo (エアアロ)
「Airalo」は、世界200ヵ国以上のeSIMを取り扱っているeSIMプロバイダーで、商品ラインナップやコスパの良さで選ばれている人気のサービスです。
Airaloを通じて、各国で利用可能なさまざまなeSIMプランを簡単に購入・使用することができます。初めての方でも、eSIMの購入や設定が非常に簡単に行え、サポートも手厚いのが特徴です。
タイで提供している通信キャリア:dtac
Holafly (オラフライ)
Holaflyは世界中の国々の無制限タイプのeSIMを提供している会社で、他にはない商品ラインナップで人気を博しています。
世界約180ヵ国で使えるeSIMを提供しており、今回ご紹介しているセルビア共和国を含む海外旅行に最適なeSIMプロバイダーです。
タイで提供している通信キャリア:TRUE
TRAVeSIM (トラベシム)
TRAVeSIMは世界で通信事業を展開する日系企業BerryMobile Co.,Ltd.が提供しているeSIMサービスで、安定性とサポートで世界を旅する日本人から支持を得ています。
料金体系もシンプルで初めてeSIMを使うという方も安心して利用できるサービスです。
タイで提供している通信キャリア:AIS
上記の通り、タイ向けeSIMの代表的な3社の提供キャリアはそれぞれ異なりますので、障害が発生しているキャリアを避けて購入すれば問題ないでしょう。
様々な場面で役立つeSIMの魅力
eSIMは、日常生活や特別な状況において、私たちの通信環境をより柔軟で快適なものにしてくれる革新的な技術です。トラブル時のバックアップ手段としてはもちろん、海外旅行や出張、さらにはデュアルSIM運用による個人用とビジネス用の使い分けなど、用途は多岐にわたります。
eSIMを活用すれば、物理的なSIMカードに縛られることなく、必要なときに迅速かつ簡単に通信環境を切り替えることができます。また、特定のプロバイダーに依存せず、最適な通信プランを選択できる自由度も大きな魅力です。
これからのモバイルライフでは、eSIMが頼れるパートナーとなり、さまざまなシーンで役立つ存在となるでしょう。まだeSIMを試したことがない方も、この便利さをぜひ体験してみてください!