
最近の日本の感染者数ってどうなの?
タイでは11月から低リスク国からの観光客を隔離なしで入国可能になる取り組みを開始する予定との事ですが、現時点で日本が対象国に含まれるかは分からない状況です。
最近、日本の新規感染者数はどうなのかチェックしてみました。
10月の日本の新規感染者数はどうなの?
まずは10月に入ってからの日本の新型コロナの1日あたりの感染者の発表数をチェックしてみました。
以下がその一覧です。
日付 | 感染者数 | 死者数 |
2021/10/01 | 1,444 | 34 |
2021/10/02 | 1,241 | 32 |
2021/10/03 | 967 | 17 |
2021/10/04 | 599 | 24 |
2021/10/05 | 979 | 36 |
2021/10/06 | 1,125 | 26 |
2021/10/07 | 972 | 39 |
2021/10/08 | 827 | 46 |
2021/10/09 | 774 | 24 |
2021/10/10 | 553 | 10 |
2021/10/11 | 369 | 20 |
2021/10/12 | 608 | 29 |
2021/10/13 | 731 | 33 |
2021/10/14 | 618 | 33 |
10月に入ってから1,000人を超えた日は3日だけとなり、かなり感染者数が少ない状況になっています。
日本は10月1日に緊急事態宣言を全て解除しましたが、ワクチン接種率は1回以上接種は7割超えている物の2回接種完了はまだ7割に若干届かない状況となります。
感染者数が少ないのもそうですが、死者数もタイに比べるとかなり少ない状況です。
東京の感染者数:直近1週間
次に直近の東京での新規感染者数ですが、100人を超えたのは10月9日のみで、そこ移行は100人以下で推移しています。
日付 | 新規感染者数 |
10月8日 | 138 |
10月9日 | 82 |
10月10日 | 60 |
10月11日 | 49 |
10月12日 | 77 |
10月13日 | 72 |
10月14日 | 62 |
パタヤと同じくらい感染者数というイメージでかなり感染者数は少ない状況です。
東京では、10月1日から感染対策認証店のみ酒提供と営業時間緩和が行われていますが、10月1日から24日までを「リバウンド防止措置期間」として、お酒の提供時間や人数などを制限しているようです。
他の対象国と比べてどうなの?
現時点で11月1日からの隔離なし入国の対象となる国は「中国」「シンガポール」「アメリカ」「イギリス」「ドイツ」の5つの国ですがそれらの国の感染者数を少し見てみましたが、低リスク国とは言えない状況です。
アメリカ
日付 | 新規感染者数 |
10月1日 | 125,776 |
10月2日 | 44,222 |
10月3日 | 25,839 |
10月4日 | 172,697 |
10月5日 | 98,602 |
10月6日 | 125,955 |
10月7日 | 105,402 |
10月8日 | 112,926 |
10月9日 | 37,334 |
10月10日 | 23,039 |
10月11日 | 123,680 |
10月12日 | 111,576 |
10月13日 | 106,557 |
10月14日 | 88,895 |
上記がアメリカの10月に入ってからの新規感染者数ですが、感染者数は多く感染のリスクが低リスクとなった理由がいまいち分からないですね。国と国の交渉の結果なのでしょうか?
ワクチン接種状況も10月1日時点で約55%にとどまっています。
シンガポール
日付 | 新規感染者数 |
10月1日 | 2,909 |
10月2日 | 2,356 |
10月3日 | 2,057 |
10月4日 | 2,475 |
10月5日 | 3,486 |
10月6日 | 3,577 |
10月7日 | 3,483 |
10月8日 | 3,590 |
10月9日 | 3,703 |
10月10日 | 2,809 |
10月11日 | 2,263 |
10月12日 | 2,976 |
10月13日 | 3,190 |
10月14日 | 2,932 |
上記がシンガポールの10月に入ってからの新規感染者数です。シンガポールはワクチン接種率が8割を超えていますが最近感染者数は増加の傾向があります。人口に対する感染者数でいうとかなり多い状況です。こちらも低リスク国かと言われると微妙ですね。
イギリス
日付 | 新規感染者数 |
10月1日 | 34,589 |
10月2日 | 29,389 |
10月3日 | 29,666 |
10月4日 | 34,256 |
10月5日 | 33,049 |
10月6日 | 38,675 |
10月7日 | 39,730 |
10月8日 | 34,910 |
10月9日 | 39,413 |
10月10日 | 33,593 |
10月11日 | 39,463 |
10月12日 | 37,668 |
10月13日 | 41,446 |
10月14日 | 44,556 |
こちらがイギリスの10月の新規感染者数ですが、感染者数がタイより多い日が続いており、新型コロナ収束とは程遠い状況です。低リスク国と言えるかというと、、、。ワクチンの接種状況としては日本とほぼ同じで1回以上が7割、2回接種が7割に届かずという感じです。
ドイツ
日付 | 新規感染者数 |
10月1日 | 9,288 |
10月2日 | 6,482 |
10月3日 | 4,951 |
10月4日 | 4,507 |
10月5日 | 7,763 |
10月6日 | 11,636 |
10月7日 | 11,476 |
10月8日 | 9,758 |
10月9日 | 6,894 |
10月10日 | 5,909 |
10月11日 | 4,909 |
10月12日 | 7,928 |
10月13日 | 12,317 |
10月14日 | 11,578 |
ドイツも現状はまだ1万人以上の感染者数が出ている状況です。ワクチン接種は6割程度に留まっており、まだ7割には到達していない状況です。
今回はアメリカとシンガポール、イギリス、ドイツの新規感染者数の状況をチェックしましたが、どの国も感染者数の状況を見ると低リスク国と言えるかというと微妙で政治力が深く関係していそうな気がします。
是非、日本も交渉を頑張って欲しいですね。
さいごに
今回タイ政府が定めた低リスク国と日本の新規感染者数をチェックしましたが、感染者数でみると日本が一番少ない状況です。ワクチン接種状況も他の国と変わらないため、数字だけ見ると日本の方が低リスク国と言えそうな気がします。