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適当に電話番号を追加したら、LINEの友達が増える?LINEの設定の注意点に関してもご紹介!

皆さんが使っている便利なアプリのLINEについて徹底調査!

電話帳から自動に追加は便利な機能だが…

LINEには、スマホの電話帳に登録された電話番号を検索して自動的に友達に追加する便利な機能があります。この機能を使えば、電話帳に電話番号を登録するだけで、その人のLINEアカウントと友達になれるという利点があります。しかし、この便利さには潜在的なリスクも伴います。

電話番号登録による友達追加の仕組み

LINEは、電話帳に登録された番号を元に、その番号に紐づくLINEアカウントを検索します。つまり、実際に知り合いの電話番号を登録する必要はなく、適当な番号を登録することでも友達追加が可能ということになります。この仕組みを利用することで、知らない人のLINEアカウントを見つけることができるため、意図せずにプライバシーの侵害につながる恐れがあります。

フィッシング詐欺の危険性

この機能を悪用すると、フィッシング詐欺メッセージを送信するリスクが高まります。具体的には、他人のLINEアカウントを特定した上で、偽のメッセージを送ることができるようになります。このようなメッセージは、友人や知人からのものとして受け取ったと感じる方もいると思います。

このように、LINEの友達追加機能は便利ではありますが、悪用されるリスクも潜んでいます。自分自身の電話番号や個人情報を無闇に登録しないこと、また他人のアカウントを勝手に検索して友達追加を試みることは避けるべきです。オンライン上での安全を確保するためには、慎重な行動が求められます。

10000件の適当な数字の羅列で実験!

LINEの便利な機能には、その裏に潜むリスクもあることを忘れずに、正しい使い方を心がけましょう。特に、電話番号を適当に登録して友達追加を試みる行為は、慎重に考える必要があります。オンラインの安全を守るため、しっかりとした情報セキュリティの意識を持ちましょう。

今回は実験で適当な電話番号を電話帳に登録する事でLINEの友達を追加する事が出来るのかを検証してみましょう。LINEアカウントを特定する事で「フィッシング詐欺メッセージ」の送信などが出来るようになるので注意が必要です。

連絡先10,000件を適当にCSVで作成する。

Googleの連絡先はCSV データをインポートする事で連絡先を追加することが可能なので、この機能を使って10,000件の連絡先を登録してみます。タイでありそうな10桁の電話番号をCSVデータで作成しました。

Mobile Phoneの項目に基準となる電話番号を入力して、10,000件の連番の番号を作成しました。
適当に数字を並べるだけなのでかなり簡単に出来ます。

Googleの連絡先に追加

GoogleのCSVの上記フォーマットに基づいてデータを作成して、インポートしてみました。
無事10,000件の連絡先の登録が完了です。

このように電話番号が桁数も決まっているので、実際に使われているかは分かりませんが簡単に連絡先に追加する事が可能です。ここまでの作業時間は電話番号作成2分、インポート2分と4分程度で行う事が出来ました。

スマホに連絡先を同期

Googleアカウントからスマホに連絡先を同期する方法は、Googleアカウントの同期設定ですぐに変更できるんので誰でも簡単に行えると思います。

そこからスマホにデータを同期してみましたが、なぜが9225件のみしかインポートできませんでした。
適当な数字の羅列なのでおかしいデータがあったのか分かりませんが、とりあえずこれだけあれば十分ですね!

LINEの友達に追加されるかテストをしてみる。

新しくLINEのアカウントを作成して、9225件の電話番号を読み取らせてみます。
これでどのくらい友達が増えるか楽しみですね!

9225件のデータなので、同期に若干時間がかかりましたが待つだけなのでここも特に大変な作業は無かったです。

LINEの友達は何人増えるのか!

さて9225件の電話番号を読み取らせて何件のLINEの友達が追加出来るのでしょうか?

