8月から観光客受け入れ開始?コロナ封じ込めは成功したが、厳しい状況が続く。

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8月から観光客も受け入れ開始の予定

タイの観光客の受け入れが8月から開始されると、スポーツ省の大臣が発表したと報道されていますね。開始直後は1日に1000人を上限として、渡航先もチェンマイ・パタヤ・サムイ島・クラビ・プーケットなどの一部の地域でパッケージツアー限定の予定との事です。

名前が挙がっている地域は観光での収入が多い地域だと思うので、良い取り組みではないでしょうか。

尚、上記の取り組みはトラベルバブルという結びつきの強い近隣国で協定を結んだ国が対象として、14日間の隔離期間が不要という取組ですが、日本は入れるのでしょうか?

日本の最近の感染者の状況

7月4日の日本の感染者数は274人とかなり多く、東京都で131人の感染者が確認されるなど、感染者数は全く減っていない状況です。東京は緊急事態宣言解除後最多の新規感染者数となり、全く封じ込めていない印象ですね。

この状況でトラベルバブルの取り組みに入るには国家間の交渉でかなり頑張らないといけないですね。

アジアは欧米と比べると死者数が少ない傾向

札幌医大 フロンティア研 ゲノム医学科の発表した国別の新型コロナウイルス感染症での死者数が欧米とアジアで大きな違いがあるという結果が興味深かったのでご紹介します。

まずは、以下が欧米の数字です。

人口100万人あたりの新型コロナウイルス感染症死者数
国名 人数(人)
ベルギー 839
イギリス 635
スペイン 606
イタリア 573
スウェーデン 516
フランス 456
アメリカ 369
ブラジル 253
イラン 229
ドイツ 107

次にアジアの数字です。

人口100万人あたりの新型コロナウイルス感染症死者数
国名 人数(人)
フィリピン 11
インド 10.8
バングラディシュ 9.6
インドネシア 9.4
日本 7.7
韓国 5.5
マレーシア 3.7
中国 3.2
タイ 0.8
台湾 0.3

上記の通り、欧米の数値と比べるとかなりの差がありますね。特にタイと台湾は死者数もそうですが、感染者も少なく封じ込めに成功したことが大きく数字に影響を与えてそうですね。

日本もここまで数値が低いのは驚きでしたが、ここまで地域差があると何か関連性がありそうですね。

経済的な理由での自殺者が増えるタイ

先程、ご紹介した通りタイは封じ込めに成功したこともあり、感染者も死者数も少なくなっています。一方でタイは自殺率が東南アジアで見ると悪い数値なのですが、特に4月はコロナを悲観したり、経済的な理由での自殺が多かった印象です。

2019年のタイの人口100万あたりの自殺者数は約144人と、上記のコロナの数字と比較すると圧倒的に多いです。これ以上、国境を閉じていると経済格差や貧困を理由とした自殺も増加する可能性があるでしょう。

当然、コロナの封じ込めは重要ですが、難しい選択を迫られていますね。

観光業は2Qの景状感数値は急落

5月10~25 日に観光業770 社を対象に実施された調査結果で景状感数値が12というかなり低い数値になりました。多くの観光関連の会社が景気が悪いと感じており、特に「旅行会社」や「テーマパーク」、「スパ」はかなり厳しい状況のようです。

上記の全ては現状営業を再開していますが、やはり観光客が戻ってくるまでは完全に復活する事は難しく、タイ観光協議会は今年の観光収入は2019年の20%程度の5,000 億THBを下回る予測を発表しております。

タイの観光業の従事者は400 万人以上いると言われておりますが、その半数以上が失業の危機と隣り合わせの状況です。

もちろん観光業以外も大きなダメージを負っており、カシコン銀行が実施した調査によると、バンコク首都圏の失業率は9.6%と非常に高く、その半数以上はコロナウイルスが原因との事です。

さいごに

コロナの封じ込めは上手く行っていますが、経済的にかなり大きなダメージを負ってしまいましたが、ここまで上手く封じ込められているタイと台湾には是非、トラベルバブルの取り組みの交渉を有利に進めてもらいたいと思います。

日本はタイのように夜間外出禁止や、営業禁止など強制出来ないので難しそうですが、もう少し感染者数を抑えられるように頑張って欲しいと思います。

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