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X(旧Twitter)のAPIキー取得方法を徹底解説!設定は簡単で無料で出来る!チャットBOTや自動投稿に必要!

X(旧Twitter)のAPIキーについて

X(旧Twitter)でBotを作成したり、自動ツイートを行ったり、Wordpressと連動して自動ポストをするためには、X(旧Twitter)の「API キー」の取得が不可欠です。

今回は、XのDeveloper Platformというサービスを利用して無料アカウントでAPIキーを取得する取得手順や、使用する際の注意点、活用シーンなどについて詳しく解説します。

Twitter API キーとは?

X(旧Twitter) API キーは、XのAPIにアクセスし、データ取得や投稿操作などを行うために必要な認証情報です。これにより、外部のプログラムやアプリケーションがXの機能を利用できるようになります。

X(旧Twitter)API キーは以下の4つの要素で構成されています:

API Key
アプリケーションを識別するためのユニークなキー。

API Secret Key
API Keyとペアで使用される秘密キー。認証時に重要な役割を果たします。

Access Token
特定のユーザーアカウントに紐づいたアクセス権を示すトークン。

Access Token Secret
Access Tokenとペアで使用される秘密キー。アカウントの操作を認証するために使用します。

    これらのキーとトークンは、アプリケーションがTwitterに対して「私はこのアカウントで認証されています」と証明する役割を担う重要な情報なので管理に気を付けましょう。

    X(旧Twitter)のAPIキー取得の流れ

    では、XのDeveloper Platformというサービスを利用して無料でAPIキーを取得する流れをご紹介いたします。

    1. X Developer Portalにアクセス

    まず、Xが公式に提供しているX(旧Twitter)Developer Portalにアクセスしてください。こちらはXの公式サービスとなっています。尚、日本語は無いので英語での設定となります。

    この後、X(旧Twitter)Developer Portalにログインする際にAPIキーを取得したいTwitterアカウントでログインするのでログイン情報を確認しておくのがオススメです。

    1.X Developer Portalにログインする

    次に開いたX(旧Twitter)Developer Portalにログインしてください。上部にSign inというボタンがあるのでそちらをクリックしてください。APIキーを取得したいXのアカウントでログインする必要があります。

    Xのログイン情報でログインを行う

    Sign inをクリックすると上記の画面が表示されますので、APIキーを取得したいTwiterアカウントのログイン情報を入力してログインしてください。

    2.X Decveloperの無料アカウントを作成する

    Twitterにログインすると右上にあったSign inの部分が自身のTwitterアイコンに変わります。ログインが完了したらTOP画面に戻ってくるので「Subscribe now」をクリックして無料アカウントの作成に進みます。

    有料プランではなく無料プランでアカウント作成

    上記のようにプラン選択画面が出てきます。APIキーの取得だけであれば無料アカウントで問題ないので「Sign up Free Account」をクリックしてください。

    Developer agreement&policyを入力

    Developer agreement&policyという項目が出てくるのですが、ここでは、X上のデータやAPIを利用して何を行うかなどを記載する必要がありますが、特に内容は審査されないようなので英文で簡単に記載しましょう。

    特に何かやることが決まっていない場合には以下の文章をコピペしても良いと思います。

    I plan to use the X API to create an automated bot for my account. The bot will schedule and post valuable content daily, tailored to my followers’ interests. By leveraging X’s data and API features, it will consistently share meaningful updates and insights. This automation will help maintain audience engagement while streamlining my workflow, allowing me to focus on other tasks. My goal is to provide value to my followers while optimizing my social media strategy.

    上記の文章の意味:X API を使用して、自分のアカウント用のBotを作成する予定です。Botは、フォロワーの興味に合わせて価値のあるコンテンツを毎日スケジュールして投稿します。 X のデータと API 機能を活用することで、有意義な更新と洞察を継続的に共有します。この自動化により、ワークフローを合理化しながら視聴者のエンゲージメントを維持できるため、他のタスクに集中できるようになります。私の目標は、ソーシャル メディア戦略を最適化しながら、フォロワーに価値を提供することです。

    入力・チェック入れが完了したらSubmitで次へ

    上記の通り、文章の入力と下にあるすべてのチェックボックスにチェックを入れた後に Submitをクリックして次の進みます。

    API キーの取得へ

    Dashboardが開いた状態にあるので、その中の「Project App」の右側にある「歯車」マークをクリックして次に進んでください。

    Pjoject画面が開くので設定を進める

    上記のようなProjectの画面が開くので、下部にあるUser authentication settingsの項目の右側にある「Set up」をクリックして下さい。

    User authenticationの設定を行う

    ここからは自分に必要な条件に応じて設定を行っていく形になりますが、今回は基本的なチャットBOTやワードプレスの自動投稿ツールなどを作る際などの基本的な設定を併せてご紹介します。

    尚、作成後に必要に応じて変更も出来るのでとりあえず以下の流れで設定してしまって問題ないでしょう。

    まず、App Permissionsは「Read and write」を選択します。

    次にアプリのタイプを選ぶ箇所があります。ネイティブアプリか、その他かを選択するので自分が使いたいと思っている物を選択しましょう。

    ・Callback URI / Redirect URL
    上部のCallback URI / Redirect URLに関しては利用したいサービスによって指定されている物があると思うので、そちらを入力しましょう。
    ・Website URL
    下のWebsite URLは利用したいサイトのURLを入れれば問題ないでしょう。

    ここまで入力が終わったら「SAVE」を押して下さい。

    Client IDClient Secretが発行される

    SAVEを押すとClient IDClient Secretが発行されます。APIとは異なりますが重要な情報なのでこの内容はどこかにコピーして保管しておきましょう。2つの情報の保管が終わったらDoneをクリックしてください。

     OAuth 2.0 Client Secretの情報を保存

    Doneを押すと上記の画面が表示されるので、こちらもコピーして管理したら、Yes, I saved itをクリックしてください。

    APIキーを確認して保存しよう

    Yes, I saved itをクリックするとDashboardに戻ってくるのですが先程は無かったKey and Tokensという項目が増えているのでそれをクリックしてください。

    API Key and Secret をRegenerate

    一番上のCunsumer Keysに「API Key and Secret」があるのですが、この右側にあるRegenerate(再生成)をクリックして新しくAPIを作成します。

    API Key を確認して管理しよう

    再生成したAPI Keyの情報は、同じように再度生成する事は可能ですがそのたびに変わってしまって色々な個所を再設定する必要が出てきてしまうかもしれないので、しっかりと管理しましょう。

    これがX(旧Twitter)のAPIキー取得方法ですが、無料で出来て簡単に取得出来した。チャットBOTや色々なシーンで今後使う人も増えてくるでしょう。

    APIキーの重要性と管理の注意点

    APIキーやトークンは、Xのアカウントのセキュリティに直結する非常に重要な情報です。これらを第三者に漏らすと、以下のリスクがあります。

    ・アカウントの不正操作
    第三者がアカウントを乗っ取り、不正なツイートを投稿したり、フォロワーに迷惑をかける可能性があります。

    悪意のある活動
    スパムツールや悪意のあるアプリケーションが、APIキーを悪用して不適切な活動を行う恐れがあります。

    安全な保管方法
    公開しない:ソースコードに含める場合は、必ず環境変数や設定ファイルで管理しましょう。
    再発行機能を活用:漏洩が疑われる場合は、すぐに再発行してください。
    限定的な利用:必要最小限の機能だけを有効にし、余分な権限を与えない。