
バンコクの飲食店の規制が緩和
バンコクの飲食店では、現在店内ので飲食は9時まで、店内は25%の座席利用率となっており、なかなか厳しい状況が続いていました。
今回、新型コロナ対策本部が6月21日から規制を緩和する方針を発表しました。
規制の緩和は以下の通りです。
・店内飲食は23時までOK
・座席の利用率50%までOK
いまだに店内飲酒は禁止された状態ですが、営業時間の延長と座席利用率の増加はかなり飲食店によってはいいニュースとなりました。
感染危険度のZone分けも変更
また、21日から感染危険度のZone分けも変更されます。
ダークレッドZone | ||||
バンコク | サムットプラカン | ノンタブリー | パトゥムターニー |
バンコクはまだ感染者数が落ち着いていないので引き続きダークレッドとなります。
レッドZone | ||||
サムットサコン | サラブリ | ソンクラー | チャチュンサオ | |
チョンブリ | トラン | ナコンパトム | ナラティワート | |
パッタニー | ペッチャブリ | ヤラー |
日本人が多く済む、シラチャやパタヤがあるチョンブリ県は引き続きレッドZoneとなります。
今回規制の緩和が発表され、規制の緩和が進んでいますが、まだ感染者数は大幅減とはなっていないので感染対策をしっかり行う日々は続きそうです。
新規陽性者数は減少の流れ?
規制の緩和は進んでいますが、新規陽性者数は減少しているのでしょうか?
6月に入ってからの新規陽性者数を見ていきましょう。
日付 | 新規陽性者数 | |
タイ(人) | バンコク(人) | |
6月1日 | 2,230 | 864 |
6月2日 | 3,440 | 680 |
6月3日 | 3,886 | 995 |
6月4日 | 2,631 | 824 |
6月5日 | 2,817 | 925 |
6月6日 | 2,617 | 675 |
6月7日 | 2,419 | 943 |
6月8日 | 2,662 | 1,098 |
6月9日 | 2,680 | 1,096 |
6月10日 | 2,310 | 788 |
6月11日 | 2,290 | 942 |
6月12日 | 3,277 | 858 |
6月13日 | 2,804 | 924 |
6月14日 | 3,355 | 925 |
6月15日 | 3,000 | 872 |
6月16日 | 2,331 | 807 |
6月17日 | 3,129 | 1,032 |
6月18日 | 3,058 | 867 |
上記の流れを見る限り、感染者数は減少していない状況のようです。
6月17日にはバンコクで1,000人以上増加しておりタイ全国的に見てもあまり減少していないようです。
飲食店やマッサージ店などの閉店もかなり増加している印象なので、経済を考えての規制緩和なのでしょうか。
さいごに
タイ政府としても、国民の生活を守るために規制緩和はやむなしという事なのでしょうか。
ワクチンの接種率は6月17日時点で1回以上の接種が7.5%、2回完了した人が2.8%となっています。
6月1日では1回接種3.7%、2回接種が1.7%と比べるとかなり頑張って接種を進めていると思います。
今後もワクチン接種が進んでくると思いますので、接種率増加による感染数の減少に期待しましょう。