スマホは高い物という認識が普通になってきました。
昔日本に住んでいた時は月額での割賦や、新規契約や乗り換えであれば携帯電話端末がかなり安く購入出来ましたが、タイでは基本的に割賦での支払いではなく一括で端末を購入するので「スマホって高いなー。」という風に感じるようになりました。
タイでiPhone16を購入する場合、29,900THBからなので、日本円で約13万円とかなり高いですよね!
スマホを大事に使いましょう!
高価なスマホを購入したら、その価値を最大限に活かすためにも、大切に使用することが重要です。スマートフォンは日常的に使用するアイテムであり、その耐久性を保つためにはいくつかの注意点があります。
ここでは、スマホを長く良好な状態で使い続けるためのポイントを詳しくご紹介します。
ポイント1故障原因No.1は衝撃や傷
スマートフォンを購入したら、最初に行うべきことは衝撃や傷から守ることです。
スマホは日常的に手に持ち歩くものであり、ちょっとした衝撃や落下で画面が割れてしまうことがあります。そのため、ケースと液晶保護フィルムはスマートフォンを守るための必須アイテムです。
スマホケース
スマホのケースは、衝撃吸収効果があり、落下時のダメージを最小限に抑えてくれる重要なアクセサリーです。特にソフトケースやハードケースのどちらも選べますが、自分の使用スタイルに合ったものを選びましょう。
最近では、ハイブリッドタイプのケースが人気で、ソフトケースの柔軟性とハードケースの強度を兼ね備えています。このタイプは、衝撃に強く、デザインも豊富です。
ケースを付けている人の約4割がケース内にカビが生えているというデータがあるように湿気や埃でカビが生えやすい状態になっています。ケースを付けるのも重要ですが、定期的に清掃する事も重要です。
液晶保護フィルム
スマホの画面は非常に傷が付きやすく、特に触る頻度が多いため、画面に傷がつくと視認性が悪くなるだけでなく、デバイスの価値も下がります。
強化ガラスの液晶保護フィルムは、9Hの硬度を持つものを選ぶと、耐久性が高く、衝撃にも強いためおすすめです。PET素材のものよりもガラスフィルムの方が、傷や衝撃に強く、クリアな画面を保ちやすいという利点があります。
柔らかいPET素材のものや、ガラス素材のものなど色々ありますが、個人的にはガラスタイプの9H液晶保護フィルムがおススメです!
カメラレンズの保護
スマホのカメラは最近、画質向上のために非常に高性能になっています。ですが、カメラレンズに傷がつくと、写真の画質に影響を与える可能性があります。そのため、カメラレンズ用の保護フィルムを使うことで、レンズをしっかり保護できます。価格も比較的安価で手に入るので、購入後すぐに装着することをおすすめします。
スマホを保護するアイテムは手軽に購入できるため、購入直後にケースやフィルムを装着することが大切です。また、定期的にケース内の清掃を行うことで、湿気や埃からカビを防ぐことができます。
せっかくいいカメラ機能の付いたスマホを購入してもレンズに傷が付くとピントが合わなくなったりするので、購入と同時に付けるのがおススメです。
ポイント2故障原因No.2はバッテリー寿命
スマホのバッテリーは、使用状況や充電方法によってその寿命が大きく左右されます。リチウムイオン電池は特定の使い方をすることで、その性能を最大限に発揮します。
バッテリーが劣化すると、充電の持ちが悪くなり、最終的には新しいバッテリーへの交換が必要になるため、バッテリーの寿命を延ばすための工夫を意識することが大切です。
充電のタイミングに注意
リチウムイオン電池の特徴として、過充電や完全放電を避けることが、バッテリー寿命を延ばす鍵となります。多くの人が習慣的に、夜間にスマホを充電したまま寝てしまうことが多いですが、これがバッテリーへの負担を増やす原因になります。
スマホが100%に達した後も充電を続けると、バッテリーが長時間フル充電の状態に保たれ、劣化が早まります。最新モデルでは改善されていますが一応気を付けましょう。
理想的には、充電は10%~90%の範囲内で行うことが、バッテリーの健康を保つために最も効果的と言われています。また、充電が完了したら、できるだけ早くケーブルを外すようにしましょう。
充電中に使わない
充電中にスマホを使用すると、スマホ内部の温度が急激に上昇し、発熱が原因でバッテリーが劣化するリスクが高まります。
特に、グラフィック処理を多く消費するアプリやゲームを使用している場合、スマホは非常に高温になりやすいです。この熱が長時間続くと、バッテリーにダメージを与え、寿命が短くなることがあります。
