
タイは結構、喫煙場所が意外に少ない!
タイは喫煙に対する規制が非常に厳しく、旅行者だけでなく現地に住む人々にとっても喫煙場所の確保が課題となっています。以下は、タイでの喫煙に関する最新情報を詳しくまとめたものです。
屋内での喫煙はほぼ禁止
タイでは、冷房の効いた屋内スペースでの喫煙が法律で禁止されています。
これは健康被害の防止を目的としており、以下の施設では喫煙が一切できません:
・ショッピングモール
・レストラン・カフェ
・公共施設
一部の飲食店で個室内の喫煙を許可している場合もありますが、これは法律上違反行為となる可能性が高いです。そのため、安全のためにも指定された喫煙所を利用するのが賢明です。
路上喫煙と公共スペースでの喫煙も禁止
タイでは路上喫煙や公共の場所での喫煙も厳しく取り締まられており、違反者には2,000バーツ(約8,000円)の罰金が科されます。
注意点
・公共の公園や駅の周辺でも喫煙はできません。
・取り締まりは厳格で、特に観光地や交通機関周辺での違反が多発しています。
愛煙家の旅行者にとっては喫煙できる場所やタイの喫煙ルールを事前に調べておくことが非常に重要です。
空港での喫煙所の現状
タイの主要空港では、一時期喫煙所を完全撤廃する動きがありましたが、現在は指定された場所でのみ喫煙が可能です。
・スワンナプーム空港:比較的アクセスしやすい場所に喫煙所が設置されています。
・ドンムアン空港:喫煙所は奥まった場所にあり、移動に時間がかかる場合があります。
空港での喫煙を考えている場合、事前に喫煙所の場所を確認し、時間に余裕を持つことが重要です。
電子タバコの禁止
タイでは電子タバコの所持・使用が法律で厳しく禁止されています。この規制により、旅行者が以下のようなトラブルに巻き込まれるケースが報告されています:
・違反時の罰金:最大で50万バーツ(約200万円)。
・規制の対象:IQOSやVAPEなどすべての電子タバコ。
街中で電子タバコが販売されている場面を見かけることもありますが、購入や使用は法律違反となります。取り締まりが厳格でない地域もありますが、観光客が罰せられるケースが多いので注意が必要です。
喫煙場所の見つけ方と対策
タイで喫煙場所を見つけるには、以下の方法がおすすめです:
・指定喫煙所を利用:公共施設やショッピングモールに設置されている場合があります。
・Googleマップで検索:”Smoking area” で検索すると指定喫煙所が出てくることがあります。
タイの厳しい規制をきっかけに、旅行中だけでも禁煙に挑戦するのも一つの方法です。
タイの喫煙の規制は年々厳しくなっている
タイでの喫煙規制は年々厳しくなっています。喫煙を楽しむためには事前に情報を集め、指定された喫煙所を利用することが重要です。特に電子タバコは持ち込むだけでも大きなリスクとなるため、持参しないようにしましょう。
タイでは冷房が効いた屋内での喫煙が禁止されたことにより、飲食店を始め涼しい場所では基本的に煙草を吸うことが出来ない。個室などで一部禁煙を認めている居酒屋などもあるが基本的に違法です。
公共の場所でも吸えず、当然路上喫煙も禁止で警察官に見つかると罰金2,000バーツを取られます。
一時はスワンナプーム空港もドンムアン空港も喫煙所をなくすという方向で一切煙草を吸えなくなるという噂でしたが、これは未だに喫煙所があって安心しました。ドンムアン空港は結構遠い場所にありましたが
タイは電子タバコには要注意!

日本から観光で来た人が知らずにIQOSを使用して高額な罰金(最高50万バーツ)を支払うという事態になるという事多く発生しています。これは法律で定められているので持ち込まないように気を付けてください。
バンコクの街中で電子タバコが売られていたりしますが、なぜか特に取り締まられている様子はないですね。個人使用も禁止されているので所持や使用でも罰金を支払う必要が出てきてしまいます。
どうせだったら禁煙に挑戦してみますか?
