
7月25日感染者数15,000人突破
タイ政府が7月25日に発表した新型コロナウイルス感染者15,335人で過去最多更新となり、ディープレッドゾーンでの制限もそこまで効果が出ていない状況なのでしょうか。
次に地域別で感染者数増加が多い地域は以下の通りです。
サムットサーコーン | 1,081人 |
サムットプラーカーン | 1,056人 |
チョンブリー | 795人 |
ノンタブリー | 585人 |
チャチューンサオ | 571人 |
サムットプラカーン県とサムットサーコーン県では連日1,000人前後の新規感染者の確認がされており、なかなか収まらない状況です。
また、シラチャ・パタヤがあるチョンブリ県も795人と過去最多を更新しています。
近隣諸国の感染者数をチェック
タイの近隣諸国の数日の新型コロナ感染者数の増加の様子をチェックしてみました。
ミャンマー
ミャンマーでは連日5,000人以上の感染者数が確認されているようです。6月後半には1,000人程度だった新規感染者数が徐々に増加し、最近は5,000人以上の感染者が連日増加しています。また、クーデターで医療制度が麻痺しているとも言われており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のスーパースプレッダー国になる可能性も懸念されています。
7月22日 | 6701人 |
7月23日 | 5506人 |
7月24日 | 5657人 |
ラオス
ラオスでは連日200人以上の新規感染者が確認されているようです。7月上旬までは2~30人程度の新規感染者数の増加でしたが、ここ数日は200人以上の感染者数が確認されている状況です。ただ近隣の他の国と比較すると増加数はかなり少なくなっています。
7月22日 | 256人 |
7月23日 | 223人 |
7月24日 | 278人 |
ベトナム
ベトナムでは連日7000人前後の新規感染者が確認されております。7月24日のホーチミン市での新規感染者数が5396人確認されるなど、感染者数が増加しております。ホーチミンでの感染者数が特に多いようです。
7月22日 | 6164人 |
7月23日 | 7295人 |
7月24日 | 7937人 |
マレーシア
マレーシアでは連日1万人以上の新規感染者数が確認されております。マレーシアで経済活動を厳しく制限していますが、感染者数は減少していな状況です。
7月22日 | 13034人 |
7月23日 | 15573人 |
7月24日 | 15902人 |
近い国でも感染者数の増加状況は様々ですが、基本的には増加の傾向にあるようです。
さいごに
感染者数がこのまま増え続けると病床不足が深刻化してきそうな気がしますので、重症化を避ける意味でもファイザー・モデルナを待たずにアストロゼネカのワクチン接種を行うか悩むところです。