充電中にゲームや高負荷のアプリを使うのは控え、充電が終わるまでスマホを使用しないことをおすすめします。
バッテリー管理のアプリを活用
近年、多くのスマホにはバッテリーの健康状態を管理するアプリが搭載されています。これを活用することで、バッテリーの劣化度合いや充電サイクルの回数などの情報を確認することができ、必要に応じて早めに対処ができます。
例えば、iPhoneの場合は「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」でバッテリーの最大容量を確認できる機能があります。
定期的にチェックして、バッテリー交換のタイミングを把握することが重要です。
充電の温度管理
リチウムイオン電池は、過度の熱や寒さに弱い性質があります。極端に暑い場所や寒い場所での使用は、バッテリーの劣化を早める要因となります。
特に充電中は温度が上がりやすいため、涼しい場所での充電が望ましいです。直射日光の当たる場所や、高温多湿な場所での充電は避けるようにしましょう。
タイは直射日光が当たっている社内に置き忘れたりするとかなり危ないので車を降りる際には置き忘れていないか確認しましょう。
最後に
スマホを長く良好な状態で使用するためには、日々の使用方法に少し気をつけるだけで、バッテリーや本体の寿命を延ばすことができます。特に、充電方法や温度管理に気をつけることがバッテリーの健康を保つための大きなポイントです。また、バッテリーの劣化状態を定期的にチェックすることで、最適なタイミングでの交換が可能となり、長期間快適に使い続けることができます。
機種変更後の端末はどうする?
機種変更をした後、古い端末をどう活用するかに悩む方も多いですよね。機種変更後に手元に残った端末をそのまま放置してしまうのはもったいないです。以下では、使わなくなった端末を有効活用する方法をいくつか紹介します。
SIMなしで使う
もし古い端末がバッテリーに問題があっても動作するのであれば、SIMカードなしで専用端末として使う方法があります。
例えば、Wi-Fi専用の端末として使ったり、音楽プレイヤーやデジタルフォトフレームとして活用したりすることが可能です。SIMなしで使うことで、携帯電話としての機能を除いても、まだまだ便利に利用できるシーンは多いです。
特にWi-Fi環境下では、インターネットを使ったアプリやサービスも問題なく利用できます。詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
売りに行く
もう使わない端末がある場合、タイではMBK(マーブンクロンセンター)に持ち込んで売るという方法もあります。特に、人気のiPhoneやAndroid端末は、中古市場でも需要が高いです。
MBKでは、スマホを持ち込んで買い取ってもらうことができますが、その際、端末を初期化してから持ち込むことをお勧めします。そうすれば、個人情報の漏洩を防ぐことができます。
掲示板やオンラインで販売
もし、端末がまだ使える状態であれば、掲示板やオンラインマーケット(Facebook MarketplaceやLineなど)で販売することもできます。これによって、より高値で売却できる可能性があります。
特に、人気のモデルや状態が良い端末は、買い手が見つかりやすいです。ただし、個人間での取引になるため、やり取りの際には注意が必要です。
機種変更時に下取りに出す
機種変更時に、下取りサービスを利用する方法もあります。例えば、タイの通信事業者「ベリーモバイル」では、端末の下取りサービスを提供しており、特にiPhoneやAndroid端末なども買取対象です。Android端末の下取り価格は比較的安いこともありますが、手軽に取引できるため便利です。
現地キャリアや日系キャリアの下取りを利用する際、端末のデータ移行も合わせて行ってもらえる場合があるため、データ消去に不安がある方にも安心です。下取り価格は端末の状態やモデルによって異なるため、事前に確認しておくことをお勧めします。
さいごに
機種変更後の端末をどうするかは、多くの選択肢がありますが、そのまま放置せずに有効活用することが大切です。どの方法を選ぶにしても、古い端末のデータが残っている場合は、しっかりと初期化してデータを消去してから処理するようにしましょう。
また、どんな方法で処分する場合でも、少しでも長く使えるように丁寧に取り扱い、不要になった端末は有効活用することが、環境にも優しく、無駄を減らすことにも繋がります。