
スーツケースですが、海外生活の必須アイテムのスーツケース。自分が使っているのはタイに来た2014年から同じモノを使っているのでもう8年も使っています。
大分使たこともあり、車輪が少し不調になっていたので、次の日本への一時帰国に合わせて買い替えようかと検討しているので、最新のスーツケース事情も調べてみました!
スーツケースのタイプ
まずは、スーツケースのタイプですが、素材によって「ハードタイプ」とソフトタイプの2種類があります。それぞれのタイプを見ていきましょう。
ハードタイプ

ハードタイプのスーツケースにはABS樹脂や強化プラスチックやポリカーボネイトなどが使われています。日本でスーツケースというとこのタイプのスーツケースを思い浮かべると思います。
軽くて衝撃に強いタイプの物がどんどん出てきており、価格も安い物も増えている印象です。
■ ハードタイプのメリット
・衝撃に強く中身を守ってくれる。
・防水性に優れており、カビなどの心配も少ない。
・頑丈なため、セキュリティー面でも優れている。
・色もカラフルなデザインが多い。
■ ハードタイプのデメリット
・ソフトタイプと比べると、重量があるモデルが多い。
・固いので急遽、少しだけ中の物を取出したい時に取出しにくい。
ソフトタイプ

ハードタイプのスーツケースには、ポリエステルやナイロンが使われています。
日本では見かける事が少ないですが、海外では結構見かけます。衝撃や水には弱い物の軽いので荷物をたくさん持っていく事が出来ます。
■ ソフトタイプのメリット
・ハードタイプより価格が安い物が多い。
・重要が軽いので、重量制限までたくさんの物が入れられる。
・擦り傷が目立ちにくい。
■ ソフトタイプのデメリット
・布製のため、防水性が弱く湿気にも弱い。
・衝撃に弱いので中身が破損しやすい。
・切り裂かれて中身を盗難されやすい。
✓ タイで使うならハードタイプがオススメ!
タイは高温多湿なので、しっかり管理しないとソフトタイプのスーツケースはカビが生えやすく、長く使うのが難しいでしょう。また、お土産などを大量に買うのであればしっかり荷物を守ってくれるハードタイプが安心です!
スーツケースは軽い物を選ぶのが吉!

ソフトケースよりハードケースの方がオススメとご紹介しましたが、その一方でスーツケースは軽い物を選ぶのがオススメです。スーツケースの本体が軽いとその分中身を詰め込むことが出来るからです。
やはり旅行の楽しみと言えばお土産ですよね!それを多く詰め込むためにも軽いスーツケースを選ぶようにしましょう!
個人で気には90L以上で3Kg以下は超軽量、4Kg以下が軽量という印象です。
軽くて丈夫なスーツケースを選ぶとなるとある程度知っているメーカーの物を買うのがおススメです。
一般的に有名なスーツケースのメーカーと軽量シリーズをご紹介します。
Samsonite

Samsoniteは様々な素材やデザインのスーツケースを出しているメーカーです。
価格は少し高めですが、ハードタイプの軽量モデルを出しています。
その中でも人気なのが、超軽量なのに衝撃耐性に優れたカーヴ製の最新シリーズ「C-Lite(シーライト)」です。

容量が94リットルの大容量のモデルでも重量が2.8 kgとかなり軽いです!
一般的なスーツケースの場合には5~6Kg程度の重量があるので約半分まで重量を抑えることが出来ます。
リモワ(RIMOWA)

RIMOWA(リモワ)はドイツ発の旅行鞄のメーカーで、ジェラルミンシリーズが有名ですが、近年はポリカーボネート素材を用いた軽量モデルなども発売しています。
オススメはポリカーボネイト素材を使った「ESSENTIAL LITE」というシリーズです。
タイの公式サイトが見つからず、ECモールにも公式ショップを構えていないようで、日本サイトでのご紹介ですが、容量は81Lで重量が3.7Kgです。
先ほどのSamsoniteの方が軽量ですが、個人的にはデザインはこちらが好きです。

✓ ハードタイプの軽量モデルはお値段高め!
ハードタイプの軽量モデルは上記の通り、結構お値段がお高め、そんなに頻繁に買い替える物ではないですが、そんなに頻繁に使う物でもないのでそこまで高い物は…という方は4Kg台で良さげな物を探してみるか、ソフトタイプを選んでみると良いでしょう。
American Tourister

