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ワクチンパスポートは何かに役立つのか?今後必須になる?

ワクチンパスポートって何か意味があるの?

ワクチンパスポート(ワクチン接種証明書)という名前が出てからしばらくたちますが、現状はそこまでワクチンパスポート の必要性を感じる場面はあまり出てきていないように感じます。タイでもワクチンパスポート の発行を行っていますが、どんな場面で活用できる可能性があるのでしょうか?

現状、ワクチンパスポートによって何らかのメリットがある国を少し調べてみました。

タイの場合

海外からタイに入国する場合、ワクチン接種の証明書があればプーケット島、サムイ島、パンガン島、タオ島などの隔離検疫なしの入国を行う事が可能です。入国後一定期間、指定の地域からの移動は認められませんが、観光地でのんびり過ごすことが可能です。
今後、バンコク・チェンマイ・ホアヒン・パタヤなどでもこの取り組みが開始の予定です。

ドイツの場合

現在、ドイツに入国する場合、PCR検査の陰性証明書かワクチンパスポートが必要となり陰性証明書でも問題ないのですが、ホテルのチェックインや街中の食事などで都度24時間以内のシュネルテストの陰性結果の提示が必要となります。1日に1回シュネルテストを行う事が現実的ではないのでワクチンパスポートの提示を行うのが手軽で簡単な方法でしょう。
その他にもヨーロッパではワクチンパスポート活用に向けた動きが活発です。

香港の場合

ワクチンパスポートを持って入国した場合、通常21日間の隔離期間が14日間に短縮されるというメリットがあります。3週間が2週間に短縮されるのはどうしても香港にいかなければいけない人にはかなりメリットが大きいでしょう。尚、入国にはもPCR検査の陰性証明書合わせて必要です。

ベトナムの場合

ベトナムの場合、ベトナム入国後14日間隔離検疫があり、その後居住地域で14日間の隔離検疫がありその間に複数化のPCR検査を行う必要があります。ワクチンパスポートを入国時に提出することでこの14日+14日の計28日間の隔離が7日間+7日間の14日間に短縮されます。
半分の期間に短縮されるのはかなり大きな変化ですね。

上記のような取り組みを行っている国もいくつかあるようです。
尚、タイ外務省はタイ政府発行のワクチンパスポートにより入国時の隔離措置の緩和が受けられる国はないとのことですので、上記の内容にはタイのワクチンパスポートは該当しないのかもしれません。

日本へ入国する場合、現状は特に意味はありません。

現状日本に入国する際にワクチンパスポートにより何らかの恩恵を受けることはできません。
ワクチンパスポートの有無にかかわらず、PCR検査の証明書などの提示が必要となり、自主隔離も特に短縮されるなどはありません。街中でも特に陰性証明書により何かが変わるという事もなくワクチンパスポートを発行している物の海外に渡航する人以外は特に取得する理由はない状況です。

逆に日本のワクチンパスポートを持って海外に行く場合には色々な国と地域で入国時に役立つとの事です。日本からの渡航時のワクチンパスポートに関して外務省がまとめたページが以下になるので興味がある人は確認してみてください。

≫ 日本の外務省 – 海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧

先述した通り、 タイ外務省はタイ政府発行のワクチンパスポートにより入国時の隔離措置の緩和が受けられる国はないとのことですが、日本はかなりの国で隔離の免除を受けられる用です。ワクチンパスポートの発行国が重要になるのであれば、タイではなく日本でワクチン接種を行い日本発行のワクチンパスポートを貰った方が良いような気もしますね。日本も感染拡大は収まっていないので単純にワクチンの種類の問題なのでしょうか?

普段の生活にもワクチンパスポートが必要に?

現状は特にワクチンしていてもしていなくてもタイ国内での生活に特に違いはありません。
一部の国ではワクチン接種証明書が様々な場面で必要になることがあるようです。

フランスの場合

フランスではワクチン接種証明書、または新型コロナ陰性証明書を「衛生パス」として認めています。
「長距離移動のための交通機関」や「動物園や遊園地などの屋外施設」、「映画館、劇場」などの娯楽など以外にもレストランを利用する場合にも衛生パスの提示義務を設けています。

アメリカ – ニューヨーク州

ニューヨーク州のワクチンパスポートは「エクセルシオール・パス」と呼ばれワクチン接種済の場合や、3日間以内のPCR検査が陰性などの場合に発行されるもので、「エンターテインメント施設へ入場」や「レストランやバー」に入店する際に提示が必要となっている。

タイも今後観光客の受け入れを含め、経済を正常に戻していくのであればこういった取り組みを行い、ワクチン接種者の利用できるお店やサービスなどを増やしていくという方法はあっている気がしますね。日本では特に接種が無いと利用できない施設などはないようですが、一部旅行会社などがワクチン接種者に対してディスカウントの提供を行っている場合があるようです。

仕事にワクチンパスポートが必要に?

最近のニュースでは、アメリカのゴールドマン・サックスはアメリカのオフィスを利用するすべての人に対してワクチン接種を義務づけると通知をしたそうです。
これはゴールドマン・サックスで働く従業員だけではなく、外部からの訪問者にも適用されるという事で、ゴールドマン・サックスに行くにはワクチンを接種する必要があるという状況とのことです。

アメリカでは他にもモルガン・スタンレー、シティグループ、バンク・オブ・アメリカもワクチン接種を義務付けており、仕事にワクチン接種が必要という状況も出てきているようです。

タイでも一部の法人で訪問の際には陰性証明書かワクチン接種証明書を提示して欲しいと言われる場面も出てきており、今後こういった場面が増えてくる可能性はありそうな気がします。こういった企業が増えてくると仕事をするうえでワクチンの接種が必要になるかもしれません。

さいごに

タイでも10月からワクチン接種証明書やATKテストの結果を提示する必要が出てくるかもしれないと言われていますが、ワクチン接種率も高くなってきておりワクチンによる感染予防や重症化のリスクを下げられるのであれば、営業の制限を一切なくしてワクチン接種の証明書の提示必須とした方が経済的にも良さそうな気がします。

タイでもワクチン接種証明書かATKテストでの陰性証明が必須になる可能性はありそうです。

追記:せっかくワクチン接種したのでワクチンパスポートを申請・取得してみました。

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