結果は193件となりました。今回、10,000件の電話番号を適当に登録して、スマホの友人に追加していき10分程度で193件のLINEの連絡先をGET出来た結果となりました。

トータルの時間は15分程度だったので、1時間程度作業をすれば1,000件程度のLINE連絡先が作成できそうですね。

尚、フィッシング詐欺をするような人はこんな手法ではなくもっと簡単に出来るシステムを構築していると思うのでもっと簡単に友だちを追加していけるのでしょう。

友達の自動追加の許可はOFFがおススメ

上記の実験でもわかるように、友達の自動追加の許可をONにしていると簡単に知らない人から友達に追加されてしまう可能性があります。

1. 知らない人からの友達追加を防ぐ

友達自動追加の許可をONにしていると、知らない相手が電話番号を利用して自動的に友達に追加してしまう可能性があります。意図せず知らない人に情報が見られてしまうことを防ぐため、OFFに設定しておくことが推奨されます。

2. 個人情報の流出リスク

友達に追加されると、LINEのプロフィール写真やステータスメッセージ、タイムラインの投稿が一部公開される可能性があります。特に意図しない相手にこういった情報が知られることで、個人情報の流出リスクが高まります。

3. 悪意のあるメッセージのリスク

自動追加された友達から、悪意のあるメッセージやフィッシング詐欺のリンクが送られる危険もあります。実際に、電話番号さえ分かれば、誰でもLINEアカウントを特定し、不正な行為を行う手口も存在するため、注意が必要です。

4. プライバシーを守るための最適な設定

友達自動追加の許可をOFFにすることで、知らない相手からの予期しない友達追加を防ぎ、安心してLINEを使用できます。自分のプライバシーを守るためにも、この設定は重要です。

LINEを安全に使う方法5つをおさらいしてみる。

人とコミュニケーションをとるツールとして欠かせないアプリがLINEではないでしょうか?
私も以前は親との連絡はメールでしたが、親がスマホを使い始めてからは連絡はLINEになり、家族のグループや兄弟のグループなどを活用して海外生活をしながらも距離を感じません。

そんなLINEですが、安全に使う方法をしっかり理解しておくことが必要です。そんなLINEを安全に使う方法をご紹介いたします。

尚、今回利用している端末はiPhoneなので、Androidの場合には表示が異なる場合がありますが基本的には両方で使える注意点となります。

1.パスワード設定に関して

LINEにパスワードを設定していると、アカウントの引っ越しの際に役立つので設定している人も多いと思います。基本的に「メールアドレス」と「パスワード」をセットで設定すると思いますが、パスワードを設定する際の注意点をご紹介します。

パスワードは同じにしない!

よく使うパスワードと同じ物にしない。多いパターンでパスワードをいつも使っているものや簡単に推測できるものにしている人もいますが、複雑なものにしておいた方がいいでしょう。

ただ大事な時に分からなくなるのが不安という方は、よく使うパスワードの後ろに「@LINE2024」などのように記号+設定変更年を追加するというような方法も良いかもしれません。

パスワードを定期的に変更した方が良いというような意見もありますが、パスワードを30日や90日といった定期的に変更をしても、セキュリティにはほとんど寄与しないと言われております。
一定期間での変更よりもアカウント毎に違った複雑なパスワードを設定する事の方が重要です。

2.友達追加の設定に関して

友達の設定は2種類あります。上記画像の「友だちの自動追加」が自身のスマホの連絡先に登録のある電話番号の友達を検索して見つかった場合に自動で友達に追加していく機能です。

こちらは自分の連絡先の電話番号を基に検索をする機能なのでONでも問題はないと思います。

電話番号での追加はOFFにしよう

一方で下の「友だちへの追加を許可」をONにすると、相手のスマホの電話番号がスマホに登録されている際に自動で友達に追加していく機能となります。

今回のように相手がランダムで電話番号を電話帳に追加していくような場合に勝手に友達に追加されてしまう可能性があります。こちらの機能はOFFで使う方が良いでしょう。

3.ログイン許可の設定について

アカウントの設定で他の端末からの「ログイン許可」を設定する事が出来ます。
基本的にLINEは1アカウント1端末となっていますが、iPhone / iPad / PCであれば複数の端末から同一アカウントへログインをする事が可能です。

基本はスマホだけで使うのがオススメ

ログインを許可していると、メールアドレス+パスワードなどで、他の端末からログインされトーク履歴などを普通に見られてしまう可能性があります。芸能界でもよくあるトーク履歴の流出などもこのパターンも多くあるのではないでしょうか。

