マラケシュは、アフリカの中でも治安が良いと評判のモロッコにある、歴史深い古都のひとつ。北アフリカで「最も美しい街のひとつ」と言われるほど魅力的な場所なんです!モロッコの中央部に位置し、アトラス山脈のふもとに広がるこの街は、歴史的な建物やにぎやかな市場、緑豊かな庭園など見どころがたくさんあります。
その中でも有名なのが、世界遺産にも登録されている「ジャマ・エル・フナ広場」。昼間は屋台やパフォーマンスでにぎわい、夜になると食堂やエンタメスポットに早変わり!地元の雰囲気を存分に楽しむことができます。
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https://bokunotebook.com/archives/21753マラケシュは見どころ盛り沢山!
ほかにも、美しいモスクやバヒア宮殿、迷路のような旧市街など、歴史好きにはたまらないスポットが盛りだくさん。また、街中に点在する伝統的な市場では、手作りの雑貨や絨毯、アクセサリーなどが売られているので、思い出に残るお土産探しも楽しめますよ。
さらに、マラケシュといえば美しい庭園も有名!特に「マジョレル庭園」は必見ですが、ほかにも素敵な庭園がいくつかあり、のんびりと散策しながら自然の美しさを堪能できます。
そんな魅力あふれるマラケシュ。独特の文化と景色があなたを引き込み、忘れられない旅の思い出になること間違いなしです!今回は、このマラケシュの魅力についてたっぷりご紹介しますね!
マラケシュへの行き方
モロッコの人気観光都市マラケシュへは、まず同国の主要な空の玄関口であるカサブランカのムハンマド5世国際空港(Mohammed V International Airport)を拠点とするのが一般的です。
その後、マラケシュまでの移動手段としては、主に「飛行機」か「バス」が利用されます。それぞれの特徴と所要時間について詳しく見てみましょう。
カサブランカからマラケシュへの距離
カサブランカからマラケシュまでは南へ約225kmの距離があり、この移動は通常3〜4時間程度かかります。観光客にとっては、効率的で快適な移動手段を選ぶことが旅の満足度に直結します。
飛行機での移動
飛行機を利用する場合、カサブランカのムハンマド5世国際空港から国内線でマラケシュ・メナラ空港(Marrakech Menara Airport)へ向かうのが最速で便利な方法です。このフライトは約1時間で、短時間で移動できるため、時間を有効に使いたい観光客におすすめです。
飛行機で移動するポイント
フライト頻度:国内線は頻繁に運航されており、モロッコの航空会社「ロイヤル・エア・モロッコ(Royal Air Maroc)」が主要キャリアとしてサービスを提供しています。
・所要時間:約1時間
・利便性:搭乗手続きや空港間の移動時間を含めても、バスや車よりも短時間で目的地に到着可能。
・料金:季節や航空会社によりますが、片道で約50〜150米ドルほどが目安です。
バスでの移動
飛行機より時間はかかりますが、費用を抑えたい場合や風景を楽しみたい方には、バス移動も良い選択肢です。カサブランカには大手バス会社の発着拠点があり、特に人気なのが「CTM」と呼ばれるモロッコ国内最大手のバスサービスです。
バスで移動するポイント
バスの道中ではモロッコの田園風景や山々の景色を楽しむことができ、のんびりと旅を満喫したい方には最適。CTMのバスは冷暖房やリクライニングシートを備え、快適な旅を提供。途中休憩も含まれています。
・所要時間:約3〜4時間
・費用:片道約10〜15米ドルと、飛行機に比べて格安。
車での移動(運転手付きタクシーやレンタカー)
もう一つの選択肢として、レンタカーや運転手付きタクシーを利用する方法があります。モロッコの道路網は比較的整備されており、高速道路を利用すればカサブランカからマラケシュまで約3時間ほどで到着します。
車での移動のポイント
自分のペースで移動できるため、途中で観光地や休憩スポットに立ち寄る自由度が高い。
・費用:運転手付きタクシーの料金は100〜200米ドル程度が相場。レンタカーは1日あたり約30〜70米ドルほど。
・注意点:モロッコでの運転に慣れていない場合は、道路標識や交通ルールの違いに注意が必要。
比較まとめ
移動手段 | 所要時間 | 費用目安 | 主なメリット |
---|---|---|---|
飛行機 | 約1時間 | 50〜150米ドル | 最速かつ快適、移動時間を大幅短縮 |
バス | 約3〜4時間 | 10〜15米ドル | コストパフォーマンスが良く、景色も楽しめる |
車 | 約3時間 | 100〜200米ドル(タクシー) | 自由度が高いプライベートな移動が可能 |
短時間でマラケシュを訪れたい場合は飛行機が最適です。一方、費用を抑えつつ風景を楽しむならバス、または自分好みの旅程を組みたい場合は車での移動を検討すると良いでしょう。移動手段を選ぶ際は、自身の旅のスタイルや時間、予算に応じて最適な方法を選んでください!