American Touristerは お手頃価格なスーツケースが多く、タイでも人気な印象です。
とりあえず、そこそこの重さで低価格の物という方にはAmerican Touristerがオススメ。
以下のモデルは122Lの大容量モデルで、重量は4.6kgとなっています。

ここまで大きな容量がいるという人はそこまで多くないかもしれませんが、大容量の割には軽量だと思います。大容量を探しているという人は是非チェックしてみてください。
日本のスーツケースブランドもある!
では、数多くある日本のスーツケースブランドからオススメのブランドを3つご紹介いたします。
特徴などをご紹介しておりますので、参考にしてみてください。
1.フリクエンター(FREQUENTER)
まずお勧めしたいブランドがフリクエンター(FREQUENTER)です。
1824年創業の老舗鞄メーカーのエンドー鞄株式会社のオリジナルブランドスーツケースです。
特徴としては、スーツケースをひく時のガラガラという走行音が世界一静かという特許取得したキャスターでしょう。
キャスターの交換キットなども販売しているので、キャスターが壊れた時も安心です。
イチオシ! [FREQUENTER] LIEVE

素材は、ポリカーボネートを利用し、特許取得の静音キャスターを搭載、TSAロックや5段階に調整可能なハンドルなど基本的な機能は揃っています。
重さは52Lのサイズが3.4kg、98Lサイズで4.4Kgと軽量です。
価格は約3万円程度となっており、コスパの良いスーツケースです。
2. マイモ(MAIMO)
次にお勧めしたいブランドがマイモ(MAIMO)です。
KURUKURUという2022年にスタートした新しい会社のブランド。「MAIMO」です、機内持ち込みサイズであれば1万円前半という安い価格で購入できますが、静音キャスターが付いているモデルもあるので探してみて下さい。
コスパの良い日本のスーツケースブランドを買いたいという場合にファーストチョイスに上がるメーカーでしょう。
イチオシ! [MAIMO] COLOUR YOU

素材は、ポリカーボネートを利用し、キャスターも交換可能なモデルです。
重さは61Lのサイズが3.6kg、92Lサイズで4.3Kgと軽量です。
大きいサイズでも価格は約2万円程度となっており、コスパの良いスーツケースです。
エース(ace.)
日本のスーツケースブランドで一番有名なのがエース(ace.)ではないでしょうか。
静音性に優れた四輪スーツケースが人気で、人気の理由の一つとして豊富なデザインのラインナップが挙げられます。
静音の有無、サイズ、女性向けデザインなど色々なラインナップから自分に合った物を選んでみて下さい。
イチオシ! [ace.] Proteca

ace.と言えばプロテカが一番有名なラインナップです。日本製にこだわって品質の高いスーツケースに仕上がっています。
国産にこだわっているので、今までの2つと比べると価格がかなり高くなっており、相当こだわりがある人にオススメです。
サイズのラインナップも多く、100L以上のサイズもあるので、大きいサイズを探している人に特にオススメです。
スーツケースを選ぶなら「ダブルキャスター」が断然おすすめ!

旅行先での移動を快適にするためには、スーツケースのキャスター選びが重要です。
特に Wキャスター(ダブルキャスター) を採用しているスーツケースは以下の点で優れています。
・安定感がある:車輪が2つずつ付いているのでバランスが良く、倒れにくい
・段差や悪路に強い:ちょっとした段差や石畳でも引っかかりにくい
・スムーズな操作性:回転が滑らかで、方向転換もラクラク
荷物の量が多くても移動がしやすく、ストレスが減るので、Wキャスター付きのスーツケースは特に 長距離移動や海外旅行 におすすめです。
軽くて頑丈な物を選ぼう!

ひと昔前の物と比べると、スーツケースは格段に軽く頑丈になったように感じます。
タイヤ部分もすぐに壊れるという事も減っているようで、定期的に新しいスーツケースを見てみると進化しているなーと感心しました。
ただ、良いメーカーの軽量モデルは若干金額が高くなってくるので、価格と相談しながら決めるのが良さそうですね。私はそこまでヘビーに使わないのでもう少し安くて軽くて頑丈な物を探してみようと思います!
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