
eSIMのQR読み込みエラーをまとめてみた!
eSIMを使った事があるという方もかなり増えてきていると思いますが、eSIMを使えるようにするにはプロファイルのインストールを行う必要があります。
今販売されているタイプの多くはQRコードを読み込むタイプだと思いますが、QRコードをスキャンする際に極まれにエラーが発生する場合があります。
今回はそんなQRコード読み込み時のエラーをご紹介できればと思います。
以下のエラーはよくあるエラーなので出てきた場合にはどうするべきかチェックしておきましょう!
QRコードは1回しか使えないので注意!
まず、eSIM設定用のQRコードは1回しか読み込めないようになっており。なので設定完了後にeSIM設定の削除やネットワークのリセットなどを行った場合には同じQRコードは読み込めず、購入したところのサポートデスクに連絡を行い、SIM再発行をしてもらう必要があります。
eSIM設定エラーの原因一覧
では早速eSIM設定エラーの原因をエラー表示別に見ていきましょう。
表示はiPhoneの表示をメインにご紹介します。
「モバイル通信プラン変更を完了できません」

「モバイル通信プラン変更を完了できません」や「Unable to complete Data plan change」が表示された場合、eSIMのプロファイルダウンロードの際のエラーとなるため、原因は通信環境である可能性が高いです。
✓対応策の例
▶ スマホを再起動して他のWiFiに接続して再度QRコードの読み込みを試す。
▶ VPNアプリや設定がONになっていたらOFFにする。
「この通信事業者からのモバイル通信プランは追加できません」

「この通信事業者からのモバイル通信プランは追加できません」や「Data Plans from This Network Provider Cannot Be Added」が表示された場合、通信事業者によってSIMロックされているか、周波数帯が適合していない端末の可能性が高いです。
✓対応策の例
▶ SIMロックが掛かっている場合にはSIMロック解除を行う。
▶ 周波数帯が対応していない場合にはどうしようもない。
「モバイル通信プランは追加できません」

「モバイル通信プランは追加できません」や「Data Plan Cannot Be Added」が出た場合にはすでにQRコードが使用済となっている可能性が高いです。iPhonの場合にはSIMカードマネージャーからeSIMが追加されていないか確認してください。
✓対応策の例
▶ すでにeSIMの登録が完了している可能性があるのでSIM設定をチェック
▶ eSIMがまだ登録されていない場合にはQRコードを再発行してもらう。
「PDP認証に失敗しました」

上記は端末に設定されている「プロファイル設定」や「APN設定」が原因で設定エラーが起きている可能性があります。原因となるプロファイルやAPN設定を削除する必要があります。
✓対応策の例
▶ プロファイルやAPN設定の削除
▶ ネットワーク設定のリセットをする(WiFi設定などもリセットされます)
番外編: Google PixcelでeSIMを初めて利用する時の必須設定!
Google Pixcelで初めてeSIMプロファイルをインストールする時にはeSIMが利用できるよう設定する必要があります。
この設定をせずにeSIMを使おうとした場合、「Couldn’t activate service」といったエラーが発生します。

✓対応策の例
▶ 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワークの横の+」→「SIMをダウンロード」→「2枚のSIMを使用しますか?」→「はい」この設定を行う。
さいごに
今回はeSIM設定時にQRコード読み込みエラーが発生した場合のトラブルシューティングをご紹介しました。上記のトラブルシューティングを行って、再起動してQRコードを読み込んでも解決しない場合には、QRコードの再発行を依頼しましょう。
エラーの確率としてはそこまで多くないと思いますが、早くeSIMの再発行を行ってくれる業者を選ぶのが大切かもしれないですね。