
タイ旅行ではショッピングを楽しみにしている方も多いでしょう。
実はタイでは、外国人旅行者を対象にVAT Refund for Tourists(VATリファンド)という制度があり、一定の条件を満たせば購入時に支払った付加価値税(VAT:7%)の一部が払い戻しされます。実際の返金額は手数料などが差し引かれるため、支払ったVAT全額が戻るわけではありません。
Apple製品やブランド品、コスメ、ファッション、電化製品など高額な買い物をする場合は、ぜひ利用したい制度です。
この記事では、2026年最新のルールをもとに、バンコク旅行でVATリファンドを受ける方法を詳しく解説します。
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VATリファンド(免税)とは?
VATリファンドとは、外国人旅行者がタイで購入した商品を国外へ持ち出す場合に、支払ったVAT(付加価値税)の一部が返金される制度です。
タイの消費税にあたるVATは7%ですが、返金時には所定の手数料が差し引かれるため、実際の受取額は購入金額に対して約5~6%程度になるケースが一般的です。
VATリファンドを利用できる条件
VATリファンドを利用するには、以下の条件を満たす必要があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 外国人旅行者(タイ滞在180日以内) |
| 購入店舗 | 「VAT Refund for Tourists」の表示がある店舗 |
| 店舗ごとの購入額 | 同一店舗・同日に2,000バーツ(税込)以上 |
| 合計購入額 | 5,000バーツ(税込)以上 |
| 持ち出し期限 | 購入日から60日以内にタイ国外へ持ち出すこと |
| 出国方法 | 国際空港から出国すること |
VATリファンド対象店舗の見分け方

対象店舗には、店頭やレジ付近に「VAT Refund for Tourists」というステッカーや表示があります。
主な対象店舗は以下のとおりです。
| 商業施設・百貨店 | ファッション・スポーツ | 家電・その他 |
|---|---|---|
| ICONSIAM | UNIQLO | Apple Store |
| Siam Paragon | H&M | King Power Duty Free (一部対象) |
| CentralWorld | adidas | |
| Central系列百貨店 | NIKE | |
| EMSPHERE | ||
| EmQuartier | ||
| Emporium |
大型ショッピングモール内のほとんどのブランドショップが対象です。
VATリファンドの手続き方法

バンコク旅行でVATリファンドを使おうかなと考えている人は以下の手続きの方法を押さえておきましょう。
STEP1:対象店舗で買い物をする
まずは対象店舗で買い物をします。
購入時に必ずパスポートを提示しましょう。
後からVAT書類を発行できない店舗もあるため、支払い前に「VAT Refund」を利用したいことを伝えるのがおすすめです。
STEP2:P.P.10(e-P.P.10)を受け取る
会計時に以下の書類を受け取ります。
- P.P.10(またはe-P.P.10)
- レシート
- Tax Invoice(税額票)
パスポート番号や帰国の情報などの記載内容に誤りがないか、その場で確認しておきましょう。
STEP3:出国日に税関で確認を受ける
スワンナプーム空港などの国際空港では、高額商品など一部の商品について税関職員による現物確認が必要です。
未使用の状態で提示を求められる場合があるため、ブランド品や高額な電子機器は受託手荷物へ預ける前に確認できるよう準備しておくと安心です。
受託手荷物で預けてしまって現物の確認が出来ない場合にはリファンドされないので注意。
STEP4:出国審査後にVAT Refundカウンターへ
保安検査・出国審査を終えた後、制限エリア内にあるVAT Refundカウンターで手続きを行います。
提出するものは以下のとおりです。
- パスポート
- 搭乗券
- P.P.10(e-P.P.10)
- レシート
- Tax Invoice
審査後、返金が行われます。
返金方法
返金方法は金額によって異なります。
- 現金(タイバーツ)
- クレジットカードへの返金
- 銀行振込
- 小切手
高額な返金では、クレジットカードや銀行振込などが指定される場合があります。また、返金方法によって手数料が異なることがあります。
VATリファンド対象外となるもの

以下は一般的にVATリファンドの対象外です。
- ホテル代
- レストラン・飲食代
- スパ・マッサージ
- タクシー代
- Grab
- 航空券
- サービス料金
VATリファンドの対象は、タイ国外へ持ち出す「物品」が基本なのでタイ国内での消費には適用されません。
VATリファンドにおすすめの商品
高額商品の購入ほどメリットが大きくなります。
おすすめは以下のような商品です。
| iPhone | MacBook | iPad |
| Apple Watch | カメラ | ブランドバッグ |
| 腕時計 | 宝飾品 | コスメ |
| スニーカー | ファッション用品 |
スワンナプーム空港での所要時間
VATリファンドの手続きには混雑状況によりますが、30~60分程度かかることがあります。
特に夜便や大型連休は混雑しやすいため、通常より早めに空港へ到着することをおすすめします。
VATリファンド利用時の注意点
- 購入時パスポートを忘れると書類を発行できない場合がある
- レシートやP.P.10は紛失しない
- 出国日まで商品を保管する
- 高額商品は税関確認が必要になることがある
- 出国前に十分な時間を確保する
よくある質問(FAQ)

- QVATリファンドは全店舗で利用できますか?
- A
いいえ。「VAT Refund for Tourists」の表示がある加盟店のみ対象です。
- QApple Storeでも利用できますか?
- A
対象店舗であれば利用できます。購入時にパスポートを提示し、P.P.10(e-P.P.10)の発行を依頼してください。
- Qホテル代も免税になりますか?
- A
いいえ。ホテルやレストランなどのタイ国内で利用する商品やサービスは対象外です。
- QいくらからVATリファンドできますか?
- A
同一店舗・同日に2,000バーツ(税込)以上、かつ旅行全体で対象商品の合計が5,000バーツ(税込)以上必要です。
VATリファンド制度を活用しよう

タイ旅行では、VATリファンド制度を活用することでショッピングをよりお得に楽しめます。
特にApple製品やブランド品など高額な買い物を予定している方は、購入時にパスポートを提示してP.P.10(e-P.P.10)を受け取ることが重要です。
帰国日に空港で所定の手続きを行えば、支払ったVATの一部が払い戻されます。少し手間はかかりますが、条件を満たせば旅行費用の節約につながるため、ぜひ活用してみてください。