マラケシュのオススメの観光スポット
マラケシュ旅行に行ったら、是非訪れるべき観光スポットをいくつかご紹介します。モロッコの魅力が凝縮されたこの街には、歴史的な遺産や美しい庭園、賑やかな市場など、見逃せない場所がたくさんあります。ぜひ、これらのスポットを旅行中に巡って、マラケシュの魅力を存分に感じてください。
ジャマ・エル・フナ広場(Jemaa el-Fnaa)
ジャマ・エル・フナ広場(Jemaa el-Fnaa)は、マラケシュの中心に位置する、世界的に有名な広場です。広場の名前はアラビア語で「死者の広場」を意味し、その歴史は非常に長いものです。現在では、ユネスコの世界遺産に登録され、観光客にも地元の人々にも愛される場所となっています。
日中、ジャマ・エル・フナ広場は賑やかな露天市場と大道芸人たちのパフォーマンスで活気づきます。広場を歩くと、地元の人々が売るスパイス、手工芸品、衣料品、宝石などが並ぶ店々に出会います。さらに、魔法使いや音楽家、ダンサーたちが広場を盛り上げ、観客を魅了しています。立ち止まって彼らのパフォーマンスを眺めるのも楽しいひとときです。
夕方から職を楽しめる場所に!
夕方から夜にかけては、ジャマ・エル・フナ広場が一変し、食堂や屋台が立ち並びます。タジン、クスクス、焼きたてのクレープなど、モロッコの伝統的な料理がずらりと並び、食のパラダイスが広がります。地元の人々や観光客が集まり、賑やかな食事の時間を楽しんでいます。モロッコのグルメを堪能したいなら、この広場は必見のスポットです。
クトゥビアの塔(Minaret de la Koutoubia)
クトゥビアの塔(Minaret de la Koutoubia)は、マラケシュで最も象徴的な建物の一つです。この塔は、12世紀に建設されたクトゥビア・モスクのミナレット(塔)で、現在もマラケシュのランドマークとして存在感を放っています。高さは約70メートルで、その美しい装飾と建築様式が特徴的です。
クトゥビアの塔は、モロッコの伝統的な建築様式を反映した美しい装飾が施されており、特に夕暮れ時にその美しさが際立ちます。夕陽に照らされた塔のシルエットは、写真映えする絶景です。
街のどこからでも見える!
この塔は市内のどこからでも見ることができ、マラケシュの景観の一部として重要な役割を果たしています。また、イスラム文化の象徴としても深い意味を持つこの場所は、マラケシュ訪問時には必ず立ち寄りたいスポットです。
バヒア宮殿(Bahia Palace)
バヒア宮殿(Bahia Palace)は、19世紀後半に建てられた美しい宮殿で、マラケシュで最も豪華な建物の一つとして知られています。この宮殿は、アラブとアンダルシアの建築様式を融合させた精緻なデザインが特徴です。宮殿内には、豪華な装飾が施された数多くの部屋や広間、そして美しい庭園があります。
宮殿の名前「バヒア(Bahia)」は「美しい」「輝かしい」という意味を持っており、その名にふさわしい美しい装飾が施されています。特に庭園は美しく、色とりどりの花々や曲線的な水路が印象的です。
外観も中も魅力的!
