今回はタイ・バンコクからカンボジアのポイペトまでの行き方をご紹介します。
ポイペトはカジノで有名な町で、カジノ以外に観光名所はあまりありませんが、タイから遊びに行く日本人旅行者やタイ人にも人気の旅行先です。
ポイペトに遊びに行く予定の方はぜひ参考にしてみてください。
ポイペトの基本情報
カンボジアのポイペトは、タイとカンボジアの国境に位置し、観光名所は特にないものの、カジノがあるため多くの旅行者が訪れます。
タイからカンボジアのシェムリアップへ陸路で移動する際には、ポイペトを通過することが多いです。そのため、ポイペトの名前は旅行者にとって耳馴染みのあるものかもしれません。
バンコクからポイペトまでは約250kmの距離があり、車で向かうと約4時間、バスやロットゥー(ミニバン)で行くと約5時間かかります。
タイ側の国境の町はサケオ県のアランヤプラテートで、国境手前にはロンクルア市場という大きな市場があります。バンコクからのバスは『ロンクルア市場』や『アランヤプラテート』行きが多いため、これらの名称を覚えておくと便利です。
バンコクからポイペトまでの主な交通手段
ポイペトまでの行き方の手段としては、主に以下の4つがあります。
・長距離バス
・カジノバス
・電車
・タクシー
この中では、長距離バスで向かうのが一般的で、最もおすすめの方法です。
価格も安いのでコストを抑えてポイペトに旅行に行こうという方に最適な移動手段です。
1. 長距離バス|所要時間約5時間~5時間半
エカマイバスターミナルから
エカマイバスターミナルからは、6時30分から1時間半ごとに17時までバスが出ています。料金は250バーツです。カウンターはバスターミナル内の一番左奥にあり、ロンクルア市場(アランヤプラテート)までのバスチケットを購入できます。1,000バーツで支払う場合、釣り銭がないことがあるため、できるだけ細かいお金を用意しておくことをお勧めします。
途中でバンナー交差点やセントラルバンナー、マクロバンプリーなどで乗客が乗ってくるため、エカマイ出発時は少人数でも、バンナートラッドの高速を乗る頃には満員になることがよくあります。乗客にはカンボジア人やラオス人が多く見られます。
モーチットバスターミナルから
モーチットバスターミナルからアランヤプラテートまでは1日7便、所要時間は約5時間半です。出発時刻は3:30、4:30、7:00、8:00、9:00、12:00、14:00で、国境は22:00まで開いているため、14時の便でも国境越えは可能です。
シェムリアップまで行く予定の場合は、お昼過ぎか14時くらいまでには国境を越え、ポイペト側でバスや乗り合いタクシーを探すと安心です。
カオサン通りからも01:30と08:00の2便がバスで出ています。Khao San Travel Martという旅行会社でチケットが購入可能ですのでチェックしてみてください。
2. カジノバス|所要時間約5時間~5時間半
ルンピニー公園から早朝に数便のカジノバスがアランヤプラテート国境のロンクルア市場まで運行しています。始発は朝の4時ごろで料金は300バーツです。
カジノバスと名付けられていますが、カジノに行かなくても問題なく、ロンクルア市場を訪れることもできます。また、ポイペトを経由してシェムリアップへ向かうことも可能です。
3. 電車|所要時間約5時間
バンコクからアランヤプラテートまでの電車は、1日2便運行されています。
料金は約50バーツと最安の交通手段となっていますが、蒸し暑い中での5時間の移動はあまりおすすめできません。電車はBan Klong Luk Border駅まで運行されており、ここで降りれば歩いて国境へアクセスできます。アランヤプラテート駅で降りると、余分なバイタクやトゥクトゥク代がかかるため注意が必要です。
現在、カンボジア国内の電車もポイペトまで開通しており、近い将来、国際列車も開通予定です。
4. タクシー|所要時間約3.5時間
バンコクからタクシーをチャーターすれば最速で国境にアクセスできますが、ドライバーとの交渉が必要です。おそらく料金は3,000バーツ以上になるでしょう。
複数人で移動する場合には便利な移動手段になるかもしれませんが、基本的にはバスのほうが一般的な移動手段でしょう。
バンコクからポイペトまでの交通手段で一番のおすすめは、長距離バスです。エカマイバスターミナルからのバスでスムーズにアクセスできるのが魅力です。また、ポイペトからバンコクへ戻る際には、ロットゥー(ミニバン)を利用するのも便利です。
カンボジアのビザ取得について
ポイペトでは、カンボジアへの入国時にアライバルビザをイミグレーションで取得できます。
アライバルビザの料金はUSD30ですが、実際にはUSD30を支払った後にプラス200バーツを要求される場合があります。また、もしタイバーツで支払うと1,300バーツとなるため、事前に注意が必要です。
以前はビザ取得時に写真が必要でしたが、今はビザ取得に際して写真は不要となったため、手続きが少し楽になりました。
ポイペトでの通貨事情
ポイペトでは、タイバーツが広く流通しています。そのため、タイから持ってきたタイバーツをそのまま使用することができます。
ただし、注意が必要なのは、500バーツや1,000バーツ札で支払いをしようとすると、お釣りがない場合が多いことです。特に小さな商店や屋台ではお釣りが用意されていないことがあるため、20バーツや100バーツ札を多めに持っておくことをお勧めします。これにより、スムーズな支払いが可能になります。
ポイペトからシェムリアップへも行ける!
