アストラゼネカ製ワクチン接種後の副反応はどのくらいの確率?コンビニで買える解熱鎮痛剤でOK?

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アストロゼネカ製ワクチンの接種が進む

タイでもファイザーやモデルナ製のワクチンの接種は限定的ですが、最近ではアストロゼネカ製のワクチンの接種が比較的容易になってきている印象です。

今までモデルナ製やファイザー製が打てるようになるまでワクチン接種を待つ予定だったという人もいつ打てるか分からない現状と最近のバンコクでの感染拡大の状況を踏まえファイザーの接種に切り替えたという人も増えてきています。

アストロゼネカ製の接種を避ける理由に血栓という副反応が理由という人も多いですが、イギリスの発表によると1回接種約-約2,400万人と2回接種-約2,300万人のうち血栓症になったのが411人、死亡したのが73人と発表しており、このリスクとコロナ感染のリスクやワクチン接種のメリットを考慮して接種を検討するのが良いでしょう。

上記の通り、血栓という副反応はかなり限定的で、おもな副反応は以下となります。

アストロゼネカ製のワクチンの主な副反応

アストロゼネカ製ワクチンの添付文書によると臨床試験の結果などから、主な副反応は「疲労」「頭痛」「筋肉痛」「発熱」との事です。臨床結果をもとにした副反応の比率は以下の通りです。

副反応1回目2回目
疲労49.6%26.8%
頭痛48.6%26.7%
筋肉痛40.3%18.9%
発熱(38度以上)7.1%1.2%

上記を見ると、ワクチン接種後にだるさや頭痛・筋肉痛などを感じる人は多いようで、38度以上の高熱が出る人は少ないようです。また若い人ほど副反応が出やすい傾向にあるようです。

日本の厚生労働省が副反応に使える市販薬を発表

ワクチン接種後の副反応に対して解熱鎮痛剤を使えるのか気になるという人も多いと思いますが、どの薬を飲めばいいのか悩むという人もいると思います。日本の厚生労働省が成分に関して書いていましたのでご紹介します。

(炎症をおさえる作用が少ない解熱鎮痛剤)
・ アセトアミノフェン

(非ステロイド性消炎鎮痛剤-NSAIDs)
・ イブプロフェン
・ ロキソプロフェン

タイではアセトアミノフェンの解熱鎮痛剤が簡単に手に入るのでそちらを利用すると良いでしょう。
病院でワクチン接種した際にも熱やだるさなどの副反応が出た場合にはタイレノールで良いという話がされました。

尚、ワクチン接種後1~2日以内にだるさや発熱といった副反応が起こることが多いようですが、「咳や咽頭痛」・「鼻水」・「味覚・嗅覚の消失」「息切れ」などの症状を伴う場合や数日間発熱が続くような場合には副反応ではなく、新型コロナ感染による発熱の可能性もあるので病院で診察を受けた方が良いようです。

タイのコンビニで簡単に手に入る2種類

Tylenol

成分:Paracetamol 500 mg
※パラセタモールはアセトアミノフェンの別名です。

Sara

成分:Paracetamol 500 mg
※パラセタモールはアセトアミノフェンの別名です。

尚、以下に該当する場合には市販薬を飲む前に病院の診察が推奨されています。

・他のお薬を内服している場合や、妊娠中、授乳中、ご高齢、胃・十二指腸潰瘍や腎機能低下など病気治療中の場合(飲める薬が限られていることがあります。)

・薬などによりアレルギー症状やぜんそくを起こしたことがある場合

・激しい痛みや高熱など、症状が重い場合や、症状が長く続いている場合

契約数ではアストラゼネカがシェアNo.1

世界でワクチンメーカーとの供給契約の締結が進んでいますが、ワクチンメーカーシェアNo.1はアストロゼネカとなっています。

アストラゼネカ32.44億回
ファイザー31.60億回
モデルナ16.31億回
ノババックス13.19億回
バーラト・バイオテック11.27億回

契約先を見ると、アストロゼネカはインドやワクチン格差の是正を目指す共同購入の枠組みCOVAXが多くの回数を契約しており、ファイザーはEU(欧州連合)やアメリカが多くの回数を契約しています。

さいごに

現在、世界で43億回以上のワクチン接種が完了しており、1日4,000万回程度のワクチン接種が行われているようです。

まだまだ集団免疫の目安となる7割には大きく届かないですが、ワクチンパスポートやワクチン接種者の制限緩和など行われればワクチン接種率は徐々に向上していくでしょう。