
コロナの変異株何種類あるのか?
コロナの変異株のニュースも多く流れていますが、そもそも変異株が何種類くらいあるのか調べてみたところ、12種類以上に変異していて今後も変異株がどんどん出てきそうな気がしますね。
変異の種類は以下の通りです。
種類 | 内容 | 分岐など |
19A | 武漢で見つかった初期ウイルス | ー |
19B | アジアを中心に流行 | 19Aから分岐 |
20A | ヨーロッパで見つかった変異株 | 19Aから分岐 |
20B | ヨーロッパを中心に流行 | 20Aから分岐 |
20C | 北米を中心に流行 | 20Aから分岐 |
20E | ヨーロッパで流行 | 20Aから分岐 |
20G | アメリカで流行 | 20Cから分岐 |
20H | 「南アフリカ型変異株」 | 20Cから分岐 |
20F | オーストラリアで流行 | 20Bから分岐 |
20D | 南米、アフリカなどで流行 | 20Bから分岐 |
20I | 「イギリス型変異株」 | 20Bから分岐 |
20J | 「ブラジル型変異株」 | 20Bから分岐 |
上記に中で特にWHOが懸念しているとされる変異株が「南アフリカ型変異株」「英国型変異株」「ブラジル型変異株」の3種類のようで、それぞれの特徴をご紹介いたします。
南アフリカ型変異株/20H
「南アフリカ型変異株」は南アフリカで最初に見つかった新型コロナの変異株で、約80の国と地域で感染が確認されているとの事です。
従来型の新型コロナウイルスと比較して感染力は50%高いと言われておりますが、重症化のリスクは変わらないとの事ですが、ワクチンの効果も低いと言われています。
イギリス型変異株/20I
「イギリス型変異株」はイギリスで最初に見つかった新型コロナの変異株で、125以上の国と地域で感染が確認されているとの事です。
従来型の新型コロナウイルスと比較して感染力は36~75%高いと言われており、さらに重症化のリスクも高くなっている可能性があると言われています。
ブラジル型変異株/20J
「ブラジル型変異株」はブラジルで広がった新型コロナの変異株で、40以上の国と地域で感染が確認されているとの事です。
従来型の新型コロナウイルスと比較して1.5~2倍程度感染力が強いとされており、また再感染のリスクも高いとされています。ただ重症化のリスクは従来型とそこまで大きく変わらないようです。
変異の種類について
変異株と言われているものには当然変異の種類があるようで、注目されているのは「E484K」と「N501Y」という2種類の変異のようです。
「E484K」変異
「E484K」変異は南アフリカ型とブラジル型に見られている変異で、特徴として抗体の攻撃から逃れる性質を持つようで、「再感染のリスクの上昇」「ワクチンの効果の減少」などが可能性として考えられるようです。
「N501Y」変異
「N501Y」変異は人の細胞とくっつきやすい点と、体内で増殖しやすいという特徴があるようです。
体内のウイルス量が増えるということは、ウイルスをばらまく量も増加し、感染力が高くなる傾向にあるようです。
さいごに
コロナもすでに1年以上続いており、タイでは状況は1年前と比べても悪化しておりまだまだいつ終わるのか先が見えない状況ですが、ワクチンの接種率が上がってくれば落ち着いてくるのでしょう。
タイやフィリピンの変異株という名前も出てきており今後も変異株が増えてきそうな気がしますね。
ベトナム変異株は最初にインドとイギリスで見つかった、既存の変異株の特徴が組み合わさったと言われており、感染力の強さ特に空中での感染リスクが高いと言われており今後アジアで広がっていくのでしょうか。