日本の禁煙外来に行くと「ニコチンパッチ」か「チャンピックス」のどちらかの治療が基本になり、今はどちらかと言うとチャンピックスがメインになってきているとの事でした。
チャンピックスについて詳しく解説

チャンピックスはPfizer社の都合により現在、出荷停止となっており、出荷再開は2025年上半期を予定しているとの事ですので、購入したい方は再開を待ちましょう。
「チャンピックス(Champix)」は、禁煙をサポートするために開発された医薬品で、禁煙に何度も挫折した方にとって強力な味方となります。その仕組みや服用方法、副作用について詳しくご紹介します。
チャンピックスとは?
チャンピックスは、ファイザー社が開発した禁煙補助薬で、主成分はバレニクリン(Varenicline)。これは脳内でニコチンが作用する受容体に部分的に作用し、禁煙をサポートする薬です。
喫煙が難しい理由
タバコに含まれるニコチンは強い依存性を持ち、以下のメカニズムでやめることが難しくなります:
・ドパミンの放出:ニコチンが脳内で快感を生じさせる物質「ドパミン」を大量に分泌。
・依存性:短時間でニコチンの効果が切れると離脱症状(イライラ、集中力の低下)が現れ、再びタバコを求めてしまう悪循環に陥ります。
チャンピックスの効果
チャンピックスは、以下の作用で禁煙を助けます:
・ドパミンの微量放出
ニコチンと似た作用で少量のドパミンを放出させ、離脱症状を軽減します。
・ニコチン受容体のブロック
タバコを吸ったとしても、ニコチンが受容体に結合するのを阻害し、喫煙時の快感を感じにくくします。
これらの作用により、チャンピックスを利用するとタバコへの欲求を抑え、禁煙を成功に導く手助けをします。
チャンピックスの服用方法
チャンピックスの服用は、徐々に薬の量を増やすことで体を慣らし、禁煙を進めるステップをとります。
・1~3日目
0.5mgを1日1回、食後に服用。
・4~7日目
0.5mgを1日2回、朝夕食後に服用。
・8日目以降
1mgを1日2回、朝夕食後に服用。
服用開始から1週間目までに「禁煙開始日」を決めるのが一般的です。これにより、薬が体に馴染むタイミングと禁煙のタイミングを合わせることができます。
チャンピックスの副作用
チャンピックスの使用に伴い、以下の副作用が報告されています。
1. 禁煙に伴う精神症状
禁煙そのものが原因となり、以下のような症状が出る場合があるとされています。
・気分の落ち込みやイライラ
・不安感や焦燥感
・睡眠の質の低下
これらは一時的なもので、禁煙が成功すれば改善します。ただし、精神疾患の既往歴がある方は慎重に医師と相談してください。
2. チャンピックス特有の副作用
薬そのものが原因で以下の症状が現れる可能性があります:
・めまいや眠気:車の運転や機械操作は控える必要があります。
・吐き気:最も一般的な副作用ですが、軽減する方法として薬を食後に飲むことが推奨されています。
チャンピックスの注意点
・使用前の相談
妊婦や授乳中の方、精神疾患の既往歴がある方は、服用前に医師に相談する必要があります。
・禁煙のサポートプログラム併用
チャンピックスは、心理的なサポートと併用することで禁煙成功率が高まるとされています。
まとめ
チャンピックスは、ニコチン依存症に対処するための画期的な薬です。特に、過去に禁煙に挫折した経験がある方には有効な選択肢となるでしょう。ただし、服用中は副作用や禁煙による精神的な変化に注意し、医師や禁煙サポートプログラムを活用しながら取り組むことが大切です。禁煙成功への第一歩として、チャンピックスの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
さいごに
自分はチャンピックスでの禁煙にチャレンジしたことはないですが、チャレンジした友人は結構な確率で禁煙に成功しているようです。
次にタイで煙草が値上がりしたら禁煙にチャレンジしても良いかな?と考え中です!