ポイペトでカジノを少し楽しんでからシェムリアップへ向かうことも可能で、せっかくカンボジアに来たならアンコールワットの遺跡群は見たいところ!
ポイペトのカジノや観光スポットを満喫した後、さらなる冒険としてシェムリアップへ向かってみてはいかがでしょうか。
ポイペト側に入国後、ロータリーまで歩いて行くと、シェムリアップ行きの客引きがいるのでタクシーをチャーターするか、乗り合いタクシーで移動することになり、乗り合いタクシーの場合には他の乗客が揃ったら出発するという流れになります。どちらの選択肢も快適にシェムリアップへ向かう方法ですが、費用には少し差があります。
・タクシーをチャーター: 約1,000バーツ
・乗り合いタクシー: 約500バーツ
所要時間ですが約2時間半~3時間程度でシェムリアップに到着するでしょう。
複数人で移動する場合には大きめのタクシーをチャーターして快適な移動が可能です。少人数での旅行やグループ旅行には特におすすめです。
ポイペトのカジノのポイント
カンボジアのポイペトは、タイとの国境に位置し、特にカジノがあることで注目される町です。以下では、ポイペトのカジノに関する重要なポイントを詳しく説明します。
カジノの種類と特徴
ポイペトにはいくつかのカジノがあり、特に「ポイペトカジノ」や「グランド・ダイヤモンド・シティ」が有名です。これらのカジノは、多様なゲームやエンターテイメントを提供しており、観光客や地元の人々に人気です。
カジノ内にはスロットマシンやテーブルゲーム(ブラックジャック、ルーレット、バカラなど)が豊富に用意されており、楽しい時間を過ごすことができます。
カジノの年齢制限と入場料
ポイペトのカジノに入場するためには、基本的に18歳以上であることが求められます。ただし、実際には年齢確認はそれほど厳格ではなく、外国人観光客に対しては入場時にパスポートの提示が求められないことも多いです。多くのカジノでは、入場料は無料で、気軽に訪れることが可能です。
ドレスコード
ポイペトのカジノでは、厳しいドレスコードはありません。
カジュアルな服装での入場が許可されており、半袖シャツや短パン、サンダルでも問題ありません。ただし、フォーマルな服装を希望する方には、スーツやドレスを着用することも可能です。
カジノでの予算
ポイペトのカジノには、さまざまなテーブルがあり、ミニマムベット(最低賭け金額)はゲームによって異なりますが、一般的に5ドルから20ドル程度です。
予算としては、ミニマムベットの10倍から20倍を用意しておくと、十分に楽しむことができるでしょう。また、ポイペトのカジノでは、飲食のオプションも豊富で、食事を楽しみながらゲームをプレイすることができます。
注意点
ポイペトのカジノで遊ぶ際に気をつけるべきことの一つが、カジノ内での撮影禁止です。撮影を行うと、罰則が適用されることがあるため、カジノ内の看板などで撮影禁止の表示を確認しましょう。また、カジノで大勝ちした際には、ディーラーに対して1%程度のチップを渡すことがマナーとされています。
カジノを出た後、夜遅くにホテルに戻る際には、タクシーの選択に注意が必要です。ポイペトの夜は治安が万全ではないため、信頼できるタクシーを利用するか、ホテルの送迎サービスを事前に手配しておくことをお勧めします。
ポイペトでのカジノ体験は、ゲーム以外にもエンターテイメントや食事が充実しており、リゾートとしての要素が強いので、ぜひ一度訪れてみる価値があります。カジノを楽しむだけでなく、ポイペトの雰囲気や文化を味わうことができる素晴らしい体験となることでしょう。
タイとカンボジアを周遊旅行しよう!