バヒア宮殿は、モロッコの宮廷政治の象徴としても知られており、歴史的な背景とともにその美しさを感じることができます。建物内を散策しながら、その豪華な装飾や庭園の美しさに浸ってください。
庭園を散策したり、美しいアラビア風の装飾を楽しんだりすることができ、ここでのひとときはまさに癒しの時間となります。
マジョレル庭園(Jardin Majorelle)
マジョレル庭園(Jardin Majorelle)は、モロッコのマラケシュにある美しい庭園で、その特徴的な青い建物と豊かな植物で世界的に有名です。この庭園は、フランスの画家ジャック・マジョレル(Jacques Majorelle)によって設計され、1920年代から1930年代にかけて造られました。
マジョレル庭園には、竹やサボテンなどさまざまな種類の植物が生い茂り、美しい池や風景の通路が点在しています。庭園内には、鮮やかなブルーで塗られた建物もあり、その美しい色合いが印象的です。
イヴ・サン=ローラン記念館も併設!
また、1950年代にはフランスのファッションデザイナー、イヴ・サン=ローラン(Yves Saint Laurent)がこの庭園を購入し、その後修復作業が行われました。現在では、イヴ・サン=ローラン記念館も併設され、彼の足跡を辿ることができます。
この庭園は、静かな散策にぴったりの場所で、美しい風景や植物を楽しみながら写真撮影をする観光客で賑わっています。モロッコの美しい自然を感じるには最適なスポットです。
マラケシュ スーク(Marrakech Souk)
マラケシュのスークは、モロッコの伝統的な市場で、世界最大級の規模を誇ります。ジャマ・エル・フナ広場から広がるこの市場は、迷路のように入り組んだ小道や通路で構成されており、その広さと多様な商品で観光客を魅了しています。スークでは、スパイス、皮製品、衣料品、靴、陶器、ガラス製品、真鍮製品、ランプなど、あらゆるジャンルの商品が売られています。
スーク内は、各エリアごとに特定の商品が集まっており、スパイスエリアや皮製品エリア、ランプエリアなど、それぞれのゾーンを巡るだけでも楽しめます。歩いているだけでも目を楽しませてくれる店々が並び、どこに目を向けても魅力的な商品が見つかります。
スークで買い物を楽しもう!
また、スークでは買い物を楽しむだけでなく、値引き交渉も大きな魅力の一つです。商品を購入する際には、値引き交渉が一般的であり、楽しみながら価格を交渉するのもモロッコ文化の一環です。しかし、買う気がない商品に対して交渉することは失礼にあたるので、注意が必要です。スークでの買い物は、モロッコの風情を感じる貴重な体験です。
これらのスポットを訪れることで、マラケシュの魅力を余すところなく楽しむことができます。歴史的な建物や美しい庭園、活気ある市場など、すべてがこの街の独自の魅力を形作っています。是非、マラケシュ旅行の際にはこれらの場所を訪れて、モロッコの深い文化と歴史を体感してください。
モロッコ旅行を安全に楽しもう!
