
2020年12月23日も感染者増加、バンコクは11人
昨日に引き続き12月23日に発表された数値でも新型コロナの感染者数がかなり増加しました。
海外から入国し隔離検疫中に発見された感染者が7人、その他で39人という結果となりました。
46人の内訳は以下の通りですが、バンコクが11人とかなり多くなっています。
地域 | 人数 |
バンコク | 11 |
チャチュンサオ | 5 |
ナコンパトム | 3 |
カーンペーンペット | 2 |
ターク | 2 |
プラチンブリ | 2 |
アユタヤ | 2 |
サムットプラカン | 2 |
サラブリ | 2 |
ペチャブーン | 1 |
クラビ | 1 |
コンケン | 1 |
ナコンラチャシマ | 1 |
ノンタブリ | 1 |
パトゥンタニ | 1 |
プーケット | 1 |
スパンブリ | 1 |
隔離施設 | 7 |
合計 | 46 |
タイ国内での感染者増加に年末のイベントや旅行という雰囲気ではなくなっていますが、現状はバンコクに関しては渡航の制限は出ていない状況です。
エカマイでも感染者が発見
日本人も多く住んでいるエカマイで働く人物に感染者が確認されたというニュースも流れ、身近な場所でも新型コロナの感染リスクが高まっている事を感じます。
この感染者の場合は、12月11~12日の間クラビに滞在していたとのことで、ちょうど連休を使って旅行をしていたようです。その後体調不良で病院に行くもインフルエンザと診断され、その次の日から職場であるエカマイのLamptitudeやアユタヤの取引先、カンチャナブリなども訪れて、かなりの人と接触していそうです。
12月21日に再度病院に行き入院し、翌日に感染が確認されたとの事です。
インフルエンザという診断の時点で自宅療養か入院していれば良かったのですが、、、
現在、エカマイのLamptitudeは閉鎖しているようです。
早速動き始める自治体も
感染者が増加する現状を受けて、規制をスタートする自治体も増加してきているようです。
現時点では多くはないですが、明日以降増加していく可能性があるので注意が必要です。
サムットソンクラーム
映画館や娯楽施設、ショッピングモールなどの閉鎖といった最初のロックダウン時と同様の制限が行われるようです。食品や医薬品、生活に必要な商品やサービスを提供するお店は営業可能なようですが、飲食店はまたテイクアウトかデリバリーのみの営業になるようです。
アユタヤ
12/29~1月4日までお酒の販売停止の要請を行いました。これは新型コロナではなく年末年始に飲酒運転による事故が増加する事を見越してとのことですが、他の県もロックダウンまでいかない場合でもお酒の販売停止の要請を出す可能性はありそうですね。
スパンブリ(一部地域)
スパンブリに関しては、全域ではなく一部地域の人の移動を制限し、自宅待機を要請しているようです。
政府も対策を検討中
CCSA(Centre for Covid-19 Situation Administration)が新型コロナの突発的発生に関して近日中に発表を行うという情報も流れており、何らかの政府からの発表があるかもしれません。
入国緩和へ向けて動くも先行きは不透明
先日から日本を含む56の国と地域からの入国に関してビザなしでタイへの入国を認める方針を発表し、タイ大使館にもその旨記載されていますが、今後の流れが不透明な現状ではなかなかタイへの旅行を決める事は難しそうですね。
≫日本から観光目的の渡航者は、タイへの入国が可能となりました(在京タイ大使館)
海外からの入国の緩和を見直すという情報もあり、この入国の緩和により本当にタイに入国出来るのか、特別観光ビザの発給ルールは変わらないのかなど色々気になります。
さいごに
現状、バンコクは年末年始のイベントは中止の予定のところが多いですが、県をまたぐ移動に関しては特に制限がないので旅行に関してどうするか悩んでいる人が多いと思います。
特にバンコクが安全という訳ではないので、移動制限か会社からの指示が無ければ個人の自由ということで問題ないと思います。ただ感染し場合には今回のエカマイのお店のように即時閉鎖となるリスクもあるので、一応会社に報告し、了承だけ貰っておいた方が良いように思います。
田舎に帰る予定だったタイ人の方に話を聞くと、バンコクの感染者が増加しているので帰るのを辞めた、帰ってこないでと言われたという人も多かったです。
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