便利な機能ではあるのでPCやiPadで使う必要のある時だけ、ログイン許可をONにして利用するなどしてセキュリティーに気を付けながら使うのが良いでしょう。

4.メッセージの受信設定

最近では、LINEを利用したフィッシング詐欺が増加傾向にあります。そのため、友達以外からのメッセージを受け取らない設定である「メッセージ受信拒否」を行う人が増えてきています。この設定を活用することで、知らない相手からの不審なメッセージをシャットアウトし、詐欺のリスクを減らすことができます。

LINEでのフィッシング詐欺に注意!

フィッシング詐欺のメッセージ内容は、主に「プレゼント当選」や「無料キャンペーン」といった、一見魅力的なものが多いです。こうしたメッセージに成人であれば騙されないことが多いかもしれませんが、特にお子さんにとっては、何気なくリンクをクリックしてしまう危険性があります。たとえ少しでも興味を引く内容であれば、「リンクだけでも確認しよう」と考えてしまうことがあり、その結果、個人情報の漏洩や不正なサイトへの誘導などの被害に繋がることもあるのです。

お子様がLINEを使っている場合にはこの設定がONになっているか確認した方がいいでしょう。ただ友達かもにいる人からのメッセージは来ないので少し注意が必要です。

5.タイムラインの設定

LINEには、自分の近況や写真を友達にシェアできる「タイムライン」という便利な機能があります。タイムラインは、日常の出来事を共有したり、友達とコミュニケーションを図るために多くの人が活用していますが、公開範囲を適切に設定することが非常に重要です。特に、プライバシーを守るためには、公開したい友達とそうでない人をきちんと選別することが大切です。

タイムラインを公開する範囲を絞ろう

公開したくない人がいる場合は、その人を非公開に設定することができます。例えば、職場の同僚やビジネス関係の人には見せたくないプライベートな内容や、親しい友人にだけ共有したい情報など、タイムラインの投稿は相手に応じて柔軟に公開範囲を設定するのが賢明です。設定は簡単で、特定の友達にのみ公開したり、逆に特定の人だけ非公開にするなど、細かくカスタマイズできます。

さらに注意すべき点として、新しく友達に追加した相手にタイムラインの投稿が自動で公開されないようにする設定も重要です。これには「新しい友だちに自動公開」の設定をOFFにすることが有効です。

知らないうちに新たに追加された友達にプライベートな投稿が見られてしまうことを防ぎます。特に、新しい友達との関係性がまだ浅い場合や、業務上の連絡先として友達追加した人に対して、意図せずにプライベートな内容を見られるリスクを回避することができます。

この5つの設定はしっかり管理しよう!

今回ご紹介した5つの設定は、LINEを安全に利用するための「基本のキ」と言える重要な設定です。
LINEを普段から使っている方も、あまり意識していない方も、この機会に一度、自分の設定を見直してみてはいかがでしょうか。特に、自分の情報をどこまで公開するか、どの友達に何を見せるかといった設定は、SNSを利用する上で非常に大切な要素です。

さらに、スマホを持っているお子様がLINEを使用している場合は、親御さんが一度お子様のLINE設定を確認することを強くおすすめします。子どもたちは、フィッシング詐欺や不正アクセスなどのリスクに対して無防備なことが多いので、設定を適切に管理することで安全に使える環境を整えてあげることが大切です。知らない人からの友達追加や、不審なメッセージが届く可能性を減らすためにも、今回紹介した「友達自動追加」や「メッセージ受信拒否」の設定は特に重要です。

前半では、適当な電話番号でLINEの友達追加ができるかという実験を行いましたが、結果からもわかるように、設定次第で誰でも簡単に友達に追加されてしまうリスクがあることが分かりました。これは、知らないうちに個人情報が漏れてしまう可能性があるということです。

LINEは非常に便利なツールである一方、使い方によっては危険も伴います。そのため、設定を見直すことで、自分や家族を守る第一歩となります。ぜひ、今回ご紹介した設定を実践し、安心してLINEを活用していただければと思います。