
タイから日本への帰任が決まって、タイの電話番号を維持したいと考える人も多いのではないでしょうか?
用途は色々ありますが、主な目的としては以下の3つがあると思います。
・タイの銀行口座を維持するため
・タイのクレジットカード維持のため
・LINEやその他SNSもタイの番号と紐付けを維持したい
・何となくしばらくキープしておきたい。
こんな色々な方がいらっしゃると思いますが、タイの電話番号をキープして特に利用する予定がないという場合には、「年間120THB(約600円)程度」でOKです!
今回はそんなタイの電話番号をキープする方法についてご紹介いたします。
コスパが良いのはプリペイド!

タイでの携帯電話の契約方式は「プリペイド」と「ポストペイド」がありますが、プリペイドの方がコスパ良く電話番号をキープ出来るのでオススメです。
ポストペイドの契約をしている方は帰国のタイミングでポストペイド契約からプリペイドへの契約に切り替えるようにしましょう。
プリペイドのメリット
ではまずプリペイドのメリットをご紹介します。
以下を確認して、プリペイドの方がコスパが良いなと思う方は是非帰国時にプリペイドへの切換えを行ってください。
簡単に有効期限を延ばせる
2025年5月時点では10THBのチャージで30日間有効期限を延ばすことが出来ます。チャージは契約しているキャリアのアプリを使って行う事が出来るのでかなり簡単です。
解約手続き不要
ポストペイドの場合には契約を解約する必要がありますが、プリペイドの場合にはチャージした残高以上の請求はないので、解約も有効期限が切れるまで放置でOKです。
使いたい場合にはチャージして使える
タイに旅行にいく際などにSIMカードを使いたくなった場合にも、アプリを使ってチャージやパッケージの購入が簡単に出来るので、期限延長のためにチャージした金額も無駄になりません。
期間延長(チャージ)はアプリで簡単!

私は社用携帯意外に普段使わないプリペイドSIMカードを1枚持っていて、銀行口座やSNS、LINEなどはそちらに紐付けるようしています。使っているのはAISのプリペイドSIMカードですのでAISの回線でのご紹介になりますが、参考にしてみてください。
各社以下のようにプランなどの管理が出来るアプリを用意しているので、事前にダウンロードして、ログインしておきましょう。
実際に期間延長する流れをご紹介!
実際にプリペイドSIMカードに10THBチャージして30日期限が伸びる流れについてご紹介いたします。
単純にこれを12回行えば最大で365日後まで期間が延長出来ます。
期間延長の最大は365日後となり、それ以上は伸びないのでご注意ください。

STEP.1
アプリにログインすると、残高と期限が記載されています。今回は10THB追加していくので「TOP UP」をタップします。
STEP.2
金額を選ぶ画面に遷移するので、期限延長は10THBからとなるので、今回は10THBを選択します。期限の延長は1回につき30日延びます。

STEP.3
支払い方法を「銀行アプリ」「クレジットカード」「LINE Pay」のどれかから選択します。日本からはカードでの支払いが可能です。
STEP.4
チャージが完了した後に、金額が10THBチャージされ、有効期限も3月12日から4月12日まで延長されているのが確認できます。
チャージの流れは以上となり、かなり簡単にチャージが出来て期間も延長出来るので、帰国後に延長が不安という方も問題ないと思います。
ポストペイドからプリペイドに契約を変更する

月額契約をしている方は、帰国する前にプリペイド契約に変更をする必要があるので、携帯ショップに行ってプリペイド契約に変えたいと伝えて変更してもらいましょう。手続きは外国人が多く来る店舗の方が対応に慣れている場合が多いです。
プリペイド契約からプリペイド契約に

解約手続きをしてしまうと電話番号も失効してしまうので、プリペイドSIMカードとして使い続ける事を伝えてプリペイドSIMカードにするようにしましょう。
プリペイドSIMカードになると、データパッケージや通話残高が0バーツの状態なので切り替えが完了したら、ショップに行くかアプリから残高のチャージやデータを使いたい場合にはパッケージも購入しましょう。
一度にチャージできるのは最大12ヶ月分まで
タイのプリペイドSIMは、一気に長期間分チャージしておけるわけではなく、最大で12ヶ月(1年)分しか有効期限を延長できないという制約があります。10バーツチャージ=30日延長というルールですが、現時点から365日以上は伸びません。
まとめてチャージした場合でも、10ヵ月程度後に再度チェックして、次のチャージタイミングを逃さないようにリマインダーを設定しておくのが無難です。
有効期限をたった1日でも過ぎてしまうと、すぐに番号が失効してしまうとのことです。そして一度失効すると、その番号を復活させることは基本的にできません。