
7月28日の新規感染者数は16,533人
タイ政府の発表によると、7月28日のタイ国内での新型コロナ新規感染者数は16,533人となりました。
国内での感染者数が16,000人を突破し増加が続いている状況です。
バンコクの新規感染者数も3,997人と4,000人に届きそうな勢いで増加しており、規制強化の成果が表れることなく増加が続いています。このまま増加が続けば8月2日以降も規制が継続される可能性が高そうな気がしますが、対抗策はワクチン接種の強化というところでしょうか。
バンコク以外でも感染者数は増加しており、500人を超える県は以下の通りです。
バンコク | 3,997人 |
サムットサコン | 1,147人 |
サムットプラカン | 1,088人 |
チョンブリー | 864人 |
カンチャナブリ | 585人 |
ノンタブリー | 520人 |
バンコクとチョンブリ―といった日本人が多い地域での感染拡大に日本人の一時帰国や本帰国も増加している状況です。
バンコクの感染拡大は4~6週間で原則の見込み
タイの保健省によると、現在感染が拡大しているバンコクですが、ワクチン接種の拡大を理由に4~6週間で感染状況は原則していくと予想しています。
タイでのワクチン接種の状況はそこまで良い状況ではありませんが、バンコクに関しては50%程度の住民に対してワクチン接種が完了している状況との事です。
これは、サントボックスの取り組みを行った地域とバンコクで優先的にワクチン接種を進めてきた状況が身を結んだ形になりますが、地方ではワクチン接種率はそこまで高くないため、引き続き地方での感染拡大は続く可能性があります。
タイ在住日本人のワクチン接種も徐々に
一時帰国でのワクチン接種の取り組みは実際に利用できる人も多くなく、病院のワクチン接種の予約もそこまで数を確保できていない状況で、タイ在住日本人の人の間にもワクチンを選んでいる余裕はなくモデルナやファイザーの接種を諦めてアストロゼネカを選択する人も増えてきている印象です。
日本政府主導のワクチン接種も開始の予定
7月27日に梨田大使が行ったオンライン説明会において、日本政府によるワクチン接種が受けられるように進めていくという方針を話したので、今後接種の方法等が案内されるようになるでしょう。
また、梨田大使がTwitterを開設してというのが話題になっていました。
このTwitterでも情報を発信していくと思うので、Twitterをやっている人はチェックしておくと良いでしょう。
さいごに
なかなか感染者数が減らない状況ですが、バンコクのワクチン接種状況はかなり改善されているようなので、今後収束していくことに期待しましょう。
また、在タイ日本人に対して大使館が接種を進めてくれるようなので、こちらは続報を待ちましょう。