
タイを旅行・移住した日本人がまず驚くことの一つが、「お茶が甘い」という事実です。コンビニで見かける「緑茶」や「ウーロン茶」、「ジャスミンティー」など、日本でも馴染みのある飲み物を手に取ってみると、思いがけずジュースのような甘さに戸惑ってしまうことがあります。
この記事では、タイで甘くないお茶を探す方法、おすすめの無糖日本茶、カフェでの注文時に使えるタイ語表現など、役立つ情報をまとめてご紹介します。
タイのコンビニには「甘いお茶」がたくさん!

タイのコンビニには日本風の飲み物が多く並び、特に「緑茶」「日本茶」と書かれたペットボトル飲料は種類も豊富で、日本人旅行者には魅力的に映ります。
しかし、結構多い商品が砂糖入りの「甘いお茶」です。日本で飲むような、渋みや苦味のある無糖のお茶とは全くの別物と考えておきましょう。
【驚き】緑茶もウーロン茶も甘い理由とは?
最近は健康志向で変わりつつありますが、タイ人はとにかく甘いものが大好き。暑い国では甘さと塩分を含んだ飲み物がエネルギー補給として重宝されており、日常的に糖分を含んだ飲料が好まれます。
そのため、お茶であっても甘く味付けされていることが多いのです。まるでジュースのような口当たりで、初めて飲むと衝撃を受けるかもしれません。
無糖のお茶を選ぶには?「No Sugar」「Sugar Free」をチェック!
甘いお茶が多いタイでも、無糖のお茶は確実に手に入ります。
無糖のお茶を見分けるポイント
・「No Sugar」または「Sugar Free」の表記を確認
・栄養成分表示の「Sugar(糖分)」が0gになっているかチェック
・代表的な無糖日本茶ブランドには「お〜いお茶」などがあります
都市部のコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマートなど)では無糖の緑茶やウーロン茶も増えてきており、日本人にとっても飲みやすい選択肢が見つかるようになりました。
ただし、日本人が少ない地域では無糖の種類が少ないこともあり、確実に無糖を手に入れたいなら、都市部や観光地のコンビニを狙いましょう。
カフェのドリンクも甘い場合が多い

コンビニだけでなく、タイのカフェや屋台ドリンクも基本的に甘めに作られています。
例えばアイスコーヒーやタイティー(タイ風ミルクティー)は、コンデンスミルクたっぷりの激甘仕様。何も言わずに注文すると、とても甘い飲み物が出てくることがほとんどです。
甘さを調整するタイ語フレーズ
タイ語 | 発音 | 意味 |
---|---|---|
หวานน้อย | ワーン・ノーイ | 甘さ控えめ |
ไม่หวาน | マイ・ワーン | 無糖(甘くしない) |
スターバックスやチェーン系カフェでは、注文時に甘さのレベルを聞いてくれることもあり、無糖指定がしやすいので安心です。
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コンビニで「おーいお茶」は買える?
タイでも伊藤園の「おーいお茶」は販売されていますが、日本人が多く住むエリア(バンコク・シラチャー・チェンマイなど)に限られることがあります。
見つけられない場合は、他ブランドの「No Sugar」表記付き緑茶やジャスミン茶を選びましょう。
栄養成分表示を見る習慣をつけよう
無糖かどうかを見極めるもう一つの手段が、栄養成分ラベルのチェックです。商品裏の成分表に書かれた「Sugar(糖分)」の数値が0gまたは非常に少ないものであれば、無糖タイプと判断できます。参照:成分表の見方
タイの甘いお茶文化の背景

タイでは暑さや湿度が厳しいことから、糖分やエネルギーを補給する目的で甘い飲み物が日常的に飲まれています。また、ドリンクに甘さや香りを加える文化が根付いており、それが飲み物全体の味付けにも影響していると考えられます。
タイで無糖のお茶を手に入れるためのポイント
・コンビニでは「No Sugar」または「Sugar Free」の表記を確認
・栄養成分表示の「Sugar:0g」で無糖を見極める
・都市部では無糖茶の選択肢が豊富。地方では注意が必要
・カフェでは注文時に「ไม่หวาน(マイ・ワーン)」と伝える
甘いお茶文化に慣れるのもタイ滞在の醍醐味のひとつですが、無糖派の人も正しい選び方を知っていれば快適に過ごせます!タイのコンビニやカフェを上手に活用して、自分に合った飲み物を見つけてくださいね。
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