タイとカンボジアは、魅力的な文化や美しい風景、美味しい料理が揃った素晴らしい旅行先です。
両国を周遊することで、歴史と現代が融合した独特の体験ができます。ここでは、タイとカンボジアを組み合わせた旅の魅力をご紹介します。
バンコクの喧騒と活気を楽しむ
まずはタイの首都、バンコクからスタート。賑やかな街並みや夜市、寺院巡りを楽しんでみてください。ワット・ポーやワット・アルンなどの有名な寺院を訪れ、タイの仏教文化に触れるのも良いでしょう。
また、チャオプラヤー川クルーズを利用すれば、バンコクの美しい夜景を楽しむこともできます。
カンボジアへ陸路での国境越え
次にカンボジアへ移動しましょう。タイとカンボジアの国境の町、ポイペトはカジノがあることで知られていますが、ここからシェムリアップへ向かうことができます。
シェムリアップは、世界遺産のアンコール遺跡群があることで有名です。ポイペトからはタクシーや乗り合いタクシーで簡単にアクセス可能です。
アンコールワットの壮大さを体感
シェムリアップに到着したら、アンコールワットを訪れましょう。日の出や日の入りの時間帯に訪れると、その美しさが一層引き立ちます。また、タ・プロームやアンコールトムなど、他の遺跡も忘れずにチェックしてください。歴史の深さと壮大さに圧倒されることでしょう。
タイに戻ってリラクゼーションとビーチを楽しむ
カンボジアの旅が終わったら、タイに戻り、パタヤやプーケットやクラビなどの美しいビーチリゾートでリラックスするのも良いでしょう。
白い砂浜や青い海でのんびりと過ごす時間は、旅の疲れを癒してくれます。
タイとカンボジアを周遊することで、歴史的な文化、壮大な遺跡、そして美しい自然を満喫することができます。この二国の魅力を存分に楽しむために、ぜひ周遊旅行を計画してみてください!素晴らしい思い出があなたを待っています。
周遊旅行にTRAVeSIM!
eSIMを利用すると東南アジア旅行に持っていく色々な通信関連グッズをスマホ1台にすることが出来ます。
レンタルWiFiを使っている方で、スマホ以外に「レンタルWiFi端末」「モバイルバッテリー」「充電用ケーブル」などを追加で持っていかなければいけない事に不満を感じている方も結構多いです。
また、レンタルWiFiの場合にはスマホのバッテリー残量は問題なくても、レンタルWiFi端末のバッテリー残量が無くなるとインターネットが使えなくなるので充電管理が必要な端末が増えてストレスを感じます。
また、渡航先に合わせてSIMカードやeSIMを切り換えて使うのは結構面倒です。周遊タイプのTRAVeSIM アジアプランなら1枚のeSIMで快適に通信を行えます。
eSIMならスマホ1台で東南アジア旅行を満喫、観光中にもスマホだけ持っていけばいいので、東南アジア旅行に持っていく荷物を減らすことが出来ます。
旅行の際の荷物を減らしたい方はeSIMの利用が便利です。
東南アジア周遊旅行にTRAVeSIM
TRAVeSIMアジアプランは以下の国と地域で利用可能です。(2024年10月19日時点)
最新の利用可能国はWEBサイトにてご確認ください。
東アジア | ||
日本 | 韓国 | 中国(チベット含む) |
香港 | 台湾 | マカオ |
南アジア | ||
インド | スリランカ | バングラデシュ |
パキスタン | ネパール | ブータン |
東南アジア | ||
タイ | シンガポール | マレーシア |
インドネシア | ベトナム | ラオス |
カンボジア | フィリピン | ブルネイ |
中央アジア・中東 | ||
カザフスタン | モンゴル | イスラエル |
オマーン | カタール | バーレーン |
ヨルダン | ジョージア | ウズベキスタン |
パレスチナ | クウェート |
オセアニア | ||
オーストラリア | グアム |
上記の通り、日本人が旅行するアジアの国の多くはカバーされており、今回ご紹介したタイとカンボジアでも利用することができます。
TRAVeSIMが1枚あれば東南アジアを周遊旅行する際に快適に移動することができます。