iPhone SE (第3世代)は買いなの?
先日発表されて、タイ国内でも販売されている„iPhone SE (第3世代)”ですが、見た目がiPhone8やiPhone SE (第2世代)とあまり変わらない事から、少し購入を悩んでいるという人も多いようです。
今回発表されたiPhone SE (第3世代)はお買い得端末なのでしょうか?
iPhone SE (第3世代)の特徴や機能などを見ていこうと思います。
iPhone SE (第3世代)って実際どうなの?
個人的にiPhone SE (第3世代)が発表された時の率直な感想は、外見は変わらない物の中身はかなりiPhone SE 第2世代からは進化したな!という感じでした。
今までのiPhone SE シリーズというと、「お手頃価格でiPhoneが持てる」「最新機能はないけど低価格」と低価格が故のお手軽さを推しているスマホという印象でした。
当然今回のiPhone SE もiPhoneシリーズの中ではお手頃価格で、ミドルレンジのAndroidスマホと価格は変わらない物になっています。ただ、搭載されている「チップセットは最新」、「低価格で5G対応」この価格帯で「eSIMに対応」といった機能も細心の物が搭載されており、今までのiPhone SEの中でもかなりコスパの良いスマホだと感じています。
とはいっても、「カメラはシングル」「MagSafe非対応」「LiDARセンサー非搭載」など最新のiPhone13 Pro MAXと比較すると搭載されていない機能があるのは事実で、最新のスマホを使いたいという人には向いていないでしょう。
✓ コスパの良いスマホを長く使いたい人にオススメ!
iPhone SE (第3世代)はどういった人にオススメかというと、コスパの良いスマホを長く使いたいという人にオススメです。先ほども書きましたが、今後のスマホに必要な「5G」「eSIM」という機能が搭載されているので、あと数年は問題なく使えるでしょう。
また、AppleはAndroidと比べてもOSのサポート期間が長いので、社用スマホなど長く使う必要があるという人にも問題なくおススメ出来ます。
尖った魅力はないが長く付き合えるスマホ
iPhone SE 第3世代は最新スマホなどに搭載されている尖った機能は付いていないが、長く使うために今後を見越した機能が十分に搭載されています!
簡単にその内容をご紹介します。
5G通信に対応
iPhone SE 第3世代は5G通信(Sub-6)に対応しており、タイ国内でも問題なく5Gで通信を行うことが出来ます。5Gでの通信はタイ国内ではまだ人口カバー率2~30%程度との事ですが、この2年間でかなり使える範囲やスピードも改善されています。
今後、数年は5G通信が使えれば通信速度の問題を抱える事もないので、iPhone SE 第3世代が5G通信利用可能というのはiPhone SE と長く付き合える理由の1つです。
eSIMに対応
最近のAppleのスマホやタブレットには基本的にeSIM対応となっています。一方でAndroidスマホでeSIM対応のスマホはそれぞれのメーカーのハイエンド機種に搭載されるくらいです。
現状はそこまでeSIM対応している事へのメリットは少ないですが、タイでも日本でも大手キャリアはeSIMでのSIMカード提供を開始しているという点を見ても、今後このeSIMが主流になってくる可能性は十分あります。
そう考えると長い目で見るとeSIM対応スマホを持っているという事は、いつかメリットを感じられる可能性が高いと思います。
Appleの最新チップセット搭載
チップセットの性能はスマホの寿命を決める上でかなり重要なポイントですが、iPhone SE 第3世代にはAppleの最新のチップセット「A15 Bionic」が搭載されています。
「A13 Bionic」でも問題はないのですが、この価格で最新のチップセットを搭載してくれたのはかなり嬉しいポイントです。
スマホを「実用的な状態」で「長く」使い続けたいと考えている人にとってはかなりメリットが大きいポイントと言えます。
IP67の防水防塵性能で安心!
10年くらい前のスマホと言えば、システムの不具合や、突然電源が入らなくなるなどの故障がかなり多かったという印象を持っている人も多いと思いますが、最近はこれらの故障はかなり少なくなりました。
最近のスマホの故障と言えば、「液晶破損」「バッテリーの劣化」「水没」の3つのうちのどれかという印象です。「液晶破損」に関しては強化ガラスの液晶保護フィルムや衝撃を吸収するケースを付ける事で防ぐことが出来ますし、「バッテリーの劣化」に関してはApple正規の修理サービスを利用しても価格は安く、すぐに終わらせたい場合にもiPhoneに関しては街中でも交換できるお店がかなり多いです。
そして、一番問題な水没に関しては、「IP67の防水防塵性能」がiPhone SE 第3世代にはあるので、よほど変な使い方をしない限り問題ありません。Androdスマホでこの価格帯で防水性能が付いているスマホもなくはないですが、かなり選択肢は限られてくるので、この価格帯でのIP67の防水防塵性能はこのスマホの魅力の大きなポイントです。
単純なコスパで言うと、Androidスマホの方が良いかも?
iPhone SE 第3世代はお手頃価格のiPhoneが欲しいユーザーからすると、かなり魅力的なスマホであることは間違いないですし、長く使えるスマホというのは間違いないのですが、それでもAndroidスマホと性能面でコスパ勝負をすればiPhone SE 第3世代より優れているAndroidスマホを見つける事はかなり簡単です。
タイでのiPhone SE 第3世代の販売価格は15,900THBです。
このくらいの金額を出せば、カメラ瀬能が圧倒的に優れ、チップも細心のチップを搭載しているスマホを見つけることが出来ます。
以前、違うブログ記事でも書いたのですが、個人的には2年に1回程度1万バーツ程度のスマホを機種変更し続けるのが、性能面や機能面でも一番良いと思います。
こういったポイントを考慮すると、iPhoneじゃないと無理という理由がない場合にはiPhone SE 第3世代以外にも何か良いスマホが無いか1万バーツ程度のスマホをチェックしてみると良いでしょう。
ただ、その価格帯でIP67の防水防塵性能が付いているAndroidスマホを見つけるのは難しいかもしれません。
さいごに
最後にAndroidスマホの方がコスパが良いとお伝えしましたが、この価格帯でこのスペックであれば別に悪くはないと思います。特にこの価格帯でeSIMが付いているのは海外生活をしている人にとってはかなり便利に使えると思います!
iPhone SE 第2世代より前のスマホを使っている人なんかは機種変更をするとかなりスマホが快適になるのは間違いありません。自分の今使っているスマホの状況などを考えて、iPhone SE 第3世代を購入するかを検討するのがおススメです。