モロッコはアフリカ大陸の中でも比較的安全な国とされていますが、旅行中に気をつけるべきポイントがいくつかあります。
特に観光地では、旅行者がターゲットにされやすいため、以下の注意点をしっかりと押さえて、安全な旅行を楽しむための参考にしていただければと思います。
ぼったくり被害
モロッコでは、観光地でよく問題となるのが「ぼったくり」です。特に観光客が多く集まる場所では、屋台やタクシーでの料金が不当に高く設定されることがあります。
マラケシュのような観光地では、これが非常に一般的です。特に、タクシーの運転手がメーターを使わない場合、事前に料金をしっかり確認してから乗車することが重要です。また、タクシーの乗車前に「目的地までいくらか」と確認し、料金に納得した上で乗車するようにしましょう。もしメーターを使うタクシーであれば、そのタクシーが正しく料金を計算してくれるか確認しておきます。
また、屋台で食事をする場合、メニューの価格をあらかじめ確認するか、支払い前に金額を確認することをお勧めします。特に観光地では、料金が観光客用に高く設定されている場合がありますので、地元の価格や習慣について事前に調べておくと安心です。
突然高額な請求を受けるリスクを減らせます。周囲の他の観光客の様子を見たり、旅行ブログや体験談を参考にするのも一つの手です。
2. スリ、ひったくり、置き引きなどの盗難被害
マラケシュをはじめとするモロッコの観光地では、スリやひったくり、置き引きなどの盗難被害も注意すべき問題です。観光地で混雑している場所では、盗難が頻繁に発生しますので、荷物の管理は徹底的に行いましょう。
例えば、お尻のポケットに財布を入れたままで歩いたり、カバンを放置したりすることは危険です。財布やスマホが見えないように、カバンの中身を整理しておくことが大切です。
特に、人混みが多い場所では、スリなどが近づいてくることがあります。歩きながらスマホを使っていると、突然後ろから近づいてきた人に取られてしまうこともあるため、注意が必要です。もし道を尋ねられた際には、必要以上に近づきすぎないように気をつけましょう。
見知らぬ人が声をかけてきても、無理に応じる必要はありません。逆に、偽装警官や詐欺師が近づいてくることもあるので、警戒心を持って行動することが重要です。
特に女性は人気のない道や夜間に注意!
女性旅行者にとって、モロッコでは注意すべき点がいくつかあります。特に人気のない道を一人で歩くことは避けるべきです。観光客を狙った詐欺行為や犯罪もあるため、安全性を高めるためには、人通りの多い場所や明るい場所を選んで移動することをお勧めします。
また、モロッコでは観光客の女性に対して付きまといや不適切な行動を取ることがあるため、常に周囲に気を配り、警戒を怠らないようにしましょう。
夜間や初めて訪れる場所では、なるべく一人で行動せず、グループで行動することで安全性を確保できます。夜は暗くなるのが早いため、特に注意が必要です。
深夜には多くの場所が閉まるので、夜間の外出を控えるか、外出する必要がある場合には、あらかじめ行動を計画しておくと安心です。
服装に関する注意
モロッコはイスラム文化が色濃く根付いている国です。特に女性は、過度な露出を避けることが大切です。露出が多い服装は目立ちやすく、時には不快な思いをすることがあるため、慎重に選んで行動しましょう。
肩や膝を覆う服装を心がけると、現地の文化や習慣を尊重することができ、安全にもつながります。モロッコでは、伝統的な衣装が一般的ですが、観光地では比較的自由な服装が許容されています。とはいえ、露出の少ない服を選ぶことで、街中でのトラブルを避けることができます。
また、帽子やサングラスをかけることで、強い日差しから体を守ることができるので、適切な服装や小物を選ぶこともおすすめです。
特に観光地や市場では目立つことが多いため、現地の文化に配慮しつつ、目立ちすぎないようにすることが望ましいです。
まとめ
モロッコは美しい観光地と文化を持つ国であり、非常に魅力的な場所です。しかし、観光地ではぼったくりや盗難、さらには不適切な行動をする人々がいることも事実です。
これらの問題に対処するためには、事前に旅行情報を調べ、現地での注意点を把握しておくことが重要です。自分の安全を最優先に、楽しい旅行を楽しむために、十分な準備と心構えを持って行動しましょう。
\ モロッコ旅行にeSIMがオススメ /
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